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子育て中に、子どものことを嫌いになりそうに思ったことは何度もありました。 例えば、たまには新鮮な鯵の刺し身を食べさせようと生の鯵を買ってきて、不慣れな手つきで必死になって捌いて刺し身を作ったときのことでした。自分では納得の出来だったのにもかかわらず、子どもから「おいしくない」と言われたときにはせっかくの努力が認められていないと思ってしまい、子どもが嫌いになりそうになりました。 また、子どもが次から次へとブロックやパズルなどのおもちゃを広げて遊び、いざ片付けのときに全く片付けないことがあり、子どものことを嫌いになりそうになったときもありました。「これできれいな部屋なんだよ。どこが汚いのよ。」と子どもは片付けたくないばかりに、到底理解しがたい道理で反抗して来て、最初こそ受け流すことができたもののあまりにもしつこいので私自身も疲れてきて子どものことを受け入れられなくなりました。これが一人だけの反抗ならまだよかったのかもしれませんが、兄妹で人の話を無視して片付けもせずにふざけていたこともあり、その際はなんでここまで言うことを聞かない子どもたちなんだろうと、嫌いを通り越して情けなくて悲しくなってきたこともありました。 子どもの学校の面談の際に、子どもがずっとないと言い続けていた宿題が発覚したときも、嘘をついていた子どもを持った悲しさと恥をかかされたという思いが交錯して子どものことを本当に嫌いになりそうでした。 子どものことが嫌いになりそうな瞬間というのは、自分自身を嫌いになっている瞬間だと気づいてからは、自分自身を好きになるように努めるようにしました。そこで、まず自分自身に余裕がなくなると子どもを嫌いになるので、余裕を持てるように体を休めるようにしました。また、過大な期待をしすぎることでも自分の思い通りにならずに嫌いになりそうになるので、できるだけ今ある子どもの姿をそのまま受け入れるようにしました。そうすることで、少しずつ余裕ができてきて自分自身を嫌いになることも減り、さらに子どものことを嫌いになりそうということもなくなってきたように思いました。自分の気持ちをコントロールできずに子どもっぽい自分こそが、子どものことを嫌いになりそうな最大の原因なのかなとしみじみ思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 1, 2015 03:39:02 PM
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