テーマ:今日のコーヒー(5169)
カテゴリ:さかもとこーひー、5つのこだわり
プロのつぶやき704「20周年記念・さかもとこーひー5つのこだわり(4)さかもとこーひーの四季」 毎日二度寝の夏休みが終わり昨日土曜から毎日早起き焙煎の日常に戻っています。夏休みはまず幕張本郷サンク・オ・ピエでスタッフとの食事会、シェフが女性陣向けにカッペリーニ(僕もはじめて!)まで特別に作ってくれて、フォアグラには桃とこれも季節感溢れてみんなご機嫌でした。デザートに合わせたサンク・オ・ピエ専用ブレンドこーひーもみんな堪能しました。 あとは、検見川のクリークでカサゴのアクアパッツアのランチをしているとスタッフのKさん家族と一緒になったり、さつきが丘のうぶすなでお蕎麦屋さんではありえないレアの鴨せいろと自家製黒蜜寒天でご機嫌になったり…千葉のカフェではタポスコーヒーさんやのっぽ141さんで仕事を少し忘れてお茶したり…結局3キロ太ってしまいました。 そうそう「風たちぬ」も観てきました。「「風立ちぬ」きれい画と日本語、とりわけ夕陽と炭火の赤が今でも忘れられない。「設計に必要なのはセンスだ。技術はその後についてくる」の台詞が浮かんでくる。センスと技術と芸術を考えてしまう。宮崎監督は技術に追い抜かれたのか。この後味は昔あったと黒澤監督の「夢」を思い出す。」 とfacebookに書いたら美容師の長男から「職人としては、技術が先だと思う。でも、センスが付いて来るとは限らない。両者を並行して意識して、初めて芸術に昇華する可能性があるのかなあ(´・ω・` )」とコメントがあったので… 「技術は教えられても、センスは教えられない。自分で磨くもの。磨き続けるエネルギーが才能。そこに、受け止め感じる人がいて芸術になる幸せな瞬間が訪れる(*^o^*)」と返してあげました。 そんなこんなで…「20周年記念・さかもとこーひー5つのこだわり(4)さかもとこーひーの四季」をお届けします。 「さかもとこーひー5つのこだわり」 1.「コーヒーはフルーツだ!」 2.「焙煎は素材とお客様をイメージして」 3.「豆を挽いて、カフェプレスで淹れる」 4.「さかもとこーひーの四季」 5.「丁寧な暮らし」 この5つになりますが…第4回は「さかもとこーひーの四季」です。 さかもとこーひーでは20年前の開店の時から毎月新しいこーひーを発売しています。コーヒーっていうとアイスコーヒーくらいでなんか季節感に乏しいのが不満だったんです。 僕は日本の四季のある豊かな暮らしに魅力を感じていますので、さかもとこーひーをはじめた時に季節のブレンドを作っていって…桜餅が売られるようになったら日本人誰もが春を感じるように…さかもとこーひーの季節のブレンドで常連さんが季節を感じてもらえたらなぁーと思ったんです。 お陰さまで、20年経ち…春の「桜ぼんぼりカフェ」「ミモザカフェ」…初夏の「夏への扉」から…「夏の空」…秋になったら「ペーパームーン」に「ベラ・ノッテ」…冬には「イルミネーション」「陽だまり」…等々、季節感豊かなこーひーがお客様の日常に親しまれるようになりました。 「桜ぼんぼりカフェ」や「ベラ・ノッテ」は特に親しんで頂いて…毎年「春ね~♪」とか「もう秋ですね~♪」とメールを頂いています。 勿論、たんに季節のネーミングをしているわけではありません。春夏秋冬それぞれの季節に美味しく感じるような味作りしていますが…それだけではなくて、季節のお菓子にも合うようにブレンドしています。コンビニから人気のケーキ屋さんや和菓子屋さんと季節感あふれるスイーツが並びますから…春の爽やかなお菓子、夏のフレッシュなお菓子、秋冬のチョコレートや豊かな味わいのお菓子をイメージしています。 こーひーレッスンの時に良く冗談で…和菓子にコーヒー合わせたらさかもとこーひーは世界一です♪…和菓子は日本のものですからね~♪…そんなこと言ってます。冗談はともかく、スペシャルティコーヒーになって、その味わいのきれいなこと、甘さや酸味のバランス、香りやキャラクターの多様性と、素材を見極め、焙煎やブレンドをすることによってフードペアリングやマリアージュの可能性を感じています。 いや~、恵まれた時代になったものです、まだまだ楽しみがひろがりそうです。今、和のデザートとのマリアージュするブレンドの企画を進めていますが…知り合いの店やら常連さんに試してもらったところか、様々なお店の和菓子と試してくれて、そのご感想も参考になることばかりなんです。これで、餡子や黒蜜との合わせ方が細かいところまで見えてきています、正直和菓子にはお茶よりも繊細な甘さと柔らかなコクにほのかなフローラル感でバランスとったこーひーのほうがよく合うと思っています。餡や黒蜜と味わいのバランスよくて、フローラル感がそこからさらに魅力的にしてくれますね。 チョコレートでも、サンク・オ・ピエのシェフがヴァローナのグランクリュを駆使して魅力的なデザートを次から次へと出してきますし…最近親しくさせて頂いているケンズカフェ東京さんのガトーショコラもヴァローナのグランクリュを使い粉等使わず卵とチョコレート、バターで仕上げる逸品ですが…そのガトーショコラに合わせるブレンドをしているだけでもどのように魅力的にできるのかとっても勉強になっています。 そんなこんなで…「さかもとこーひーの四季」でした…第5回最終回は「丁寧な暮らし」です。 「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.19 19:42:19
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