テーマ:今日のコーヒー(5169)
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プロのつぶやき1278「閉店・倒産ニュースで感じました」 ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。 9月に入りました・・・朝晩グッと涼しくなって、昼間の暑さもピークを過ぎて心安らぐほどですが、迷走台風で被害が出ています・・・くれぐれもご安全にしてください。しかし、アラ古希にとってこの夏の暑さはきついですね・・・具合悪くなる人が出るのもわかります。 今週は、テニスのUSオープンと、錦織選手出場のイタリアでのチャレンジツアー大会を観ています。錦織選手はコンデション良くなって、流石のプレイで2試合勝ち進みましたが、3試合目は肩の痛みでリタイアでした。多少の痛みを我慢して勝ち進み、故障して長期離脱を過去にしていましたので・・・もう大きな故障はできないので、試合前の棄権のニュースを見て少し安心しました。 一方、このところ同世代の活躍が伝わってきています。 先週有楽町朝日ホールで見てきた「談春芸歴40周年」、談春師匠は年下ですが・・・若手から観ていて、もう60歳前で、名人への道を歩んでいます。志の輔師は43周年、同世代です。 アルフィーが50周年でメディアでの露出が目立っています・・・高校時代知り合った3人がデビュー50周年、解散することも無く、全国ツアーを今だにまわっています。 そういう意味ではスタレビやマーチン鈴木雅之も全国ツアーをいまだにやっています。達郎も同じですが・・・それぞれのファン層が微妙に違うのが面白いです。 マーチンのファンは還暦になっても、昔はポニーテールのロックンロール少女だったという女性ファンがガンガン踊っていますし・・・達郎のファンは地味で頑固そうな爺いが多いです(自分も含めて(笑))・・・スタレビやアルフィーは明るく楽しそうなファンが多いですね。同じ立川流でも志の輔・談春・談笑とお客さんが違います。 いずれにしても・・・全国ツアーをできるっていうのは、それだけのファン・常連さんがいるってことでして・・・・若い頃ヒットしたからその勢いでのツアーとは違います。 まぁ、音楽好きの少年が50年経っても全国ツアーできてるってのは・・・戦後10年くらい経っての生まれで、なんとなくのんびり育った世代だからこそかなと、自分に重ねてしまいます。 音楽業界なんて、のんびりした音楽好きは生き残れない世界で・・・人を押し除けても駆け上がる成り上がりのエネルギー勝負の要素が大きいでしょうが・・・飢えを知らない世代の成熟の一つかなと思います。(最も、戦後成長期の蓄積を寄ってたかって食い潰してしまった日本の今でもありますが) アラ古希になっても全国ツアーにまわっているのは凄いです・・・それぞれのファン・常連さんの多さですね。 そんなこんなで・・・去年の秋冬から目立ってきた飲食店、カフェの閉店ですが・・・この春夏でも飲食店・カフェ・自家焙煎店の閉店や倒産が伝わってきています。 中には知っているお店もあって・・・気がしずみますが、何年も前から危ないなぁーと感じていたお店が無くなることも多く・・・商売の厳しさなんでしょう。 最近のお店に感じるのは・・・浮ついた感じや自己実現の手段になっている感じです。お店はお客さんに必要とされないと継続できません。勿論店主の個性は出そうと思わなくても出てしまうものですが・・・勢いやハッタリの商売では長続きしません。(学園祭レベルと揶揄してしまいます) ただでさえ、個人店は経営資源(人ものお金情報等)が少ないので最初から不利なんです、大手も老舗も新しい個人店も商売はハンデキャップ無しです。そしてネット情報はあっても・・・地道な商いの基本や原則から外れているお店があまりにも多いと思っています。 カフェで言えば・・・客単価の低い業種ですから、ある程度客数が必要です。客席×営業時間が客数には大きく関係するのに・・・少ない客席で短い営業時間、週休2日とか・・・どうするの?って感じです。料理やスイーツに手間をかけますが・・・プロの料理人やケーキ屋パン屋のようには量を作れません。 少ない客数ならばシェフや親方の個人技で客単価1万円前後(あるいは5000円以上)のスタイルでないと厳しい。予約の取れないお店に誘われて行く機会がありますが・・・メンバーは美味しいもの大好きな人ばかりで・・・どのお店も1万円前後で、美味しさも量もお酒も大満足なお店ばかり・・・焼き鳥・中華・焼肉・和食・フレンチ等々・・・しかもこじんまりとしたお店ばかり、しかもはったり無し・・・店主の気持ちと技が素晴らしい・・・そんな魅力的でお値打ちなお店は食べ歩き大好きなお客でいっぱいです。まさに個人技のお店ですね。 カフェではそうはいきません・・・すぐテイクアウトしたいのにハンドドリップされてはミスマッチです。 さかもとこーひーは「全盛期のない商い」を基本にして、毎年ほんの少しずつ常連さんが増えるようにしてきました。大きく儲かることも無いし、急拡大もできません。個人店に相応しいと思っています。 さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.01 08:32:09
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