THE DOORSの『THE DOORS』です。
ドアーズ(The Doors)はアメリカのロックバンドです。ジム・モリスン(リード・ボーカル)、レイ・マンザレク(オルガン、キーボード)、ロビー・クリーガー(ギター)およびジョン・デンスモア(ドラム)の四人で1965年から1970年代初めまで活動しておりました。
レコーディング・プロデューサーであるポール・A・ロスチャイルドによってドアーズはエレクトラ・レコードと1966年に契約いたします。それはロスチャイルドおよびエンジニアのブルース・ボトニックとの長く成功したパートナーシップの始まりでした。10分にも及ぶ大作“The End”を含むこのデビューアルバム『THE DOORS』は1967年1月にリリースされます。アルバムは数日間で収録され、ほとんどの曲は第一テイクが採用されました。モリスンとマンザレクは第一弾シングル“Break on Through (To The Other Side)”用のプロモーション・フィルムを監督し、それはミュージック・プロモーションの重要な布石となりました。“Break on Through (To The Other Side)”では曲中の“She gets high,”という歌詞がドラッグの影響を表す物として放送禁止になることを恐れたエレクトラが、“high”の部分を消してリリースし、長らくその部分を聞くことができなかったのですが、後にリリースされたリマスター盤では聞くことができるようになりました。
アルバムはセンセーションを引き起こし、第二弾シングル“LIGHT MY FIRE”(ハートに火をつけて)は大きなヒットとなります。バンドはジェファーソン・エアプレインやグレイトフル・デッドと並び1967年におけるアメリカのトップ・バンドの一つとなっていきます。モリスンはそのルックスと、身体ラインを浮き立たせる革パンツでのステージ・パフォーマンスで当時のポップ界におけるセックスシンボルの一人となりますが、彼はスターとしての地位の中でフラストレーションを感じるようになっていきます。
そして、ドアーズのライブ・ステージは挑戦的であり、反抗的だという評判が次第に広がっていくようになります。1967年のエド・サリヴァン・ショウ出演時、CBSの担当者は“LIGHT MY FIRE”(ハートに火をつけて)の歌詞の一節、“Girl we couldn't get much higher” を、ドラッグを想起させるとして “Girl we couldn't get much better” と変えて歌うように要求いたします。ところが、モリスンはオリジナルの歌詞を意図的にそのまま歌い、生放送の番組でそのまま放送されました。エド・サリヴァンは非常に怒り、彼らとの握手を拒絶し、ドアーズはその後番組に招かれることはありませんでした。その出来事のあとのモリスンの有名な台詞が以下のようなものでした。
『もう、エド・サリヴァン・ショウは卒業したよ・・・』
当時のエド・サリヴァン・ショウはゴールデンタイムでの放送で高視聴率でもあり、アメリカ国民の模範的ワイドショーであったため、当時の歌詞に対してはずいぶん過敏であったようです。ドアーズの例ももちろんそうですが、他に有名な例でいくと、ザ・ローリング・ストーンズの『LET’S SPEND THE NIGHT TOGETHER』が検閲に引っかかり、『LET’S SPEND THE TIME TOGETHER』に替えられ、放映時にはメンバーおよびミック・ジャガーが怒りの表情で演奏しております。
『L.A.ウーマン』録音後の1971年にモリスンは休養することを決め、ガールフレンドのパメラ・カースンとパリへ渡ります。モリスンは1971年7月3日にパリのアパートで不可解な状況で死亡しました。モリスンはペール・ラシェーズ墓地に埋葬されたが、埋葬の前に検死が行われていなかったことがその後明らかになりました。彼の死は恐らくヘロインの過剰摂取によるものであると考えられています。
モリスンの死後もドアーズの残りのメンバーは活動を継続いたしました。当初は新たなヴォーカリストの採用を考えたが、結局クリーガーとマンザレクがヴォーカルを担当し、『アザー・ヴォイセズ』と『フル・サークル』の2枚のアルバムを発表します。両アルバムは商業的に失敗し、モリスン抜きではドアーズたり得ないことを証明する結果に終わり、『フル・サークル』発表後バンドは解散いたします。
THE DOORS / THE DOORS
1. Break on Through (To the Other Side)
2. Soul Kitchen
3. Crystal Ship
4. Twentieth Century Fox
5. Alabama Song (Whisky Bar)
6. Light My Fire
7. Back Door Man
8. I Looked at You
9. End of the Night
10. Take It as It Comes
11. The End
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