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カテゴリ:景色
Gウィーク、前半は震災の影響かと思うぐらい少な目な人出でしたが、後半3連休、これは例年どおりの賑わい。 国道168号線、休憩施設はそんなに多くは無く、本宮・十津川・大塔の道の駅が中心になります。 この中でも、吉野路大塔は色々な施設がまとまっている為、休憩ポイントとして人気が高く、ゴールデンウィークは凄まじいほどの混雑! 恐ろしくなってしまいます。
晩春を飾る風景二題を~! この道の駅のある星の国、賑やかに咲き誇る八重桜。 写真は星の国へ行く道の途中から混雑する道の駅の風景。 下の方にあるドーム状の屋根が道の駅、奥の方に見える小屋があるところが「ちびっこゲレンデ」。 この混雑と八重桜を見ると、今年の春のフィナーレといった感! 牡丹桜=八重桜、奈良県の県花でもあります。 野生の山桜に対して、人里の桜ということから「里桜」とも呼ばれています。 普通の桜より2週間ほど遅く咲くわけですが、この辺一帯では、その時期がちょうどGWに重なる為、桜を全て、この八重桜に統一していれば、素晴らしい名所になっていたはず! 先人の判断、もう一工夫していればと残念至極!
写真は損保谷に咲いている山吹! 五月中旬頃を晩春というそうですが、その時期に咲く代表格。 オレンジ色に近い濃い黄色で、いわゆる山吹色といわれる華やかな花。 花の色が蕗に似て金色で美しいから「山ぶき」と呼ばれるようになったとか、しなやかに枝が風に揺れる様子から「山振」の名が付き、これが変じて「山吹」になったとか言われています。 この山吹、ギザギザした葉に五つの花弁をつけるのですが、八重桜(牡丹桜)のようなものもあります。 八重山吹と言われ、普通の山吹と違い実を付けないことで有名です。 山吹の話を長老にしたところ、昔、次のような歌を学校で習ったとのこと! 「七重八重 花は咲けども山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」 この句に関して「山吹伝説」と言われているのがあります。 室町時代の武将「太田道灌」が父を尋ねていったところ、途中、突然の雨に遭い、農家で蓑を借りようと農家に立ち寄ったところ、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出しました。 蓑を借りようとしたのに、花を差し出されたことに道灌は腹を立て、この事を後で家臣に話すと、これは先ほどの歌にひっかけたもので、山間の茅葺の家でありますが、貧しくて蓑(実の)ひとつ持ち合わせないことを奥ゆかしき答えたものと教わりました。 この歌は勅撰和歌集(天皇や上皇の命により編集された歌集)である「後拾遺和歌集」の中にあり、この古歌をしらなかったことを道灌は恥じて、それ以降歌道に励んだそうです。 どこのお家も、一見華やかに見えますが、内情は色々抱え大変だということかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ご無沙汰しております。
ゴールデンウィーク期間中の168号線は、本当にクルマやバイクが多くて大変ですよね。 たぶん道の駅なんかもエライことになっているのではとお察しいたします。 ボクも勤め先がJR大阪駅にあり5/4に出勤したのですが、このGWは大阪駅のリニューアルオープンもあって、駅ビルの来場者が50万人!!とかつて見たこともない位の人でごったがえしてました。 エレベーターに乗るだけで30分待ちとか...よくあれだけ混み合ってる中を、文句も言わず並ぶなんて日本人はホントに我慢強い人種だと感心してしまいます。 (2011年05月06日 08時37分25秒)
DRAさん
>----梅田、大変だったようですね! こちらに来てから一度も大阪市街に行ってません。 随分変わったんでしょうね! ロフトなんか、ウロウロしてみたい気はあるのですが! 文句も言わずに並ぶのも、ゴミを捨てまくるのも同じ日本人、例年、GW後に道のクリーンキャンペーンが行われるのですが、何か割り切れないような気持ちになってしまいます。 (2011年05月08日 11時48分23秒) |