テーマ:今日のコーヒー(5071)
カテゴリ:スペシャルティコーヒー
プロのつぶやき1065 「深煎りコスタリカ」 *8/14(金)~17(月)夏休みを頂きます。 *9月から、定休日を「月曜・火曜」といたします。ご不便おかけしますが、よろしくお願いします。 今朝大きな雷鳴で起きて、店に来た7時頃が一番強く雨降ってびしょ濡れ・・・いつもなら夏休みだし、今週は4連休ですが、夏の陽射しはまだですし・・・なんだかなぁ~って気も晴れませんね。 でも、今週達郎のライブ映像配信があります・・・流石にスマホでは楽しみ半減しそうなので、TV替えて、スマホから上手く繋げられて準備万端です。 そのTVの接続確認してひと安心しながら・・・BSにしたら、寅さんの夕焼け小焼けがやってました、寅さんで一番好きな回で、DVD持ってますがそのまま観てしまいました。 45年前の夏映画館で観て、その夏休みは舞台になった播州龍野赤とんぼの町へ一人旅、醤油蔵並ぶ古い街並み歩いて、映画で使われた旅館に泊まって、名物の素麺揖保乃糸食べて、二十歳でしたね。 おなじみの寅さん一家と太地喜和子、宇野重吉、岡田嘉子、久米明、大滝秀治、桜井センリ、寺尾聰・・・昭和の名優が素晴らしいです。笑って、ジーンときて、イラッとして、泣いて、お腹いっぱいでした。 そんなこんなで、さかもとこーひーのダークな深煎りの魅力「深煎りコスタリカ」の素材が「コスタリカ・ロサンゼルス・ビジャロボスFW」になりましたので、ご紹介します。 【深煎りコスタリカ】 さかもとこーひーのダークな深煎りの魅力を代表する「深煎りコスタリカ」です。先日さかもとこーひーでもお馴染みの「コスタリカ・ロサンゼルス」の別ロットが手に入ってカッピングしたらこれは深煎りにしたらマウスフィールや甘さがより魅力的になるなーと、使い始めました。2020年いっぱいくらいは使えると思います。 ダークな深煎りの味わいで・・・焦げのない滑らか円やかな口当たり、きれいで明るさを感じる余韻がさかもとこーひーの深煎りですが・・・さらに柔らかな口当たりと甘さがより魅力的になりました。 プロバット焙煎機の良さを生かして・・・さらに微妙に焦げはじめる火力を見つけて、その寸前の火力でぐーっと深く焙いていっています。さかもとこーひーで一番の深煎りですが、豆の表面の焦げが無いように仕上げているので、ざらついた焦げの味わいは無く、滑らか円やかな口当たりです。勿論、ダークな魅力です。 焦げないように焙煎しているので、深煎りコーヒーによくある油でテカテカとか無いので、はじめての深煎り好きのお客さんからはこれで深煎りですかとよく聞かれますね。 27年前、昭和の深煎りメインの自家焙煎店でスタートして・・・20年前にスペシャルティコーヒーに出会って、素材と焙煎に向き合ってきました。 ピーツコーヒーの深煎りに出会った時は衝撃的で・・・その深煎りのための素材選びや焙煎がどうなっているのか、色々と勉強になりました。バークレーの工場を見学できたのも刺激的でした。 この「深煎りコスタリカ」はピーツコーヒーの深煎りとは少し違った方向ですが・・・あの深煎りの魅力に影響を受けて、今のさかもとこーひーの深煎りに仕上がっていると思ってます。 特に、冷え切ってからのクリーンな味わい、滑らか円やかな口当たりに焦げの無い焙煎技術が出ていると思います。 以下は2015年8月の「深煎りコスタリカ」のご紹介文です、 ・・・ 深煎り好きの常連さんが増えていますので…さかもとこーひーの中でもさらに深く焙煎した「深煎りコスタリカ」をご紹介します。 プロバット焙煎機になってから一番の深煎りです…さかもとこーひーの深煎りは、焦げの無い深煎りを基本としまして、ざらついた不快な苦味の無い円やかさや華やかさがある心地よい苦味を基本としています。 プロバツト焙煎機はほんと焦げずに…深煎りにしても豆の色が焦げ茶色にならないので…深煎り好きのはじめてのお客様からは、これで深煎り?と言われるのですが…焦げていないので色があまり濃く無いこと、油も滲み出ないことなど説明しています。 で、ではもっと深く焙煎して…スペシャルティコーヒーの華やかさやきれいな余韻にダークローストの香りや味わいと甘さのバランスが魅力的なさかもとこーひーの新しい深煎りをお届けしようと準備してきました。 きれいで、華やかで、円やかな深煎りの魅力…ダークチョコレートのような色合いを出しました。冷めてからの明るく華やかな余韻がより魅力的だと思います。強い苦味やざらついた苦味、くどい後味はありません。 通常の深煎りの焙煎のままに深く焙いてもこのような味わいにはならないので…焙煎が深煎りの段階になってから少しテクニックを使っています。 さかもとこーひーの常連さんなら何の違和感も無くこの「深煎りコスタリカ」を楽しめると思います。この「深煎りコスタリカ」のご感想を参考にしてこれからの深煎りこーひーのバランスや可能性を追いかけて行こうと思ってます、お楽しみください。 コスタリカ・ロサンゼルス・ビジャロボスFW 品 種: レッドカツアイ、カツーラ種 栽培地: コスタリカ ドタ・タラス地域 サンタマリア デ ドタ地区 標 高: 1,750m 生産者: カルデロン一家 収穫時期: 1-2月 生産処理: ラスフローレス農園で収穫されたチェリーをロサンゼルス・マイクロミルで生産処理(醗酵工程をとらない水洗処理式)、天日乾燥(アフリカンベッド式)で仕上げる。コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありましたが、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は150を超えるといわれています。ドタ・タラス地域は、険しい山々が連なるタラス地域の更に南に位置します。これら地域ではコーヒーの木々が山の斜面に広がる風景が印象的です。一般的にタラスのコーヒーは酸味に特徴を有するものですが、ドタ・タラス地域のコーヒーはそれに加え、コクを有する傾向があります。ロサンゼルス・マイクロミルはカルデロン一家によって始められました。以前は農協などに収穫したチェリーを搬入するスタイルでしたが、近年のマイクロミルの発展により、彼らもそのスタイルに転じることを決断しました。その理由はより高品質の、自分自身のブランド、ロサンゼルスのコーヒーを生産することで、より高い収入と満足感を得ることが出来るからです。ロサンゼルスのマイクロミルは、更にユニークなことに、20代の若手生産者カルデロン兄弟が情熱をこめてコーヒーを生産していることです。彼らは世界中のバイヤーに会い、自分自身の作ったコーヒーの評価を聞けることが楽しいと言います。生産地は日本の農業同様、若者の農業離れが大きな問題となっておりますが、農業の未来に光が見えてくるような明るいことです。ロサンゼルス・マイクロミルは、世界中のマイクロロースター向けに高い品質のコーヒーを提供し、COE入賞の常連にまで成長を遂げています。2011年、2018年では見事1位入賞を果たしています。ロサンゼルスの熟したオレンジの様な甘みと爽やかな酸味のバランスをお楽しみ下さい。 1500円/250gパック(税込み) さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.07.26 09:25:36
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