サカナ男爵の本とゲームにおぼれて

2016/04/24(日)17:23

美しき里山の世界。

アート(106)

本日は群馬県の高崎市美術館「今森光彦展」に行って来ました。 今森さんは自然の取材を長く行ってきた写真家です。 30年ほど前から琵琶湖を望む田園にアトリエを構えています。 この方が今村さん。笑顔が素敵です。 また、ペーパーカット(切り紙)アーティストとしても活動中で、取材で出逢った鳥や虫を精緻なデザインで再現しています。 パンフレットより、今村さんの作品紹介です。 生き物のディテールだけでなく、仕草もよくとらえています。もろにカマキリですね。 【群馬だ! 群馬の力だ!】 そんなわけで到着しました、高崎駅。 すごくいっぱい人がいました。 吾輩の自宅付近よりも断然発展しております。 群馬と言ったら田んぼと車しかないと思っていたのに(偏見)。 駅の売店では群馬ちゃんバージョンのうまい棒が売っていました。 そして到着しました、高崎美術館。 駅から徒歩2分でとても便利。 中は写真、切り絵、ペーパークラフト(と呼んでいいのかな?)が展示されていました。 紙で蝶や蛾、クワガタとかを作っていたのがすごくきれいでした。 各虫の特徴を捉え、体の厚みまで再現しようとする情熱が伝わって来ました。 自然でありながら人の手が加わっているものを里山と言うそうです。 異なる環境(人里と山など)の境界線である里山は、非常に多くの命が集まってくるそうです。 一方で環境が変わると真っ先に姿を消すのも里山の生命なのだそうです。 里山は適度に人間の手が入ることで環境が豊かに保たれるという、一つの「文化」と言えるでしょう。 今回の企画展を見て、人間の営みもまた自然の一部なんだなあと感じました。 これを機に我々の生活とリンクした自然を振り返ってみてはいかがでしょうか。 にほんブログ村

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