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カテゴリ:道関係
昨日から雨模様、お彼岸といえども車の量は少ない感じ! お墓参りに帰省する人が減ったというよりは、お墓自体都会に引っ越ししていて、帰省する必要が無い人が多くなったんだという気が致します。 寂しくなった故郷を元気にしようというグループが、お隣の西吉野町にあります。 その名も「賀名生の里地域活性プロジェクト」、そのプロジェクトなどが中心になり、13日(日曜日)に開かれた「賀名生の里ウォーキング」に参加してきました。
五條駅から少し歩いたところにある通称「八幡さん」と呼ばれている「統(スエ)神社」に集合。 正確な人数は分かりませんが、約60名前後の人達。 私たち夫婦とよく似た年代が中心。 西吉野のカッキー君も駆けつけ、最初は主催者の「賀名生の里歴史民俗資料館」の館長さんのご挨拶から始まりました。 この館長さん、晴れ男らしく、この日も快晴のウォーク日和! 館長さんの名前はあまり公表されておらず、愛称「コゲ館長」、このお名前でブログも作られておられますが、名前の由来を聞こうと思っていたのに、聞き忘れました。 私と同じ62歳の方で、神職の資格を取る為、2年間通信教育を受け、どうやら、最近資格を取られたようです。 何の為に取ったのかお聞きしたところ、例の大きな銀杏がある「丹生神社」の神主さんを務められるとか~! 凄いお方なんですね!
新装なった吉野ストアーの少し先から五新線跡の道に入っていきました。 このウォークには京都造形芸術大学非常勤講師であり旧街道研究家でもある「北原 仁巳」さんが同行され色々な見どころや歴史の説明をしていただきました。
上の写真は御霊神社本宮での説明。 五條周辺にはこの「御霊神社」の名前が付いたのが多数みかけますが、この本宮を宮分けしたもので、その数は20社もあるそうです。 神社などには必ず左足から入りなさいとか、お賽銭を出す前に鈴を鳴らし、必ず神様を起こしてからお賽銭を入れる姿をみてもらうと効果があるとか、ほり投げるのではなく、静かに入れ、金額は5円(ご縁)か45円(始終ご縁)などがいいというタメになるお話満載でした。 片道約8キロのコースを約2時間ちょいで歩き、梅見物で賑わう賀名生の里に到着。 トップの写真でも分かるように、本当にいいコースで、秋にも開催する予定らしいので、それにも参加してみたいと思います。 いつでも好きな時に歩けばいいようなモノですが、こういうイベントを利用すると、解説があったり、特別拝観があったり、更に物産展なども開催されたりで、楽しみが倍増します。 今回もウォーク参加者には天皇の皇居であったとされる「堀家住宅」に入ることが出来、しかも座敷でお吸い物までいただきました。
写真は堀家内部、写っているのは私達ではありませんが、ここで持参したオニギリなどを食べ、同じように参加された佛心寺会計の奥様に美味しいコーヒーを立てて頂きました。 ソムリエの資格を持っておられるそうで、本当に美味しかった。 奥様、幅広い趣味をお持ちのようで、道程、色々な話を聞かせていただき、勉強になり、楽しく歩けました。 帰路はバスで帰ろうかと思っていましたが、楽しい道連れが出来たので、歩いて戻ることにしました。 下の写真は奥様同志! 写真下の方に写っているのは蜂の巣箱!
資料館付近や旧小学校校舎で西吉野物産展や演奏などのイベントが開かれました。 そのお店の中に宇陀郡御杖村で立体組木を作られている松村さんという方のお店がありました。 どうですか、この出来栄え、惚れ惚れします。 今後の参考にと、有り金叩いて買い求めましたが、8センチぐらいの厚みを刳り貫くような電動糸鋸は無く、特殊なものを使用されているそうなので、私なんぞでは無理なよう~ うまく木目を生かし、こういうものを作れるのは先天的な芸術センスなのか、それとも努力でなんとかなるものなんですかね~? こういう木工品を作ってみたいな~! 松村さんも60歳ぐらいから始められたようです。 今回のウォーク、春の快晴の下、楽しく歩かせていただきました。 久し振りに歩いたのと、靴がもひとつだったので、足が痛くて~! 五條には「大和社中」や「うちのの館」などの地域活性化NPO団体がありますが、こういう催し物を積極的にする「賀名生の里歴史民俗資料館」は、どちらかのNPO団体に属しているのだろうと思っていたら、なんと、「西吉野町 和田自治会」さんが指定管理者になっているとのこと。 賀名生のあるところを和田といいます。 凄いですね!! どこかの自治会と雲泥の差、頭下がります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
祝30000回アクセス数おめでとう!!
ふるさとだよりこれからもがんばってね あまり無理をせずにしてください 楽しみにしてま~す フクロウの立体組木春ちゃんだったらもっと素敵にできるよ (2011年03月24日 17時58分36秒)
1818さん
>--励まし、ありがとうございます。 何事においても、センス、技術、経験に加え、道具がモノを言います。 まあ~、素人なりに道具を揃えていっており、地域の要望に応えれるよう少しづつではありますが、努力をしています。 (2011年03月25日 16時53分42秒) |