SAIZO'S WORLD

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  薬師寺涼子の怪奇事件簿８　垣野内成美　画 ／田中芳樹 原作　マガジンZKC

  田中芳樹原作・垣野内成美画の『薬師寺涼子の怪奇事件簿８』です。第８巻目は、小説版『黒蜘蛛島（ブラック・スパイダー・アイランド）』のコミック版です。舞台はカナダ。海外を舞台にしたシリーズの第二作目です。相変わらず、キャラたちが生き生きと活躍している感じです。この作品では、お涼と泉田警部補がラブラブな感じで描かれているような・・・いつものようにもう少し泉田が振り回されてもいいような・・・まぁ、この辺は好みでしょうか。カナダ・バンクーバーで日本人男女の変死体が発見された。とある理由で捜査をかってでたのが、魔女王・薬師寺涼子。泉田準一郎警部補とともにバンクーバーに乗り込んだ涼子は、捜査に非協力な総領事にお仕置きを実行し…。＜内容紹介より＞comics♪リンク

  2007.08.25

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  黒い太陽 新藤冬樹／著　祥伝社

  新藤冬樹の『黒い太陽』です。新藤冬樹の作品はどの作品にもエグイものが入っており、妙な魅力があります。この作品もそのうちのひとつです。風俗業界に激震！「ここまで書かれると商売がやりにくい！」新宿歌舞伎町のキャバクラ店長も絶句したリアリティカネと女、欲望と野心、虚と実が絡み合った夜のサンクチュアリキャバクラ、そこはたった一人の勝者しか存在しない場所――三兆円産業の頂点に君臨する風俗王を目指した男の見たものとは!?新田たつお氏（『静かなるドン』作者・漫画家）驚嘆！うすうす、こういう世界かと思っていたがここまでリアルな現実に打ちのめされた。もうキャバクラには行けない……。『静かなるドン』作者・漫画家　新田たつおもっとも知りたかった業界の裏側。新堂作品の中でも最高に読み応えある一冊。私はコミック化を即決した。『週刊漫画サンデー』編集部　篠田　剛池袋のキャバクラ「ミントキャンディ」に勤める新人黒服の立花篤（たちばなあつし）。彼は父の入院費用を稼（かせ）ぐため、嫌悪（けんお）する水商売に身を投じていた。店での救いはナンバー1キャスト千鶴（ちづる）の存在。立花が密（ひそ）かに想いを寄せる千鶴もまた、家庭の事情で夜の住人となっていた。勝ち気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂（とうどう）観光社長・藤堂猛（たけし）からその才を見込まれ、幹部研修の系列店で辣腕（らつわん）ホール長の長瀬と出会う。若きカリスマ・ホール長の天才的な手腕に刺激を受けた立花は、その世界の魅力に取り憑（つ）かれていく。やがて、最年少ホール長に抜擢（ばってき）、自ら店を仕切り始めるが、同僚からの執拗（しつよう）な嫌がらせに遭う。夜の世界に染まっていく立花から千鶴までもが離れ、失意のうちに退店。頂点を目指し、風俗王の椅子（いす）を藤堂から奪うべく渋谷（しぶや）にキャバクラを立ち上げるが……。ヤミ金融、新興宗教、復讐代行屋――裏社会の実態をあますところなく描破してきたエンタメ界の鬼才・新堂冬樹が風俗産業の闇に挑んだ傑作サスペンス！＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.24

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  ウルフガイ（1）狼の紋章 泉谷あゆみ／画　平井和正／著 ヤングチャンピオンコミックス

  平井和正原作・泉谷あゆみ画の『ウルフガイ（狼の紋章）』です。ウルフガイシリーズは平井和正の代表作のひとつであり、大きく分けると３つのシリーズがあります。少年犬神明を主人公とする『少年ウルフガイシリーズ』、青年犬神明を主人公とする『アダルトウルフガイシリーズ』、少女犬神メイを主人公とする『月光魔術團（ニューウルフガイシリーズ）シリーズ』です。その中でも『少年ウルフガイシリーズ』のファンは多く、一時期中断をしたものの再開し、大河小説のごとく完結いたしました。その少年ウルフガイシリーズで人気のきっかけを作ったのが、第一作目の『狼の紋章』です。この作品は、短編『悪徳学園』をプロトタイプに、長編小説として再び書かれたものです。当時の表現でいくと、“ＳＦとバイオレンスが融合した作品”と言われております。現在だと、伝奇小説というジャンルになるかと思います。名作人気小説「ウルフガイ・シリーズ」より『狼の紋章』を完全コミック化!!　現代に生きる、野獣の精気を発する少年・犬神明の物語。残酷で凶暴な壮絶バイオレンスアクション!!　＜内容紹介より＞comics♪リンク

  2007.08.23

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  原罪の大聖堂（カテドラル） 浅田靖丸／著　KAPPA NOVELS

  浅田靖丸の『原罪の大聖堂（カテドラル）』です。前作から一年と少し、浅田靖丸の第二作『原罪の大聖堂（カテドラル）』です。この作品では、京都府警警部補、松川秀樹氏が主人公を担っております。一応、前作『幻神伝』の続きではありますが、独立した物語でもあります。外伝と呼ぶには本編に近く、続編と呼ぶには遠い、そんな位置かと思います。松川という人物が、どのような業（ごう）を背負い、どのような人生を生きてきたのか、是非その目で確かめてください、と筆者のことばにはあります。強奪された二つの聖遺物が、京都府警の刑事・松川に刻み込まれた過去を抉り出す。聖骸布を強奪したキャミーユ・ドゥ・クラヴィエと、スダリオンを盗み出した薪葉譲、二人の異能力者が日本で合流しているという。目的は不明。時期を同じくして京都を謎の電波障害が襲う。これは二人の異能力者の仕業なのか！？二人を追う松川は、絶対的に崇拝していた師、ミケーレ・カルロ・ベルトルッチと再会する。それは自身の咎との再会でもあった。「春海霊障相談所」所長の勘解由小路春海、探偵の賢成天志朗と共に、キャミーユ、薪葉と対決する松川の脳裏に、５年前に起こしてしまった、“悲劇”の記憶が甦る…。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.22

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  Sinker 沈むもの　平山夢明／著　Tokuma　novels

  平山夢明の『ＳＩＮＫＥＲ　沈むもの』です。平山夢明氏の初長編サイコホラー小説です。徳間書店・徳間ノベルスとして刊行されました。「羊たちの沈黙」などのレクターシリーズを想起させます。物語の冒頭からサイコな部分がはっきりと現れます。そして、三人の幼女誘拐殺人。その上、死体への陵辱。連続殺人犯の異常性。それを追う側の歪。本格サイコホラーの名に恥じない凄まじいまでの狂気を展開いたします。一気に読むには重過ぎる感じがあります・・・。三件の幼女誘拐殺人が起きた。ある被害者の死体は〈並べられて〉いた。残忍な手口から、他の二件も同一犯による連続殺人の可能性が高い。キタガミ警部は事件解明のため、超能力者に協力を依頼する…。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.21

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  ミクロアクションシリーズ ML-SP02 ルパン三世40周年記念限定 不二子VSミクロレディセット （タカラトミー） 07年11月29日入荷予定

  タカラトミーの『ミクロアクションシリーズ ML-SP02 ルパン三世40周年記念限定 不二子VSミクロレディセット』です。どうやら、ルパン三世とミクロマンのコラボ企画のようです。ルパン三世と峰不二子がミクロマン化されてフィギュアとして発売されます。画像を見たら、予約したくなってしまいました。(^^ゞ最近のミクロマンは相当精度が高まっており、本体のプロポーションが向上はもちろんのこと、ビスも極力目立たないようにする工夫がされております。過去の商品でビス止めのものを見ると、あぁ・・・やっぱりミクロマンだ、という感じがしていたのですが、また一歩本格フィギュアに近づいている感じです。あの伝説の大泥棒がついにミクロマンとコラボレーション！？「ルパンVSミクロマン」！？ルパン三世とミクロマン版オリジナルルパンのセット商品です！約10cmも小さなボディでありながらありとあらゆるポーズが楽しめる人気のミクロマン2007。精密でコレクタブルなキャラクターフィギュアとして定評のミクロアクションシリーズに新たなラインナップが加わりました。生誕40年、今なお新シリーズが登場する人気作品「ルパン三世」シリーズ。32箇所可動の新開発ボディをベースに人気の赤ジャケット姿のルパン三世と全身金メッキのミクロマン版オリジナルルパンがセットで登場！それぞれ専用武器を用意。様々な形態で飾れる専用ディスプレイスタンド付属。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.20

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  小説こちら葛飾区亀有公園前派出所 大沢在昌 ／秋本治 他／著　集英社

  大沢在昌 ／秋本治 他の『小説こちら葛飾区亀有公園前派出所』です。５月の発売当初に某ブログでこの本の存在を知り、気にかけていたのですが・・・買うタイミングを逃しておりました。そして・・・先日、ブッ○・オフで見つけてしまい、買いました。タイトルの通り、小説版の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』です。７人の作家で書かれる「こち亀」ですので、さまざまな「こち亀」が書かれております。新宿鮫やＩＷＧＰとの競演もそれはそれで面白いのですが、個人的には東野圭吾が書いた最終話が「こち亀」の両さんらしくて好みです。＜超人気作家７人が「こち亀」小説化!!＞「こち亀」３０周年＆「日本推理作家協会」６０周年を記念して、史上空前の超豪華企画完成!!国民的マンガ“こち亀”の世界を、日本推理作家協会のそうそうたる人気作家７人が料理！『新宿鮫』の鮫島警部や『池袋ウエストゲートパーク』のマコトと両さんが共演だ！第一話　幼な馴染み　作：大沢在昌“新宿鮫”との競演が実現!!第二話　池袋⇔亀有エクスプレス　作：石田衣良夢のコラボ第２弾は人気シリーズ“ＩＷＧＰ”のマコトと競演!!第三話　キング・タイガー　作：今野敏マニアも喜ぶネタで両さんを狙い打ち！第四話　一杯の賭け蕎麦-花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇す-作：柴田よしき両さんとの手合わせに応じるのは、あの、保育士探偵!?第五話　ぬらりひょんの褌　作：京極夏彦思い出の町・中野を訪れた大原部長、大学時代にぼろアパートで遭遇した怪異な事件の記憶がよみがえり…!?第六話　決闘、二対三！の巻　作：逢坂剛日本推理作家協会前理事長が、「御茶ノ水警察署」シリーズで両さんワールドに殴り込み!!最終話　目指せ乱歩賞！　作：東野圭吾最後のバトンタッチを受けた直木賞作家が禁断の文壇ネタでオチを飾る!!＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.19

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  蛇神伝　浅田靖丸／著　KAPPA NOVELS

  浅田靖丸の『蛇神伝』です。幻神伝シリーズの第三作目です。今作では、勘解由小路春海らが伝説にして異形の一族に真っ向から闘いを挑むというストーリーになっており、前二作にも増して、アクションが満載、ウンチクが満載のど真ん中直球の伝奇小説になっております。幻神伝同様、面白いです。夢枕・菊地ファンにとっては好みな内容です。深夜、探偵・賢成天志朗が出会った少女は、かつて不老不死の霊薬を求めて日本に上陸した徐福の血をひく、己貴一族の末裔だった！彼女・神奈備みもりが暮らす結界の村では、分家の長老衆と呼ばれる四人がクーデターを画策し、父である現宗主・竜仁が窮地に追い込まれているという。隙をつかれて長老衆にみもりを強奪された天志朗は、旧友である勘解由小路晴海、高野山の少年僧・慈舜、刑事・松川秀樹とともに己貴村へ向かう。晴海たち異能者と、獣化した己貴の長老たち。限界を超えた闘いの果てに待つ運命は！？“不死”の伝説と圧倒的な戦闘力。半人半獣と化した異形の一族に、異能者たちが挑む。書下ろし長編伝奇小説。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.18

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  嵐を呼ぶ整形魔人 たたかう！ニュースキャスター3 夏見正隆／著　ソノラマノベルス

  夏見正隆の『嵐を呼ぶ整形魔人 たたかう！ニュースキャスター3』です。橋本克則が知人に引っ張られて行った宴席で見かけたのが栗原秋美という女性です。ＮＨＫに入って報道の現場で働く記者です。希望に燃えて転職したその場所なのですが、秋美はままならない日常に膿んでいます。客観報道という名目の事なかれ報道。中立を騙った責任逃れ。ギャップに苦しみながらも掴んだチャンスを踏み台に、ニューヨークでキャスターになるんだという夢に向かって我慢を続けています。そんなストイックな美貌を一目見て、克則は彼女こそが“スーパーガール”であると確信いたします。そして恋心をうち明けます。隣りには克則のかつての恋人・桜庭よしみがいるにもかかわらず・・・“スーパーガール”への恋を最優先に、克則はよしみを友達としか認識しないようになってしまいます。けれどもよしみの方は、克則への恋心を失ってはおりません・・・桜庭よしみ（２４歳）は富士桜テレビの看板ニュース番組“熱血ニューズ”のレポーターで、しかも正義のスーパーガール。今日も生中継の直前に殺人事件を阻止した彼女は、マッハを超える飛行で本番用の服を台無しにしてしまう。オンエアまで三〇秒と迫った時、彼女の目に高層ホテルの屋上にある温水プールが飛び込んでくる…。果たして、よしみは本番に間に合うのか―！？社会人スーパーガールの悲喜交々を描いた人気シリーズ第三弾。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.17

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  B型暗殺教団事件 たたかう！ニュースキャスター2 夏見正隆／著　ソノラマノベルス

  夏見正隆の『B型暗殺教団事件 たたかう！ニュースキャスター2』です。富士桜テレビの「熱血ニューズ」でお天気キャスターをつとめる桜庭よしみは、実は宇宙人と同化したためにスーパーガールとなって人々を守るという裏の姿をもっています。しかし、せっかく念願のニュースキャスターとなれるチャンスがあっても、大事件のたびに人名救助を優先させなければならないため、番組をすっぽかしてしまうはめに陥ります。東京アクアラインで大型船が高速道に激突するという惨事に〈正義の味方〉としてかけつけたために、彼女は今回もやっとのことで手にしたレギュラーを外されてしまいます。自己現場にいた謎の女性の命を救ったよしみだったが、実はその女性は国土交通省の若き官僚であった。「熱血ニューズ」のスタッフとともに国土交通省に突撃取材にいったよしみは、機密事項を隠そうとする官僚たちに追われる身となります。一方、「Ｂ型暗殺教団」を名乗る愉快犯たちが町で迷惑をかける者に攻撃を仕掛けるという事件が起こっていました。官僚たちはこの愉快犯を利用して高速道路民営化の中心となっている委員を暗殺しようとします。国土交通省直属の〈掃除屋〉に捕まったよしみは、巨悪の陰謀を叩きつぶすことができるのか……。桜庭よしみ（２４歳）は富士桜テレビの看板ニュース番組「熱血ニーズ」のお天気キャスターで、その上、正義のスーパーガール。ただ報道番組で働くことは昔からの夢だったのに対し、スーパーガールは成りゆきでやっているにすぎなかった。今日も生放送の本番直前に東京湾アクアラインで大事故が発生し、よしみの耳が人々の悲鳴を捉えてしまう。番組に穴を空けてまで「出動」すればクビは確実という状況で、生活のかかった「正義の味方」は―。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.16

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  たたかう！ニュースキャスター 夏見正隆／著　ソノラマノベルス

  夏見正隆の『たたかう！ニュースキャスター』です。主人公桜庭よしみはタイトルがあらわすようにまさしく『戦うニュースキャスター』です。恋人の俳優と内緒でいったスキー場で遭難しかかった時、密会がバレるのがいやだという想いでひとり決然と山を降りて助けを呼びに行こうとして崖から落ち、死に目に遭います。その時、そこに現れたボランティアとして宇宙の平和を護りにやって来たイグニスという名の銀色の猫娘と融合し、無敵の力を得て、正真正銘の『スーパーガール』となります。飛べばビルよりも富士山よりも高く、走れば音速なんて楽に超え、撃たれても弾なんてはじきかえし持てば飛行機だってらくらくとふりまわす能力を持った桜庭よしみにとって、遠くで鳴る撃鉄の音を聞くことだって、中継中の支店の前から支店の中へと移動して犯人をこらしめることだってちょちょいのちょいです・・・しかし・・・桜庭よしみ（２３歳）はニュースキャスターになるために中学の頃から猛勉強し、大学では体育会に入り、帝国テレビに入社してからは早朝のお天気お姉さんを一年間やり抜いて、とうとう報道局のレポーターになった。そんな真面目なよしみなのに、事件現場に出かけると必ず姿をくらまして中継に穴を空け、その間に事件は謎の解決を遂げている―そう、実はよしみの正体は、人知れず事件を解決してしまう正義のスーパーガールだったのだ。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.15

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  幻神伝　浅田靖丸／著　光文社KAPPA NOVELS

  浅田靖丸の『幻神伝』です。物語は春海霊障相談所へ「鬼になってしまった兄を探してほしい」という少年が訪ねてくるところから始まります。このことは、京都の山中で発見された皮を剥がれた死体や市街地に出没する鬼と何か関係があるのか？相談所の所長である勘解由小路春海は、刑事の松川、高野山の少年僧・慈瞬らと共に鬼の謎を探りはじめます。どうやら鬼の出没の裏には世界観をひっくり返そうとする謎の集団の不気味な儀式が進められています・・・登場するキャラは、菊地・夢枕好きには非常に馴染みやすい連中ばかりです。“霊障相談所”を開業する勘解由小路春海の許を、“鬼”と化した兄を探してほしいという少年が訪れる。時を同じくして山中で発見された異常な変死体、京都市街で次々に人を襲う“鬼”…。“パラダイム・ガーディアン”春海、高野山の少年僧にして格闘の天才・慈瞬、謎の使命を帯びた刑事・松川の３人は、世界の在り様を一変させる反転的崩壊を目論む一派との対決に臨む！異能者たちの、世界の行方をかけた戦いの結末は？圧倒的スケールで描く伝奇小説の王道。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.14

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• 暑いです・・・(;´д｀)ゞ !!

  暑いですねぇ・・・ε-(´ｏ｀;Aここ札幌が沖縄より暑いなんて・・・木曜くらいまで暑さが続くようですねぇ・・・

  2007.08.13

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  夏の魔術 ふくやまけいこ ／画　田中芳樹／著　講談社シリウスKC

  ふくやまけいこ・田中芳樹の『夏の魔術』上下巻です。この作品は『夏の魔術』シリーズと言われるシリーズの第一作目の作品をコミック化したものです。いわゆるゴシック・ホラーで、原作は１９８８年に刊行されました。そして１９９０年に刊行されたのが、第二作目の『窓辺には夜の歌』です。そして第三作目の『白い迷宮』は１９９４年に刊行されました。その後、続編が書かれることがなく、２０００年から２００１年にかけて三作品が全て加筆修正の上、再出版されました。しかも版元が徳間書店から講談社に変更されました。（薬師寺涼子のせいか・・・）もしかして完結編が出る布石なのだろうと思っていたところ、さらに待つこと一年。２００２年に第四作目の『春の魔術』が刊行されました。この間、１４年ですよっ、１４年っ！！（田中芳樹作品では、最近はあまり珍しいことではなくなりましたが・・・あぁ・・・創竜伝も・・・アルスラーンも・・・）現実の世界であれば、登場人物の小学６年生の“来夢”は２６歳、大学１年生の耕平は３３歳・・・とこんな感じになるのですがそこは小説、小学６年生と大学１年生のコンビは変わらずです。また、イラストもふくやまけいこさんで変わらずです。（アップフェルラント物語もふくやまさんでした。）夏の終わりに目的地のない旅に出ようとした大学生能戸耕平は、無人駅で1人の少女と出会う。来夢（らいむ）という名の少女と耕平の前に現れる、邪悪な気配を放つ汽車。彼らに「日本怪奇幻想文学館館長」という名刺を差し出した男は歪んだ世界への案内人なのか？汽車の目的地に聳え立つ奇怪な館では、何が待ち受ける？＜新書カバーより＞ comics♪リンク

  2007.08.12

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  堕ちたイカロス　藤木稟／著　Kappa novels

  藤木稟の『堕ちたイカロス』です。朱雀十夜・十八シリーズの題２作目の「堕ちたイカロス」です。今回も近未来舞台のミステリーです。眉目秀麗な双子が刑事のいとこの女の子を助けて、事件の解決を図っていくという内容なのですが、最終的に特殊能力をもった双子がおいしいところを持っていきます。前作と同様に、内容は面白いのですが・・・おどろおどろしさは薄い感じです。藤木稟作品はおどろおどろしさがあった方が、雰囲気にあっていていいような気がしますけどね・・・ある天才ギャンブラーの遺言状に、遺産を相続する権利を有する女性５人がギャンブルの勝負を行い、勝ち残ったひとりだけが遺産を相続できることが記されていた。相続候補者に忍び寄る惨劇に、名探偵・朱雀十夜と十八が挑む！＜内容紹介より＞「東洋のラスベガス」と呼ばれる娯楽施設島・オロゾシティで、「オロゾの寵児」こと天才ギャンブラー・愛馬光彦がある大勝負に勝った翌朝のこと―。彼が毎朝欠かさぬ儀式であるバンジージャンプのゴムが、何者かの作意によってジャンプ中に切れた！地表に叩きつけられ死亡した光彦の遺言状には、莫大な遺産を相続する権利を有する女性が五人いること、この五人がギャンブルの勝負を行い、勝ち残った一人だけが遺産を相続できることが記されていた―。巨額の遺産を巡る勝負が進行するなか、相続候補者に忍び寄る惨劇！真相解明に熱意を燃やす刑事・柏木サクラと双子の名探偵・朱雀十夜と十八が、見えない真実を暴き出す。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.11

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  殉教者は月に舞う　藤木稟／著　Kappa novels

  藤木稟の『殉教者は月に舞う』です。このシリーズは設定が現代（もしかして近未来？）で、登場人物が朱雀十八、十夜、柏木さくらたちです。かつての朱雀十五シリーズの曾孫世代のようです。朱雀十五シリーズでは大正浪漫的な怪しさを感じさせ、おどろおどろしさを感じさせたのですが、なんとなくこちらのシリーズはライトな感じがいたします。推理小説として見ると怪しい感じもしますので、最近流行のキャラによるライトノベルという感覚で読むと良いような気がいたします。最新鋭の科学設備を誇り、「現代の魔窟」とも称される異形の実験島で続く怪事件。通称「オクラ系」の刑事、柏木サクラは真相解明に情熱を燃やす。不可解な事件に行き詰まるサクラだが、彼女には頼れる双子の幼なじみがいた。十夜、十八という名を持つ二人の朱雀は、哀しき真相に到達できるのか。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.10

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  BRIAN WILSON / BRIAN WILSON 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

  BRIAN WILSONの『BRIAN WILSON』です。ビーチ・ボーイズの元首謀であるブライアン・ウイルソンのソロ第一作目です。某中古ＣＤ店で見つけ、早速購入。即聴きました。セカンド・アルバムと同様にペット・サウンズの延長線上にある印象を受けます。ビーチ・ボーイズ＝ブライアンという考えの自分としては、とても好みのサウンドであり、全曲通して、あっという間に聞き終えました。相変わらず、ハーモニーはとても美しく、ブライアン独特のコード進行も健在な感じです。ブライアン・ウィルソンは１９８８年ついにソロ・デビューを果たしたが、これは非常に歓迎されました。だが残念なことに、ビーチ・ボーイズ後のポップスターとしての絶頂期に制作され自らタイトルをつけた１１作を含むこのアルバムの売り上げは芳しくなく、１９６０年代のヒット作品にプライドを持つウィルソンと熱烈なファンはともに肩を落とした。１曲目 『Love And Mercy』は、ウィルソンの復活を飾るのにふさわしい。歌詞も音楽も素晴らしく『Wouldn't It Be Nice』と同じくらいオープニングに最適だ。その他もウィルソンと共同プロデューサーら(Russ Titelman、Jeff Lynne、Andy Paley、Lenny Waronker)により、にぎやかで遊び心のあるロック (『Night Time』、『Little Children』)、 ポップス風の手の混んだ作品 (ア・カペラの『One for the Boys』、『There's So Many』)、意欲作『Rio Grande』などが作られた。 リイシュー盤だが、インタビューやデモ版、1980年代の貴重な作品、そしてB面収録の『He Couldn't Get His Poor Old Body to Move』などもあり、新鮮だ。＜内容紹介より＞BRIAN WILSON / BRIAN WILSON1. Love and Mercy 2. Walkin' the Line 3. Melt Away 4. Baby Let Your Hair Grow Long 5. Little Children 6. On for the Boys 7. There's So Many 8. Night Time 9. Let It Shine 10. Meet Me in My Dreams Tonight 11. Rio Grande  music♪♪リンク

  2007.08.09

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  暗闇神事　猿神の舞　藤木稟／著　Tokuma novels

  藤木稟の『暗闇神事　猿神の舞』です。最近すっかりはまっている朱雀十五シリーズの８作目です。長編推理小説という範疇におさまっているようですが、実際は伝奇小説でもいいような・・・そんな世界観です。昭和十三年、人気歌舞伎一座を襲う惨劇の数々。巷で横行する通り魔殺人事件との関連は？名探偵・朱雀十五が挑む、禁断の「人魚伝説」。昭和十三年、戦争の状況が深刻化するのと比例して、猟奇的な犯罪が頻発する帝都―。浅草で人気の歌舞伎一座・猿田屋では、襲名の儀式の最中、家宝の神刀で、一族のひとりが惨殺される。一方、隅田川界隈では、人々を震え上がらせる残酷な連続通り魔殺人事件が起こっていた。事件に巻き込まれた新聞記者・柏木洋介と馬場刑事は「ミハシラツキ」の伝統を持つ猿田屋一族の謎に迫ろうとするが…！？人気シリーズ、待望の書下し新作。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.08

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  ハーメルンに哭く笛 藤木稟／著　Tokuma　novels

  藤木稟の『ハーメルンに哭く笛』です。昭和十年、九月。上野下町界隈から、児童三十名が忽然と姿を消します。翌々日・・・僧侶である寛永が墓地で草刈りをしている最中、視界に奇妙な影をとらえます。こんなところにお地蔵様が・・・不審に思い、進んでいくと・・・それは・・・びっしりと蝿にたかられた死体・・・それも子供の死体であった。魔都を跳梁する謎の笛吹き男の目的は？怪文書「自壊のオベリスク」の真意は？探偵・朱雀十五の活躍を描く、シリーズ第二弾です。 上野下町界隈から、児童三十名が忽然と姿を消した。翌日、未曾有の激しい雨と雷が帝都を襲った。台風の翌日、朝焼けの中、天王寺の僧侶・寛永は人気のない寺の裏手の墓地へ向かっていた。ほかの新米僧侶とともに、墓地の草刈りをいいつけられたのだ。汗だくになり、草刈りを続ける寛永の目の前に、お地蔵様の影がよぎった。こんな墓地の中にお地蔵様があったっけ。不思議に思い進むと、また一体、目を凝らした寛永は、黒っぽい霧と見えたものが、蝿の大群であることに気づいた。これは…子どもの死体だ。怪異な事件の始まりだった。帝都を襲う悪夢の事件。驚愕の新本格推理傑作。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.07

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  上海幻夜（七色の万華鏡篇） 藤木稟／著　Tokuma novels

  藤木稟の『上海幻夜（七色の万華鏡篇）』です。この作品は１９１０～１９３０年の上海を舞台としています。この時代は、現代と比べ、異様に思える習俗や、どろどろした闇の部分があるので興味をそそられます。藤木稟の作品の中で、先日ブログで取り上げた『陀吉尼の紡ぐ糸』のように『朱雀ＴＡＮＴＥＩシリーズ』という一連のシリーズがあるのですが、この本はその中の十五シリーズ番外編の第１冊にあたるものです。今後、朱雀十五がどのように関わっていくのか、また、どんな展開になるか楽しみです。朱雀十五シリーズを知らない人でも、この作品は中国の世界観を楽しめると思います。 二十世紀初頭、列強各国のスパイや地下組織がしのぎを削っていた魔都・上海で、五歳の少年・朱雀が見たものは?ファン待望の朱雀幻夜シリーズ、第一弾。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.06

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  時空暴走気まぐれバス　平井和正／著　集英社文庫

  平井和正の『時空暴走気まぐれバス』です。以前から書こうと思っていた平井和正の作品のひとつです。平井和正は、１９３８年神奈川県横須賀市生まれ。１９６３年、「８マン」の原作を担当し、小説では６９年から刊行した「ウルフガイシリーズ」が大ヒットする。代表作は「幻魔大戦」のほか、「地球樹の女神」「月光魔術団」など多数。特に「ウルフガイシリーズ」と「幻魔大戦」は２０年以上執筆されている作品です。「ウルフガイシリーズ」は月光魔術團３幻魔大戦ＤＮＡで一応終結、幻魔大戦はこれから出版されるであろう「幻魔大戦ｄｅｅｐ」、「トルテック」で続きが読める予定です。（電子出版では既に出ていたりしていますが・・・）さて、この作品は２００１年１月に刊行された作品です。どことなく、懐かしの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い起こさせる内容です。何たることだ。タイムスリップに異次元空間スリップまでプラスされてしまった。野々村武志が全力疾走してようやく間に合ったバス。ところが、どこかおかしい。車窓も見慣れた自分の街ではない。いきなり無重力感が襲ったと思ったら、周辺はまっ黄色な灼熱の砂漠だった。乗客同士お互い言葉をかわすうち、武志は女学生相田照美が自分の母親と知る。これってマジか？空前絶後の大サヴァイヴァル。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.05

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  煙か土か食い物　舞城王太郎／著　講談社ノベルス

  舞城王太郎の『煙か土か食い物』です。主人公はアメリカ在住の凄腕外科医四郎です。彼の母が連続主婦殴打生き埋め事件の被害者になり、彼がその謎を解いてゆくという物語なのですが・・・その実像はハチャメチャです。その行動が読点と改行の少ないスピード感のある文と福井弁の話言葉で語られてゆきます。四郎は事件をチャッチャッとあっさり解決に導いてゆきます。しかし・・・容易に解けないのは奈津川一家の謎です。一郎から四郎まで、まことに序列のわかりやすい四兄弟と父のこれまたメチャクチャな家族のつながりは、次の『暗闇の中で子供』までもつれこんでゆきます。腕利きの救命外科医・奈津川四郎が故郷・福井の地に降り立った瞬間、血と暴力の神話が渦巻く凄絶な血族物語が幕を開ける。前人未到のミステリーノワールを圧倒的文圧で描ききった新世紀初のメフィスト賞/第19回受賞作。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.04

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  予知夢　東野圭吾／著　文藝春秋

  東野圭吾の『予知夢』です。学園を舞台にした本格推理小説『放課後』をデビュー作に数々の多彩な作品を世に送り出している東野圭吾。『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづっておりますし、クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしております。『変身』や『使命と魂のリミット』では医療をテーマに取り扱い、ますます作品の巾が広がっている感じです。この作品は『探偵ガリレオ』シリーズの２作目にあたります。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集です。 素封家の屋敷に侵入者がありました。犯人は２７歳の青年です。２階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい・・・逮捕された犯人は、１７年前にその少女と結婚する夢を見たといいます。夢に現れた少女が現実に存在するとは？ 予知夢はあるのか？ ロマンチックにも感じられる第１章「夢想る（ゆめみる）」をはじめ、「霊視る（みえる）」「騒霊ぐ（さわぐ）」「絞殺る（しめる）」「予知る（しる）」の、全５作が収録されています。深夜、十六歳の少女の部屋に男が侵入、母親に猟銃で撃たれた。男は十七年前に少女と結ばれる夢を見たという。天才科学者湯川の推理＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.08.03

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  怨霊記　魔洞界　千秋寺亰介／著　徳間書店

  千秋寺亰介の『怨霊記　魔洞界』です。江戸幕府を拓くに当たって封印された大怨霊の平将門。いまや傀儡の手により、その封印が解かれようとしていた…。明治の帝都をゆるがす大怨霊の真の姿は? いよいよ物語は、窺いしれない魔界へ。江戸幕府を拓くに当たって天海大僧正が封印した大怨霊の平将門。いまや傀儡の手により、その封印が解かれようとしていた。天海は将門の洞袋を駿河台の神田明神に、生首は首塚に埋め、結界石の大岩で封印し江戸城を置いて地の均衡を図っていた。傀儡である風魔一族の策によりその二つの結界石が割れてしまい、帝都は強烈な暴風と空を切り裂く凄まじい雷に襲われていた。傀儡たちの目的は将門の生首と洞袋をあわせて絶対怨霊を復活させることだった。舞と北麿は傀儡を阻止すべく、風魔小太郎、小次郎親子に対峙する。帝都を揺るがす大怨霊の真の姿は？いよいよ物語は、窺いしれない魔界へと入ってゆく。新たなる超伝奇の新世界。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.02

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  レイミ　聖女再臨　戸梶圭太／著　NON NOVEL

  戸梶圭太の『レイミ　聖女再臨』です。戸梶 圭太はミステリ小説家です。東京都出身。学習院大学文学部心理学科卒業。代表作『溺れる魚』。この作家の第三作目が、この『レイミ』でした。ジャンルはホラーです。他に『なぎら☆ツイスター』『湾岸リベンジャー』など。最近は作家活動の間に最新短編集『トカジフ』『トカジャンゴ』の中の作品を短編映画として自分で撮影したりしてます。暗い夜だった。廃墟と化したビルに五人の男女が集結し始めた。亜紀、和人、幸雄、紫乃、雅治―彼らはそれぞれ異様な物を携えていた。目的は“儀式”だった。物を合体させ、あるものをこの世に甦らせるのだ。それは彼らにとって自分だけが独占したい“聖女”だった。相互不信が走った。神経がキレた。全員が敵同士となった。物の争奪戦が始まった。闇の廃ビルは狂気の地獄と化した。迸る血と絶叫…はたして“聖女”―レイミの正体とは？瞠目の鬼才が放つ超弩級ノンストップ・ホラーの衝撃作。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.08.01

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  銀座魔界高校　菊地秀行／著　双葉社

  菊地秀行の『銀座魔界高校』です。ネオン煌めく銀座にも光届かぬ闇がある。祇王は、昼間は普通の高校生。だが、夜はそうした闇に巣喰う“奴ら”と闘う“戦士”だ。離れに十年以上閉じ篭りきりの祖母ちゃんやチームのリーダー武城さんもいるが、なんせ人使いが荒い。そんな中、武城さんが何者かの手によって意識不明の重態に―。やがて、チームのメンバーも次々と斃され…。サブ・タイトルに「魔界都市異伝」と銘打ってあるものの、十六夜京也や秋せつらが出ている「魔界都市<新宿>」とは全く関係無く、出てくる新宿もあの<新宿>ではありません。高校生の分際で夜の闇の一族と闘う僕。同居しているのに一度も姿を見せたことがない祖母ちゃんや、チームのリーダー武城さんもいるが、なんせ人使いが荒い。平穏な高校生活を守るため今日も卑しき街を行く──。ハイパー青春伝奇ノベル!!＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.07.31

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  ウェディング・ドレスに紅いバラ 田中芳樹／著　集英社スーパーダッシュ文庫

  田中芳樹の『ウェディング・ドレスに紅いバラ』です。田中芳樹の吸血鬼ものです。先天的吸血鬼の結社『深紅の薔薇結社』― 略称ＣＲＳの日本支部にいる元気いっぱいの女子大生が雅香です。そして、雅香を指導するコーチの淳司とＣＲＳ日本支部支部長の淳司の伯父さんが、吸血ウィルスに感染した後天的吸血鬼の悪事を解決するというストーリーです。ＣＲＳは、名前こそかっこいいものの実態は貧乏結社です。そこで慎ましく生きているＣＲＳの人たちがとてもいたわしいです。こののんびりした空気がいい感じを出しております。何かと仕事を若い者に押し付ける伯父さんの手腕の見事さと、文句を言いながらきっちりと仕事をこなす淳司のユーモアあふれるやり取りが魅力のひとつにもなっております。「深紅の薔薇結社」略称はＣＲＳ。先天性の吸血鬼が自らの生存権を守るために作られた秘密組織である。その新米結社員・花村雅香とその「コーチ」緑川淳司が、頻発する怪事件の調査に乗り出す！女子大生連続怪死事件、病院から次々と消える患者たち、一家殺害事件と殺人ネズミの暴走。事件の影に潜むのは吸血鬼…！？人類の平和を守って、吸血鬼の平穏を守ります！吸血鬼アクション。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.07.30

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  しびとの剣　竜虎幻暈編　菊地秀行／著　NON NOVEL

  菊地秀行の『しびとの剣　竜虎幻暈編』です。ふと気づいたら、コミックスの方は全８巻で終了し、新しびとの剣は連載中断状態が続いております。結局、どうなってしまうのでしょうか？そろそろ続きが読みたくなってきました。コミックスでは常連の『蘭剣』の方が話が進んでいるかも・・・群雄割拠する乱世に黄泉の国から甦った美貌の魔剣士・紫靡帝。奥州の覇者・冴月家再興のため、そして前世からの宿命の女性・百合姫を追い甲斐へ向かった。だが、謎のからくり師・蘭剣が大魔王・織田信長と謀った戦慄の罠が待ち受けていた！「紫靡帝を抹殺せよ―」不死の命を報酬として保証された武田信玄が動いたのだ。百合姫との再会はなるのか？猿飛佐助、霧隠才蔵が暗躍するなか、武田の客人となった紫靡帝の運命は！？風雲急を告げる戦国ロマン傑作第三弾。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.07.29

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  天上天下１７　大暮維人／画　ヤングジャンプコミックス

  大暮維人の『天上天下』第１７巻です。しばらく過去の話が続いておりましたが、ようやく現代に戻りました。菅先輩いつの間にか強くなっていたようです。今年は連載１０周年ということですが、作中期間はまだ３ヶ月です・・・これは凄いっ・・・絵柄も相当変わってしまいましたよねぇ・・・ 運命に立ち向かい、強さを求め続けた彼らの決戦の場「予備戦」が遂に始まった。執行部の思惑、高柳家の悲願、宗魄の復活……、予備戦に渦巻く陰謀と、仕掛けられた数々の罠。答えを求めるために己を傷つけ、己を知るために他人を傷つけもした。拳に込めた願いはただ一つ「勝利」のみ。運命を賭けて今、戦場に立つ！！＜内容紹介より＞comics♪リンク

  2007.07.28

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  ケロロ軍曹１５巻　吉崎観音／著　角川コミックス・エース

  吉崎観音の『ケロロ軍曹』第１５巻です。どの漫画も同じような傾向がありますが、１０巻くらいから新鮮味が薄れてきます。ケロロ軍曹も例外ではなさそうです。初期のケロロ軍曹はもっとわくわくした感じがあったのですが、最近のは残念ながら、わくわく感が薄い感じです。そうは言っても漫画としてのレベルは着実に伸びている感じはあります。最後の話であるアリサとノントルマの少女が絡むイースター島での話では、１７Ｃ頃から人口が島のキャパを超え、その影響で森林資源が消失、農業・漁業が不振となり、島全体が悪循環を繰り返す状況を描き、その後、１７Ｃ半ば頃から部族間抗争が激化し、勝利した部族は相手部族のモアイ像を倒し、破壊していった話、最終的には現地の人々がペルーの奴隷商人に連れ去られ、島の人口は百人余りにまで激減したという悲しい歴史を描いております。 こういった重いテーマを物語にさりげなく織り込んでおり、さすがです。 今回はアニメでは準キャラであるプルルが出てきます。忍庁が解体されて、「ふつう」の生活をおくることになった小雪ちゃん。でも忍者の彼女には、「ふつう」のゆる～い生活は難しいみたいだけど…。ほか、おもしろいのにほろりときちゃう渾然一体の１５巻！<内容紹介より> comics♪リンク

  2007.07.27

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  陀吉尼の紡ぐ糸 藤木稟／著　徳間書店

  藤木稟の『陀吉尼の紡ぐ糸』です。この作品は京極夏彦的な構成、雰囲気をかもし出させた作品ですが、『京極系』という型にはめられる作品ではありません。どちらかと言うと、京極夏彦より控え目な作品で、こちらの方が古典推理小説的な感じがいたします。好みによって左右されるとは思いますが、個人的には結構好みだったりします。後々に盲目の探偵朱雀十五が活躍する『朱雀十五シリーズ』として確立していきます。昭和九年浅草。沼田平助は紀州犬の散歩で、吉原の弁財天にひきずられるように入った。本堂と稲荷祠の間の路地を抜けた。右手には「触れずの銀杏」という神隠しの因縁がまつわる銀杏の古木がある。と、足元にぐったりした老人が座っている。が、どこか変だ。顔がこちらを向いているのに、同時に背中もこちらを向いている。つまり顔が裏表逆さまについているのだ。老人の手がゆらり動き、手招く。蒼白になって、参道を駆け抜けた沼田の背中に甲高い獣の遠吠えが響いた。驚愕の異界への招待。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.07.26

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  沙門空海唐の国にて鬼と宴す　夢枕獏／著　Tokuma novels

  夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』です。この作品は、２００４年に単行本で刊行されました。全４巻の廉価版です。若き修行僧・空海が、唐の都長安で、大事件に巻き込まれていきます。貞元二〇年（西暦八〇四年）。唐の都、長安では、妖異な事件が続いていた。役人・劉雲樵の屋敷に猫の妖物が憑依し、徳宗皇帝の死を予言。また驪山の北にある綿畑では、皇太子・李踊が病に伏すことになるとの囁き声が聞こえてきたという。そしてこの二つの「予言」は、やがて現実のものとなった…。同年、遣唐使として橘逸勢らとともに入唐した、若き留学僧・空海。洛陽の街での道士・丹翁との邂逅を経て、長安に入った彼らは、やがて劉家の妖物に接触することとなった。劉はすでに正気を失っていたが、空海は、青龍寺の僧・鳳鳴とともに悪い気を落とし、事の次第を聞くことになった…。＜内容紹介より＞ Novels♪リンク

  2007.07.25

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  プチ・ポリソン-魔界都市悪童伝　菊地秀行／著　Futaba novels

  菊地秀行の『プチ・ポリソン』です。この作品は、著者の代表作である『魔界都市』シリーズの外伝です。魔界都市・新宿を舞台に悪童＝プチ・ポリソンが暴れまわるストーリーです。凍らせ屋・屍刑四郎や、ザ・パンサーこと水月豹馬など、菊池作品おなじみの面々も登場するファン待望の一冊です。強烈な感情が下腹から湧き上がって来た。股間がみるみる固くなっていく。怒りでもない、悲しみでもない。凄まじい興奮がおれを襲っていた。おれみたいな人間、いや桑形をはじめとする不良ども-----いやいやあの多江子だって、流だって、笹霧だって-----いやいやいや、“凍らせ屋（スパイン・チラー）”屍刑四郎も、“ザ・パンサー”水月豹馬だって、この街以外で生きられるはずがない。<新宿>こそおれたちの生きる場所だ。それをこしらえてくれたＤＮＡの化物たちに、おれは心底、感謝しているに違いない。＜本文より＞ Novels♪リンク

  2007.07.24

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  極東学園天国　日本橋ヨヲコ／著　講談社ヤンマガＫＣ

  日本橋ヨヲコの『極東学園天国』です。『極東学園天国』は週刊ヤングマガジンに連載されました。全４巻で刊行されました。物語は２部構成になっており、第２部終了時には第３部へ続く可能性もあったようなのですが、結局第２部で打ち切りとなりました。この作品好きです。作品に出てくるキャラクター誰もがとても魅力的です。時は近未来、義務教育過程が高校まで延長された時代。不登校や問題児を隔離するため創立された私立五色台学園、一旦入学すると卒業するまで外に出られない超全寮制の高校だが、学校の中では生徒達に｢自由｣が委ねられていた。とある事件がキッカケで、極東最難関のエリート校を退学になり、五色台学園にやって来た平賀信号は転入早々、その底抜けの明るさと掴み所のなさでクラスメート達の心を掴んでいく。時を同じくして学園のボス城戸信長は、学食の優先権を賭けた学年対抗戦を企画。信号は２年生の代表として参加することになるのだが・・・。 comics♪リンク

  2007.07.23

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  バイオレンスジャック　永井豪／著　中公文庫コミック版

  永井豪の『バイオレンスジャック』です。この作品は「週刊少年マガジン」誌上で１９７３年７月２２日号から１９７４年９月３０日号まで、「月刊少年マガジン」誌上で１９７７年１月号から１９７８年１２月号まで、「週刊漫画ゴラク」誌上で１９８３年８月５日号から１９９０年３月２３日号まで掲載されました。大きく分けて、マガジン版とゴラク版に分けられる。１９９６年より中央公論社から完全版として発売された全１０巻の単行本では、マガジン版とゴラク版が一つの物語として再構成されました。（文庫版は全１８巻）巨大地震（劇中では関東地獄地震と呼ぶ）によって壊滅し、本州から分断された関東。その無法地帯となった関東を暴力によって支配しようとするスラムキングと、それを阻む謎の大男バイオレンスジャックを中心とする死闘、そして絶望的状況下で逞しく生きる人びとを描いています。本作は、『デビルマン』で世界を破滅させて連載を終えた永井豪の次回作であり、永井豪は破壊された世界で再起する民衆のエネルギーを描きたかったのだといいます。その世界観は映画『マッドマックス２』や漫画『北斗の拳』などの先駈けと評価されている。また、菊地秀行の魔界都市ブルースもこの作品の影響を受けていると言われております。本作では、永井豪作品のスターが競演することでも知られており、マガジン版では『ガクエン退屈男』のキャラクターが活躍する程度だったのが、ゴラク版では各エピソードごとに、『マジンガーＺ』『ハレンチ学園』『キューティーハニー』『凄ノ王』『ドロロンえん魔くん』など・・・数々の永井作品からキャラクターが役どころを変えて登場しております。 comics♪リンク

  2007.07.22

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  ガクエン退屈男　永井豪とダイナミックプロ／著　メディア・ファクトリー

  永井豪の『ガクエン退屈男』です。この作品は講談社「週刊ぼくらマガジン」１９７０年２／１７号～９／２２号に連載されました。マカロニ・ウェスタンと１９６０年代から１９７０年代初頭の学生運動にヒントを得た作品で、日本中の教育機関（大学から幼稚園まで）において、学生（生徒・児童・幼児）と教育者（官僚・教師・PTA）が敵対し、武器を持って全面戦争に陥っている、という設定に則っています。もともとは、ギャグマンガとしてスタートしたが、連載中盤より暴力、あるいはそこから生まれる殺戮そのものを描くことへと主眼が移っていきます。それとともにサブの主人公であった、美形の青年・身堂竜馬の存在が大きく立ち上がります。また、ヒロイン級のキャラクターとして怪力無双の美少女・錦織つばさが登場します。次第に門土・竜馬・つばさをリーダーとするゲリラと「権力」が対峙する構図となっていきます。クライマックスの前段で身堂視点の話となり、「美と醜」「リアルとフェイク」というテーマが突如現れ、後に永井が描く悪魔的作品に連なるモチーフが展開されました。このあと、魔王ダンテ→デビルマンという悪魔的作品が展開されるようになります。 comics♪リンク

  2007.07.21

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  A LONG VACATION 20th Anniversary Edition / 大滝詠一 / ソニーミュージックエンタテインメント

  大滝詠一の『A LONG V・A・C・A・T・I・O・N 20th Anniversary Edition』です。はっぴいえんど解散後、ソロ・アーティストになった大滝詠一は商業的に成功することなく、長い不遇な時代を過ごすこととなります。彼は自分の趣味であるアメリカン・ポップスを下敷きに和製アメリカン・ポップスを試行錯誤的に製作していくのですが、彼の作品に時代がついて行かず、一部のマニアックな層にしか受け入れられませんでした。１９７８年発売の『ナイアガラ・カレンダー』では１月～１２月の各月の曲を一枚のアルバムに収録するというコンセプト・アルバムを作成しています。この中に収められている『青空のように』がひとつのきっかけとなり、アメリカンポップスはもちろんのこと、彼が崇拝しているピーチボーイズ、フィル・スぺクターのウォール・オブ・サウンドを下敷きに１９８１年にリリースされたアルバムがこの名作『A LONG V・A・C・A・T・I・O・N』です。久々にこのアルバムを聴いてみて驚くことは、２６年経った今でも全く古さを感じさせないということです。初めてこのアルバムを聴いたのは、友人に録音してもらったカセット・テープ音源でした。そして１９８３年に“マスター・サウンド”なるマスター・テープをデジタル・レコーディングしたアナログ・レコードを購入して再聴。音の違いに感動しました。そして、本格的なＣＤ時代到来。ＣＤで再び購入。ＣＤ選書“A LONG V・A・C・A・T・I・O・N”で再再聴しておりました。そして、２１世紀２００１年にリリースされた“A LONG V・A・C・A・T・I・O・N 20th Anniversary Edition”を購入し、再再再聴し、現在に至っております。大滝詠一自身のリマスタリングにより、音質はかなり向上しております。８１年当時、幻のアルバムと言われた限定発売の“SING A LONG VACATION”がボーナス・トラックに入っております。このアナログ盤は透明クリアーでマニアの間ではとてもプレミアムがついていたことを覚えています。 A LONG VACATION 20th Anniversary Edition / 大滝詠一1. 君は天然色 2. Velvet Motel 3. カナリア諸島にて 4. Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語 5. 我が心のピンボール 6. 雨のウェンズデイ 7. スピーチ・バルーン 8. 恋するカレン 9. FUN×4 10. さらばシベリア鉄道 11. 君は天然色(Instrumental) 12. Velvet Motel(Instrumental) 13. カナリア諸島にて(Instrumental) 14. Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語(Instrumental) 15. 我が心のピンボール(Instrumental) 16. 雨のウェンズデイ(Instrumental) 17. スピーチ・バルーン(Instrumental) 18. 恋するカレン(Instrumental) 19. FUN×4(Instrumental)  music♪♪リンク

  2007.07.20

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  風街ろまん ／ はっぴいえんど エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社

  はっぴいえんどのセカンド・アルバム『風街ろまん』です。細野晴臣、松本隆、大滝詠一、鈴木茂というそうそうたる４人組、はっぴいえんどの７１年録音のセカンド・アルバムです。『風をあつめて』『はいからはくち』『夏なんです』といった代表曲がそろい、演奏、ヴォーカル、ソングライティングのいずれも前作より完成度が高く、彼らの到達点といえる作品です。歌詞では語尾に『～なんです』という独特の言い回しを多用しており、文学的な表現に磨きがかかっております。『浮かぶ駅の沈むホームに、とてもすばやく飛び降りるので、君を燃やしてしまうかもしれません。』など、不思議な文章が出てきたりもします。曲を聴いていると、彼らが日本語をどうロックのリズムに乗せるかという試行錯誤をしているのがよくわかります。ヴォーカルの大滝詠一のひょうひょうとした声と細野の淡々とした無味乾燥な声が良い効果を出しております。各メンバーとも個性が十分に発揮され、それらがからみ合って、不思議な世界観をイメージさせてくれます。まさに名盤です。風街ろまん／はっぴいえんど1. 抱きしめたい 2. 空いろのくれよん 3. 風をあつめて 4. 暗闇坂むささび変化 5. はいからはくち 6. はいから・びゅーちふる 7. 夏なんです 8. 花いちもんめ 9. あしたてんきになあれ 10. 颱風 11. 春らんまん 12. 愛餓を music♪♪リンク

  2007.07.19

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  裏山の宇宙船　笹本祐一／著　ソノラマノベルス

  笹本祐一の『裏山の宇宙船』です。たまには、大人が読むジュヴナイルもいいかもしれません。明るい未来に向かっていた高校生の頃を思い出します。いつの日からか、こんな夢のあるようなことが消え去り、現実と向き合うようになり、皆大人になってしまうのでしょうねぇ。主人公は廃校寸前である高山高校の総員３名、部室なしの民俗伝承研究会の面々です。話は田舎を背景にゆったりと進んでいきます。そこがまたいいテンポでのんびりとした気分で楽しく読めます。一応、『ファースト・コンタクト』ものです。活発でじっとしていられない性格の佐貫文はある台風の後、自分の家の裏山が土砂崩れを起こして地面から何かむき出しになっているのを見つけます。 民族伝承研究会のメンバー、ＯＢの３人とともにあの手この手でむき出しになってるものを掘り出すのですが・・・出てきたものは江戸時代に墜落した宇宙船です。 江戸時代では再び飛び立てるだけのエネルギーを手にいれることができず、搭乗員とともに眠っていた状態です。夏休みの間、この宇宙船を再び宇宙に浮かべるためにてんやわんやする民族伝承研究会のメンバーたちが巻き起こすエピソードの数々を笹本節で読ませてくれます。 総員３名、部室なし。存続の危機に立たされた高山高校「民俗伝承研究会」の会長・佐貫文は、来る文化祭の発表テーマとして、町に伝わる「天人伝説」の調査を掲げた。張りきる文だが、部員の昇助と晶、ＯＢの一郎は真面目に取り合おうとしない。そんな折、夜中の嵐で文の家の裏山が崩れ、斜面から黒光りする謎の物体が顔を出す。それは、冒険に満ちた夏休みの始まりを告げるものだった―。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.07.18

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  BASIC HOLSTER / URBAN TOOL

  ＵＲＢＡＮ ＴＯＯＬの『ＢＡＳＩＣ ＨＯＬＳＴＥＲ』です。数日前に届きましたＢＡＳＩＣ ＨＯＬＳＴＥＲです。ｉＰｏｄ小物を最近やたらと買ってしまっています・・・これは小物を収納するのに本当に便利な代物です。ぱっと見では、いったい何であるのかわからない代物ですが、肩から提げて使う拳銃のホルスターのようなものです。ちょっとした運動をする時にｉＰｏｄを持参したい場合は、先日購入したＭａｒｗａｒｅのＳｐｏｒｔＳｕｉｔ Ｒｅｌａｙ ｆｏｒ ｉＰｏｄ ｎａｎｏを愛用しているのですが、デジカメなどを持参したい場合は、このＢＡＳＩＣ ＨＯＬＳＴＥＲを愛用しております。実際の使用例は左側の画像のような感じです。非常に良くできており、まず鍵をコードリールに取り付けることが出来、シュルシュルとコードを伸ばしたり、縮めたりすることが出来、収納するときはポケットの中にきれいに納まります。また・・・イヤホンやヘッドフォンのコードも中を通すことが出来、本体につなげたままで美しく収納することが出来ます。個人的には、上のポケットにデジカメを下のポケットにはｉＰｏｄ ｎａｎｏを収納していますが、時には携帯電話とデジカメの時や携帯電話とｉＰｏｄ ｎａｎｏの時もあります。実際に見につけたときのイメージは右の画像のような感じです。今、非常にお気に入りのアイテムです。色は何色かあり、本当はアクアというブルーのものが欲しかったのですが、既に完売ということで９月まで手に入らないようです。このＲＥＤもかなり品薄状態であったのですが、やっと見つけて購入いたしました。素材は非常に手触りもよく、やわらかく、よく伸びます。この素材のおかげでたいていの小物は入れられる感じです。なかなかお奨めの品です。

  2007.07.17

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  陰陽師鬼一法眼　ときじく之巻　藤木稟／著　KAPPA NOVELS

  藤木稟の『陰陽師鬼一法眼　ときじく之巻』です。鎌倉時代が好きな人にはお勧めの陰陽師ものです。先日も壱之巻を紹介いたしましたが、今回のは最終巻です。源氏の三代目の将軍　源実朝が前巻同様にこの物語に登場いたします。前巻では１２歳で将軍になった実朝ですが、今回の巻では、母　北条政子、叔父　北条義時との間に溝をつくることとなります。当然小説ですので、内容は事実ではありませんが、歴史的背景も垣間見ることが出来て、なかなか楽しめる内容です。源氏という一族に魅力を感じる自分は、この作品にとてもはまってしまいました。鎌倉幕府三代将軍・源実朝が京の雅に傾倒していく一方、朝廷では後鳥羽上皇が武芸を奨励し、武力強化を図る。武士の都・鎌倉を守らんとする北条政子・義時姉弟と実朝の間には、暗い溝が広がって…。牛若天狗に憑依された義時は、政子の思惑を超えて動きだし、やがて実朝をもその魔手にかけようとするのだが―！！水鳴太夫と結ばれた陰陽師・鬼一法眼とその息子・龍元の元にも、生命の危機が迫る！主である安倍泰俊との積年の因縁、その結末は！？大絶賛鎌倉陰陽絵巻、怒涛の書下ろし第七弾！圧巻の大団円。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.07.16

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  手塚治虫ホラー劇場　手塚治虫／著　集英社

  手塚治虫の『手塚治虫ホラー劇場』です。この作品は手塚治虫の珠玉のホラー作品１０作品を編集したものです。通称コンビニコミックスなどと言われるもののひとつです。２０００年頃から、このようなコンビニコミックスなどと言われるものが出現しましたが、なんと言ってもその魅力は安価で手軽に楽しめるといったところやオリジナルの編集といったところにあります。『ブラック・ジャック』や『三つ目がとおる』など人気作品をはじめ、実話を基にした『あかずの教室』『０次元の丘』『雨のコンダクター』や、『百物語』『インセクター』『奇動館』『最上殿始末』『海の姉弟』など。名作ぞろい全１０話が収録されています。ホラー劇場という名前から想像するにグロテスクなものを想像しがちです。しかし、この作品集はスマートな風刺が多い感じです。comics♪リンク

  2007.07.15

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  怨霊記 四国結界篇　千秋寺亰介／著　徳間ノベルス

  千秋寺亰介の『怨霊記　四国結界篇』です。背景は明治時代。美少女巫女４人の怨霊師と美青年の僧侶４人の陰陽師が怨霊と戦う話です。怨霊と怨霊師との戦いはもちろん、日本の裏の社会や、明治末期の日本の大陸政策なんかも絡めており、伝奇小説としても面白い作品です。怨霊との手に汗握る死闘の数々もさることながら、南方熊楠などの歴史上の人物をうまく絡めて物語に厚みを持たせています。また、大陸進出の『生物兵器』として怨霊を使うという奇抜なアイデア。他にもこれでもかこれでもかと色々なアイデアがてんこ盛りのノンストップストーリーは、やや収拾がつかなくなってる面や荒削りな部分もありますが、許せる範囲です。明治４３年５月、世の中がハレー彗星による災厄騒ぎで湧き返っている時。四国・阿波の洋服問屋「桔梗屋」では大変な事件が持ち上がっていた。商家の一人息子の歳三が神隠しにあい、祈祷師のお祓いの後で三人に増えて甦る…。＜新書カバーより＞ Novels♪リンク

  2007.07.14

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  はっぴいえんど / はっぴいえんど　/　エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社

  はっぴいえんどのファースト・アルバム『はっぴいえんど』です。『はっぴいえんど』とは・・・小坂忠、柳田ヒロらとともに結成したバンド・エイプリルフールを脱退した細野晴臣と松本隆、そして大瀧詠一と鈴木茂が出会って結成されたバンドです。１９６９年には『バレンタイン・ブルー』という名前で結成されたのですが、１９７０年４月に『ハッピーエンド』、更に平仮名表記の『はっぴいえんど』とバンド名を改名いたしました。３枚のアルバムを発表し、１９７２年末に惜しまれつつ解散したが、１９７３年の文京公会堂と、１９８５年の国立競技場で再結成のライブを披露しています。彼らの代表曲『風をあつめて』は、２００３年に米国映画『ロスト・イン・トランスレーション』でも取り上げられました。また、ミスチルも彼らのライブでこの曲を取り上げたことがあります。ファースト・アルバムが『はっぴいえんど』、サードアルバムが『ＨＡＰＰＹ ＥＮＤ』とひらがなと英語の表記違いであるため、ファーストアルバムはジャケットにちなんで通称『ゆでめん』と言われております。はっぴいえんど／はっぴいえんど1. 春よ来い 2. かくれんぼ 3. しんしんしん 4. 飛べない空 5. 敵　TANATOSを想起せよ！ 6. あやか市のどうぶつえん 7. 十二月の雨の日 8. いらいら 9. 朝 10. はっぴいえんど 11. 続はっぴーいいえーんど  music♪♪リンク

  2007.07.13

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  星のダンスを見においで　笹本祐一／著　朝日ソノラマ

  笹本祐一の『星のダンスを見においで』です。港町・横須賀。女子高生の冬月唯佳がよく顔を出す“どぶ板通り”の骨董品店のジャックには、大いに謎めいたところがあります。ベトナム帰りの元外人部隊と噂される風貌、がらくたの山の中の精緻なメカ、何よりもめったに店を開かない商売不熱心さ。だが、さすがの唯佳も、ジャックが“笑う大海賊の秘宝”の秘密を握って身を潜める凄腕の宇宙海賊であろうとは、思いもしませんでした・・・後半では話の舞台が宇宙に移り、主人公の「冬月由佳」が海賊「ジャック」にしごかれ成長し、認められながら、銀河連合軍を相手にドンバチを繰り返しながら、星の世界に魅せられていく所を痛快に描いております。笹本スペオペの原点が復活！横須賀、どぶ板通りで骨董品店を営むジャックは、実は地球で隠遁生活を送る歴戦の宇宙海賊だった。それを知った店の常連・唯佳は、夏休みの予定を変更し、ジャックとともに宇宙に乗り出す。目指すは銀河の果てにあるという「笑う大海賊の秘宝」―。同じお宝を狙う同業者の面々や連合艦隊を退け、唯佳とジャックは目的地にたどり着けるのか。＜新書カバーより＞Novels♪リンク

  2007.07.12

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  科戸の風の天の八重雲　加門七海／著　朝日ソノラマ

  加門七海の『科戸の風の天の八重雲』です。朝日ソノラマの解散により、ソノラマノベルスの今後が心配です。２年ほど前からかつてのソノラマ文庫の名作の合本シリーズが出ており、当時買い逃したものなどは合本で読むことが出来、とても良いと思っていたのですが・・・。是非、朝日新聞社で引き継いで欲しいという思いもあり、ここにソノラマノベルスを紹介していきたいと思います。ソノラマノベルスで刊行されている加門七海作品は『晴明。』『人丸調伏令【完全版】』とこの作品があります。オカルティックな雰囲気の中に歴史的な背景を絡ませ、楽しませてくれる作品が多いです。長野県のとある山中で、古から封じられていた媛神という祟り神を解き放ってしまった大学生の十朱春生。しかし、祟り神というにはあまりにも弱々しく見える媛神に、春生はいつしか保護欲をかきたてられていく。一方、代々、媛神を封じ続けてきた御室忠行にとって、この世に混沌をもたらすとされる媛神は必ず封じ直さなければならなかった。果たして、媛神が招く災いとは？そして、春生の運命は―。＜新書カバーより＞Novels♪リンク

  2007.07.11

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  大鬼神　平成陰陽師国防指令　倉阪鬼一郎／著　NON NOVEL

  倉阪鬼一郎の『大鬼神　平成陰陽師国防指令』です。今回も陰陽道ものです。陰陽師という職業にはロマンを感じてしまい、ついつい関係している本は読んでしまいます。石田千尋氏のように平成の陰陽師は実在して活躍しております。ただ、小説のような派手なアクションで異形のものと闘うというものではありませんが・・・。陰陽道の部分は共通しているようです。どうすれば、陰陽師になれるのでしょうか・・・なれるものであればなってみたいです。(^^ゞ神聖視される亀に隠された古代のメッセ-ジとは？ 霊的国防を担う現代の陰陽師！鬼才が初めて挑む書下ろし伝奇小説<未曾有（みぞう）の大凶事が迫っている> 宮内庁に極秘に属し、日本の霊的国防を司る陰陽師（おんみょうじ）・中橋空斎（なかはしくうさい）の掛（け）に、戦慄の事態が！　凶事とは何か、いつどこで起こるのか？　奈良時代の陰陽道天貴流の秘録が解読できれば、防衛策が取れるのだが…。一方、空斎の親友である作家の神山（こうやま）は、丹後で出土した亀の甲羅の謎を追っていた。瑞祥亀（ずいしょうき）、改元、浦島伝説…神聖視されてきた亀に隠された古代のメッセージ。それこそ国家の危機を示すものだった。果たして空斎は凶事を防ぐことができるのか？＜新書カバーより＞Novels♪リンク

  2007.07.10

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  首のない鳥　倉阪鬼一郎／著　NON NOVEL

  倉阪鬼一郎の『首のない鳥』です。ジェットコースター・ホラーと銘打たれているこの作品。確かにある意味ジェットコースターです。この作品が刊行されたのが西暦２０００年でした。当時の作品にちらほら見られたハルマゲドン的思想がこの作品にも強く表れております。オチは・・・人によっては好みが左右するかもしれませんが、最初はびしびしとスピーディーに跳ばしてくれる感じです。作風は違いますが、田中啓文の『ベルゼブブ』を連想してしまいました。同族経営で百年の歴史を誇る光鳥印刷。校正者を務める辻堂怜子は、社が請け負った極秘文書を担当することになった。厳戒体制の下、窓のない部屋で仕事に就いた彼女は、上司からバッジを手渡される。絵柄は社のシンボル“首のない鳥”。裏はなぜか“１３”という不吉な数字が刻印されていた。直後、元同僚が「狙われています、次は」と謎の言葉を残し失踪した。不安に戦く怜子。やがて、光鳥印刷にまつわる忌わしい過去が浮上した時、彼女の身に…。鬼才が放つノンストップ・ホラー会心作。＜新書カバーより＞Novels♪リンク

  2007.07.09

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  陰陽師　鬼一法眼　壱之巻　藤木稟／著　KAPPA NOVELS

  藤木稟の『陰陽師　鬼一法眼　壱之巻』です。久しぶりに陰陽道ものを挙げてみました。鬼一法眼とは、平安時代頃の伝説上の人物名です。京都一条堀川に住んだ陰陽師で、六韜（りくとう）兵法という呪術兵法の大家で、文武の達人とされています。源義経がその娘と通じて伝家の兵書『六韜』を盗み学んだという伝説で有名です。また、剣術においては京八流の祖として、また剣術の神として崇められています。その鬼一法眼を主人公にした作品がこの作品です。時代に忠実ものはどうも・・・という人も藤木稟のあやかしの世界には魅了されると思います。建都まもない鎌倉―足軽の村上兵衛は、鶴岡八幡宮への参拝を願う瀕死の老人を哀れみ、八幡宮まで引き入れてしまう。途端、老人は奇っ怪な化け物に変化…。この化け物こそ、源頼朝に怨恨を抱き死んだ、ある者の怨霊が封印を解かれた姿であった!怨霊は、頼朝への恨みをはらさんと、穢れをばらまき、数々の怪異を引き起こす。百鬼夜行の都と化す鎌倉!そこに、この怨霊を追う、巷の陰陽師の頭・鬼一法眼が現われる。金銀妖瞳を持つ法眼と怨霊との大合戦が、まさに始まる!!鬼哭啾々、壮絶哀絶!壮大なスケールで綴られる、奇才・藤木稟の大陰陽絵巻、いま、ここに紐解かれる。＜内容紹介より＞Novels♪リンク

  2007.07.08

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  分身　東野圭吾／著　集英社文庫

  東野圭吾の『分身』です。宿命・変身・分身。この三作品は東野圭吾の医療三部作と言われたりしております。そういうわけで、この作品はミステリーではありません。ただし・・・次が気になってしょうがなくて・・・という症状が出てしまうのは東野圭吾のどの作品においても共通のところです。遅読である自分ですら、東野作品はどの作品においてもページをめくる手が止まりません。昨年は『使命と魂のリミット』という医療ミスをテーマに取り組んだ医療作品がありました。どうやら、医療ものを書くのが結構お好きなようです。さて・・・この作品は・・・と言いますと、『もしかしたら、私は母に嫌われているんじゃないか』何時からかそんな思いを抱くようになった氏家鞠子。追われるように寄宿舎のある私立学校に進んだ彼女の家庭をある日悲劇が襲います。『どうして駄目なわけ？』ちょっとしたＴＶ番組にバンド出演することになった小林双葉。母親は頑なに反対します。全く他人として生きてきた二人・・・その誕生と人生に裏に隠された謎とは・・・私にそっくりな人がもう一人いる。あなたにそっくりな人がもう一人。札幌で育った女子大生と、東京で育った女子大生…。宿命の二人を祝福するのは誰か。追跡と逃走の遥かな旅が始まるサスペンス。＜内容紹介より＞Novels♪リンク

  2007.07.07

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