春ちゃんの阪本便り

2013/03/25(月)20:55

再開

道関係(9)

 暖かいといいますか、暑いぐらいの日もあれば、肌寒く、ストーブが気持ちいい日もあり、服や布団の調節がややこしくなってきました。梅が満開になったのを追いかけるように桜も咲き出し、十津川の方では山桜も咲いているようで、慌ただしい春ですね!虫も動き出し、我が親族も動き出し、今年初めて、長老宅に集結し、持ち寄った料理の自慢話満開!今度集結するのは山菜が採れ出す頃。私の山歩き、この辺で、ノンビリ歩ける仲間が居ないので、しばらく中止しておりましたが、嫁さんが歩きたいと言い出したのと、ブログに紹介させていただきました、ショウタンさんの刺激を受け、周辺探索再開しました。手始めに、気なっていた四か所の探索を考えています。一発目は、小代入口から小代下に下りる古道。二発目は、簾の麓から天辻に抜ける古道。三発目は、天川広瀬から塩野方面に通じる古道探索。四発目は、以前ロストし迷ってしまった塩谷から簾に向かう道いづれも、調査しようと思いながら数年以上も放置している案件。一発目の小代下ルート探索23日に嫁さんとM君同行で実施。 ふるさとの森公園から向阪本に登り、小代の入り口、通称「風吹(かぜふき)」と呼ばれている所から小代下に下るコース。阪本との高低差約170メートル、3キロほどを90分でノンビリ探索。向阪本から山中に入り、二曲りした先に現れる鉄棒のある家。長老のお話では「風吹きのオイヤン」と呼んでいた「鎌戸」さんの家。この辺は風が強く吹き抜けるので「風吹」というのだそうだ!(上図の1)この鎌戸さんの畑の真ん中の畔を進み右の方へ進むと、やや狭いながらの道に出る。くれぐれも奥の方の畔を行き、十津川方面に進む杣道らしきものに行かないように!(ショウタンさんの案内写真の方向はこの杣道になってしまいますので注意)7年前に来た時、もう少し道が広かったように思うが、少し上から押されてきているようだ。少し行くと右手に、小代 増田家の放置された墓が現れるが、この辺りから道幅が広くなり、古道らしくなる。この道は「七曲り」と呼ばれているので、実際、何曲りあるのか数えたら、なんと、21曲がりほどあるクネクネの急坂下り。知らなかったが「七曲り」を辞書で調べると「幾重にも折れ曲がっていること」と書かれている。クネクネ道の総称を「七曲り」というらしい。そう言えば、天川広瀬のクネクネ道も「七曲り」と呼ばれている。落ち葉に足を取られそうになりながら20分弱で下る。昔、小代下の人は亡くなった人を火葬する為、小代まで行ったそうだが、その時、この急坂を使い登った為、大変だったようだ。小代下にはコミュニティ駐車場があり、その横に下りてくる。(上の図の2の写真)釣り人などがよく利用される駐車場だが、置き方が悪いと住民の方が嘆いているので、ここを利用して登山される方は、端からキチンと駐車して下さいよ!ここには2軒のお宅があるが、その内の一軒、Yさんに声を掛けると、道はちゃんと残っているかと心配そうに尋ねられました。長い間、登ったことが無いとのこと!そりゃ~、用事もないのだから仕方がありませんが、ちゃんと残っていますよ!と報告。帰宅後、長老と話をしていると、昔は、小代下天の川には橋が無く、とても渡れるような所ではないとの事。すずかけの道、山越えコース、ここに降りてきて天の川を横切り中原の方に向かったと思っていましたが、どうやら、それは間違いで、小代から西熊野街道を使い、阪本に行き、「馬渡し」という所で天の川を渡り、古野瀬→宇井野のコースをとったのだろう。「馬渡し」というのは、現在の阪本市場の交番あたりの下側で、丸太橋があったそうだ。なぜ、遠回りする無駄なコースを取るのだろうかと思いますが、昔は川を簡単に渡れなかったり、急斜面などの自然に逆らえなかったようです。すずかけの道で、阪本から塩谷に行くのに、川沿いに行けば早いのに、簾の上の方まで登り、塩谷で下るという大きな迂回コースを取ったのも、簾側面の岩の斜面が川まで続き、人を寄せ付けなかった為だとか!こんな大変な時代、大変な所に多くの人が住んでいたのに、便利な時代になってから逆に人が減っていっているというのが不思議な感じ! 先日、国土交通省が1月1日の土地公示価格を発表した。奈良県北部は全国同様下げ止まり感が出ているようですが、南部は~~奈良県の住宅地は平均で1.1パーセントの下落。下落のトップは五條市2.8パーセント、2位は御所市の2.7%下落。商業地でもトップは五條市で3.7%の下落。 地価はどのように決めるのか調べている内にある文書にぶち当たった。「大都市圏では、地価は日本の経済状況によって左右される。 地方圏では住んでいる市町村の行政によって左右される。」「つまり、地価は自治体の通知表とも言われており、良い行政では人は集まってくる」「下落率トップの自治体に住んでいる人は悲劇です」「他市町村との差別化や他市町村にはあり得ない一流のものを構築する必要があり、それは一朝一夕に出来るものではない」「全てが行政の責任とは言えず、それら行政に携わる人達を選挙で選んだ住民にも問題はある」色々考えさせられる文言が並んでいる。 先日、十数年振りに難波をウロウロした。難波で開かれた「弘法大師の道 シンポジウム」に参加したのですが、シンポ自体には期待したものは何もありませんでした。感心したのは、難波周辺、昔に較べゴミがほとんど落ちていない。その美しさに唸ってしまった。掃除している人達を多数見掛けましたが、どこから給料がでているんですかね?私がウロウロする奈良中南部で綺麗だと思ったところはほとんど無い。又、余計な事を書いてしまった。悲劇の住民の独り言!

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る