2008/01/13(日)17:56
吐きたいほど愛してる。 新堂冬樹/著 新潮社
新堂冬樹の『吐きたいほど愛してる。』です。
新堂冬樹の短編集です。作品の先が読めないものもあり、最後までどきどきさせてくれます。
新堂冬樹慣れしていない人が、この作品を読むと、確実に“やられる”かもしれません・・・“やられる”・・・もう少し具体的に言うと、“気分が悪くなる”ということです。それでも『過激な愛』を見てみたい場合は、この本を手にとると良いかもしれません。
短編なので、結構早く読めてしまいます。
迷惑な妄想逆ギレ男が、夫の帰りを正座して待つ壊れた妻が、生き地獄を味わう可憐な美少女が、虐待される寝たきり老人が、自己の中心で愛を叫ぶ!勝手気ままに狼藉の限りを尽くす面々をあなたは愛せるか!エンターテインメントの旗手・新堂冬樹が「ここまで書くか!」とばかりに練り上げた、強烈すぎるキャラクターと刺激的なストーリー。<内容紹介より> Novels♪リンク