コーヒーはフルーツだ!さかもとこーひー

2011/07/22(金)15:25

「コーヒービジネスを考える(19)」

コーヒービジネスを考える(77)

「コーヒービジネスを考える(19)」です。 前回は、 自営レベルのカフェの大変さでした。 先日、野暮用で博多に行ってきました。 まったく外食する時間がなくて、 博多ラーメンでさえも、 帰りの空港で食べたくらいでした。 1泊だったので、 翌朝、コーヒー飲みたいなぁーと思い、 検索すると少し歩いたところに スペシャルティコーヒーのカフェがあるので、 テクテク行ってきました。 素材は良い、焙煎は?の日本のスペシャルティコーヒーの 多いパターンでしたが、 20席弱のフルサービスだったのです。 注文とりにきて、 持って来てくれて、 後払いで、 セルフじゃ無いってことです。 ふた月程前に札幌に行ったときも、 まったく同じような行動パターンでしたが、 その時のカフェも、 素材良し、焙煎?のフルサービスでした。 ともに、エスプレッソも頑張ってました。 多分、地域に密着して、良い店なんだろうと 思いますが…商売としては難しいだろうと 思ってしまいます。 焙煎して、卸やったり、豆の販売したりすれば 良いんでしょうけれども、 それでもオーナーは良いですが、 スタッフにはあまり報うことが難しいでしょう。 これが、居酒屋等でしたら、 まかないで食費を浮かせて、貯金に励めば、 独立の可能性が大です。 カフェだと、その可能性も小さいことを 僕はよく知っています。 そんなこんなで、 では、僕が今30前後で、カフェをするとしたら… 千葉の中心街の外れ、 できたら会社が多いところ、 10坪前後、 テーブルと椅子は無し、 スタンディングのテーブルと椅子をいくつか、 それで、 一日300人以上は欲しいところです。 他に、テイクアウト、オフィス向けデリバリー、 豆の販売から家庭向け、卸…への営業。 これだったら、 カフェの敷居の低さが魅力をフロントエンドになって、 なんとかまともな暮らしができるようになるんじゃ ないかと思います。 ポイントは、 セルフ、to goとfor hereでたくさんのお客様の可能性があること、 ハウスリストでリピートの可能性が広がる事、 ですね。 フルサービスのカフェや喫茶店では、 客数が一日50人100人レベルになってしまいがちです。 昭和の繁盛喫茶店は、フルサービスで、 一日300-500人入る店がけっこうあったんです。 それなら良いですが、 それでも今無くなってしまいました。 これが現実ですね。 まぁ、僕は50半ばになってしまいました…。 今日はこの辺で…。 一年程前に書いたブログをご紹介します。 スペシャルティコーヒー・スモールビジネスマーケティング さかもとこーひーのHPのバックナンバーから、 「独立を目指す君へ」 でも、色々と書いています。

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