2008/06/20(金)23:26
「コーヒーの焙煎を考える(1)」
「男はつらいよ」の第一作を何十年ぶりに観直して、あんまり良かったので第二作を借りてきました。二作目になって寅さん一家の呼吸がますます合ってきて…脇を固めた、森川信、ミヤコ蝶々、東野治郎が最高の芸達者で、さりげない間がご機嫌でした。
そんなこんなで、「コーヒーの焙煎を考える(1)」ですが…何から書こうかと、9年前位に自分の焙煎について書いた文を読み直してました。なるほど~って感じで…今と変わらない考えが半分、変わった部分が半分ってところでしょうか。
変わらないのは…焙煎を乾熱調理と考えていて、水分抜き、ロースティング工程をそれぞれ時間と温度で計測してコントロールしているところ。
変わったのは…ちょうどこの後からスペシャルティコーヒーに踏み込んだので…素材が変わり、カッピングを学び…その素材を生かす為に、ボトムポイント、水分抜き、排気の考えが明確になったところ。
それから、焙煎スタートの時間があの頃は朝7時過ぎからだったんですね、今は6時前後でえすから約1時間早くなってます。
ここ数年は焙煎自体には大きな変化は無くって、それよりも素材とお客さんの間で、どのような魅力にするか、どのような魅力の可能性があるか、をイメージする日々ですね。
30年少し前から焙煎ってどういうこと?コーヒーの魅力って?と探ってきていますが…もうすっかりシンプルなものになってます。