最端製図(二級建築士試験通信講座)kannaのブログ

2018/11/20(火)15:03

防火戸

プチ建築話(201)

防火戸には、常時閉鎖型と随時閉鎖型があります。 簡単に言うと、 普段は閉まった状態になっているか、 普段は開いていて非常時に閉まるようになっているかです。 普段通行しないところは、常に閉まった状態にしていても問題ないですが、 よく通るところに防火戸がある場合は、 開閉の動作が面倒なので、通常は開けた状態にしておくんですね。 ビルや商業施設の避難階段などあまり人が通らないところは 常時閉鎖式が使われているところが多いです。 お客さんがよく使う階段で、竪穴区画が必要なところは 普段はオープンにしておいて、非常時はシャッターが降りるようになっています。 避難する時は、端に設けられている防火戸をくぐって階段室に入ります。 (避難階の場合は、階段室から外へ出ます) 住宅など普段通るところは、(竪穴区画の階段部分) 随時閉鎖式が用いられる場合が多いですね。 この写真は随時閉鎖式 普段はこのようにオープンになっています。 kanna 

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る