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コーヒーはフルーツだ!さかもとこーひー

2021.10.03
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プロのつぶやき1127「まあ、幸せな人生だったんだろうと思う。」

カード払い用ネットショップ ​http://sakamotocoffee.shop/​ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。

10月になりました・・・さかもとこーひースタッフ全員がワクチン2回接種できました、ひとつ階段のぼった感じです。

緊急事態宣言解除になって世の中の暮らしが少しづつ戻っていくのでしょう。まぁ、コロナの怖さが身に染みていますので、慎重にゆっくりと戻したいと思っています。

それでも、少人数のワイン会や食事会の予定が入ってきていますので、くつろいだ食事を楽しみたいです。ライブも色々と試行錯誤しながら徐々に復活しているようです、まだチケット取ってません、配信だけです。

先日、日経新聞文化面の難波弘之さんのコラムを読んでじーんときました。

難波さんはキーボーディスト作曲編曲SF作家ですが・・・プログレミュージシャンで達郎のサポートを長くしています。さかもとこーひーの初夏の人気ブレンド「夏への扉」は達郎が難波さんのために作って、後に達郎も歌っている曲で、大好きな曲です。

「夏への扉」は今年で19年目の初夏のブレンドで、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。

その難波さんが、生い立ちやデビューの頃からの話をしてミュージシャン人生を振り返っていました、僕より2歳先輩なので68歳、もうすぐ70歳ですね。

「何をやっても売れなかったが、何故(なぜ)好きな音楽で45年も生き延びることができたのか? それは、たとえ少人数でも、僕の音楽を聴き、ライブに来て下さる皆さんのおかげだと思う。」

「僕の音楽は一般受けしないのだろう。そう悟ってから、妙にあくせくすることがなくなり、楽に音楽に取り組めるようになった。

まあ、幸せな人生だったんだろうと思う。」

なるほどなぁーと・・・ファンからすれば引っ張りだこの一流の腕を持っていて、東京音楽大学の教授もしていて、お嬢さんの玲里ちゃんもシンガーソングライターで素晴らしいミュージシャンで親子でのライブも楽しそうですし、気の進まないミュージシャンからのオファーには応えず・・・自由に楽しんでいるなぁーと感じていたんです。

「僕の音楽は一般受けしないのだろう。そう悟ってから、妙にあくせくすることがなくなり」この言葉が身にしみます。

因みに難波さんの40周年ライブ行きましたが・・・6時間超えなのにあっという間で素晴らしいライブでした。

さかもとこーひーのやってきたことも同様で一般受けしない紅茶専門店や自家焙煎のビーンズショップ(カフェはしない)で40年生き延びることができたのか?

それは、さかもとこーひーを選んで飲んで楽しんでくださるお客さんのおかげだと思っています。

勿論、商売ですので自己満足にならないよう自戒して、常連さんの立場になって考えるよう、暖簾看板を汚すことの無いよう気をつけています。

それでも、紅茶専門店の時にはケーキやスコーンを焼いていましたが、パスタやカレーにアルコール類に手を広げず(今ならスリランカカレーやってたかもしれません。なんてったって40年前に10日間朝昼晩とスリランカカレーどっぷり浸かって、それが僕のカレーの柱になっていますから(笑))・・・自家焙煎の珈琲屋になってからは喫茶カフェはしないで、豆売りだけでやってきました。

ケーキや食事にお酒と食べたり呑んだりは大好きですが、それを仕事にはしないでコーヒーの焙煎と販売に取り組んでこれました、そして息子二人が店に入って継いでくれています。

行き詰まって目の前真っ暗になって天を仰いだ時もありましたが・・・「まあ、幸せな人生だったんだろうと思う。」と思います。

敗戦で分断された文化が戦後76年国内での大きな戦乱がなく続いて成熟してきましたが・・・エンタメ業界も飲食の業界もフロントで大きなビジネスをしている人や店だけではなくて、小さな店やサポートしている人たちがあっての成熟であり、多様で深い楽しみが広まってきていると思っています。

それが戦争以来と言えるようなコロナ禍でエンタメや飲食、その他様々な業界を打ちのめしました。一旦消えてしまうと取り返しがつかなくなり・・・新たな成長成熟にはまた何十年という年月が必要になります。

その辺が我が国のリーダーたちにはわかっていないのか、軽視しているのか・・・自分と同世代の60代70代の成熟した人たちと文化的な成熟を軽んずる人たちが混ざっているのを感じています。

残念ながら日本は人口減少時代に入っています・・・衰退より成熟を願っています。そのためには60代70代の戦争を知らない子供たちだった老人の成熟が必要でしょう。勿論、地道な成長も必要です。

子供や孫の世代が堅実でも楽しみ豊かな暮らしができる世の中であって欲しいと思いますね。

長髪で戦中戦前世代に反抗していた若者の多くが70年経って忖度権力老人になってしまいました・・・まぁ、いつの世もそんなものなのはわかっていますが、エンタメや飲食の豊かさを打ちのめした了見が残念です。

NHKホールの2階前列の席で聴く難波さんのピアノは最高に魅力的です。

余談ですが、先日の横浜アリーナB'z公演でのドラムは青山英樹、B'zの初期の曲でドラム叩いていた青山純の息子で親子二代でB'zのドラム叩いていて感慨深いものがありました。こちらもスタートしたユーミンのコーラスには佐々木詩織ちゃん、達郎やMISIAのコーラスしていた佐々木久美さんのお嬢さん。伝統芸能では当たり前ですが・・・輸入文化でもこういう厚みが増えてきて成熟につながっていくんだと思いますね。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。







Last updated  2021.10.03 08:51:52
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ハンサムクン3714@ Re:プロのつぶやき1040「技術と成熟」(02/02) はじめまして。勝手に訪問させて頂いて、…
Mikye 市右衛門@ Re:プロのつぶやき896「ターナーのペアリングレポート」(04/23) ブログ読ませて頂きました。今度お伺いし…
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