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カテゴリ:一般
阪本工区改良工事、昨夜は速報ということで、撮影したみにくい図面で説明させていただきました。 本日は、もう少し分かりやすい感じで報告させていただきます。
東南海地震などの災害からの避難や救援の為に、紀伊半島をイカリの形で道路を整備していこうというのが「紀伊半島アンカールート」と言われるもの。 その中心を貫くのが国道168号で、予定されている改良区間の未着手は十津川道路の七色地区とこの大塔地区。 十津川方面をいくら整備しても、入口に当たる大塔地区が未整備であれば、なんにもならないので、七色地区に先駆け、この大塔工区が着手されることになりました。 その全体を地図上に描いてみました。
トンネル部分の長さは地図上で計測したもので、正確なものではありません。 ちなみに、工事が終わった新猿谷トンネルは850メートルですので、それよりは少し長い感じ。 橋梁部分は110メートルで、その前後につなぎ部分が加わります。 我が家から見た景色がどうなるのか、ちょっと遊び心でイメージしてみました。
トンネル内をスピードを上げた車が雪で凍りついた橋に突入し、スリップ横転、ダムにボチャんとならないかと危惧。 こんな事を避ける為に、冬場の通行規制が頻繁に行われ、旧道を迂回するハメにならないのか? 大量に撒かれる融雪剤、その残骸が風で飛ばされ、塩害ってことにも? 平面にすればいいと思うのですが、そうすると、トンネル出口が交差点になり危険なのと、工事中の通行を可能にするために、こんな事になってしまったのでしょう? 又、天川方面への車は狭い阪本市場内を通ることになるので、これも困る。 ある人が要望を出していましたが、現在の大塔橋は老朽化が激しく、ちゃんとメンテしてくれないと危険。 万が一、崩落なんてことになれば、阪本住民、小代下まで行かないと五條方面に行けないことになる。 これ等の問題を一挙に解決出来るのが、現在、土木の宿舎になっている辺りを平面で抜いてくる方法。 新橋が大塔橋の横に付くので、大塔橋は撤去か遊歩道で活用。 でも、住民に転居などの負担を掛けないというのが大鉄則だそうですので、斜め橋なんてことになってしまったのでしょうね? 現在の国道に接続するところは~
道路が接続された状態をイメージしようとしたのですが、うまくいかず、結局、青い線でルートを描いただけになりました。 大垣さん宅の裏側を通り、辻政商店さんの辺りでつながってきます。 大垣さん宅、道に囲まれ大変だと思いますので、転居していただき、跡地に阪本郵便局が引っ越しし、ミニコンビニも併設するという案などはダメですかね? この計画ルートだと、阪本郵便局に大きなダメージが出るだろうし!!! この阪本工区の工事、トンネルと橋だけという感じなので、辻堂バイパスのようにあまり手間はかからず、短期工事ですむのではないかと思います。 トンネルの入り口は~
小代下トンネルを出て最初の凹んだところが入口。 すぐそばにあるトイレの水の水源地になっている谷のところ。 赤丸で囲っているところ。 昨日も書きましたが、水道の問題、結局は遠くから水を引っぱってくるしかないと思いますので、一層の事、天辻地区の簡易水道を阪本まで引っぱって来るのも一案。 天辻が使用している簾の水、昔、阪本に引く候補に上がった場所でもありますので、これも何かの縁かと、少々、無責任な言葉ですが~! 色々な課題、早く解決し、早々に着手され、私が生きている間に通りたいもの。 でも、気がかりな事は、道は整備されても、それに合わせて地域の活性化をどうするのかという問題は放置されたままという気がします。 「ストロー現象」という言葉があります。 いい道が出来ても、その始発点、終着点では経済効果が出ても、その中間に当たるストロー部分に、何の経済効果も及ぼさないというもの。 住みやすくはなると思いますが、それ以上の付加を考えることが過疎化対策になるのではないかなどと思います. 辻堂バイパスが出来、辻堂や閉君をどう変えようとしているのか? 阪本工区の工事で、阪本・天辻などがどう変わろうとしているのか? 説明会では工事関係者だけで、地域振興課など、その他の部門の人は一切来られていない。 トータルのビジョンが無い。 人気の無いところに直線道路をつくるだけなら、そりゃ~、経済効果など出る訳がない。 単なる国交省の工事だけで終わらない事を切に望むところ。 人事異動の多い官公庁、口約束だけでは、色々問題を起こしてきただけに、文書化された対策案が待ち望まれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
なるほどよくわかりました! 随分と景観がかわりますね。 水の問題は、深刻と思います。開発という名目で地元が
失うものも出てきます。 阪本の住民が多いのにびっくりしました。 (2013年07月27日 10時51分49秒)
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