テーマ:今日のコーヒー(5071)
カテゴリ:スペシャルティコーヒー
プロのつぶやき1010「京料理、仏料理・・・そしてこーひー」 梅雨冷えな毎日で・・・九州の豪雨で大きな被害になっています・・・自然の脅威からは逃げるのが一番、お互い気をつけましょう・・・あっ、今日は七夕ですね。 イギリスでテニスのウィンブルドンが始まって・・・今年は錦織選手が3試合ともストレートで勝ち上がって・・・体力のロスを最小にしています。怪我明けの去年後半見事に復活して・・・今年のスタートのオーストラリア・ブリスベンではサービスもストロークも素晴らしく優勝、興奮しましたが・・・その後体調悪かったりで苦労して・・・最近コンデション上がっての活躍です。 全豪・全仏でもベスト8と安定して好成績ですが・・・勝ち上がりで体力消耗してその先に行けませんでした。ボクシングのように階級制だったらとつい愚痴ってしまいます。日本人の身体的体力的なハンデを感じてしまいます・・・しかも、1週間2週間と2時間3時間の試合が続きますから・・・ほんとハードです。 Twitterで世界中のテニスファンとつながって・・・多様な情報がオンタイムで入ってきて・・・世界中のファンがスポーツバーに集まって観戦しているような楽しさです。去年からサービスのクオリティが上がって・・・ショットの精度が上がったら・・・もう一つステップアップできると期待していましたが・・・現実にそうなって、リターンも素晴らしく、芝でのフットワークに慣れたようで・・・オンタイムでの観戦、録画での復習と忙しいです(笑) そんなこんなで・・・先日千葉県の流山まで遠征して・・・京料理かねきさんに食事に行ってきました。松戸の隣、江戸川を渡ると埼玉の三郷の・・・創業60年になる構えの立派なお店です。 とっても楽しく・・・鱧、鮎、イワシと季節の料理を大好きなお酒飛露喜で堪能しましたが・・・千葉の片隅流山で京料理のお店を60年も続けている凄さを感じていました。 東京や千葉流山での京料理って・・・日本でフランス料理をするのと通じるのでは・・・最近増えているインド料理でも同じように感じます。 コーヒーは輸入文化ですから・・・常に本場のコーヒーは・・・アメリカでは、フランスでは、ブラジルでは、イタリアのエスプレッソは・・・最近は北欧では・・・さかもとこーひーの前は紅茶の店やってましたので・・・イギリスではも付いてきました。 まぁ、コーヒーや紅茶を農産物と捉えた時から・・・欧米でのスタイルも大切だけど・・・農産物としての魅力や価値にフォーカスしてから迷いがなくなりました。 その魅力を日本の地域のお客さまへどう伝えるか?・・・どう喜んでもらえるように届けるか?・・・なんだと思っています。仕事なので・・・サードウェイブコーヒーや北欧のコーヒーも一応押さえてチェックしますが・・・有難いことにあちこちから豆が飛んでくるので・・・結構世界中の豆のカッピングしてます(笑)・・・特に抽出の工夫しないカッピングですから・・・シビアです。(勿論、日本の有名店の豆も飛んできます(笑)) ロックが入ってきた世代ですので・・・これはロックだ、これはロックじゃないといった不毛な論争が昔ありました。ようは洋楽なんですが・・・今度は邦楽洋楽論争もあったりして・・・日本でやったら全部邦楽ということも言えますし・・・ロックの初期には拠り所が欲しかったんでしょうね。 音楽も料理も・・・メディアの存在が影響しますし・・・以前達郎が・・・フォークでもロックでも能書きや喋りが達者な人が生き残りやすかったというようなこと言ってました。言葉が達者だとメディアが取り上げやすいんんですね。無口なロック少年でどんなに腕がよくても埋もれてしまいやすいと・・・大切なのはロックの根性というか、魅力があるかどうかなんですけどね・・・メディアにとってはメディアを売りやすいかどうかでしょうね。 コーヒー業界でも・・・昔は業界誌を押さえた人が有名になっているように思っています。地方の名人でも業界誌にあまり縁が無いと影響力あんまり無いままです・・・勿論、それで全然構いませんけど。 で、さかもとこーひーはネットの時代になった時に・・・これで、自分のメディアを持てると思って・・・業界誌に距離を置くようにしました。店としては、業界誌とかメディアに頼らなくても・・・自前のメディアで手軽に情報発信したり、お客さんとコミニケーションとれるのでいい時代だと思っています。 そうそう・・・京料理やフランス料理やお菓子ですが・・・京都やフランスで楽しむ京料理やフランス料理がありますし・・・東京や千葉で楽しむ京料理やフランス料理もあります。 素材にしても京都やフランス由来のものも楽しいですし・・・日本の素材を京料理やフランス料理の感覚や技術で楽しむのも嬉しいです。 要は・・・何が京料理的なのか、フランス料理的なのか・・・勿論、答えはひとつでは無くて・・・それぞれの料理人の考え方や感性技術が伝わってくるのが楽しみです。 つまらないのは・・・そういったベースが弱いのに・・・表面的な飾り付けや珍しかったり高級だったりの素材を使ったりしたものですね。そうなると・・・商売ビジネスの領域になってしまいます。勿論、商いが上手くいかないとやりたいこともできませんから大切ですが・・・最近のカフェ関係を見ているとSNSでのブランディング、ポジショニング、マーケティング、手っ取り早い集客の匂いプンプンが気になります。 さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.07 10:15:04
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