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カテゴリ:稲川淳二
暑い日が多くなってきました。夏も間近ですね。
夏といえばこの人、稲川淳二さんですね。 吾輩が稲川さんを知ったのは、確か笑っていいともに出演した時だったと記憶しています。 かの名作「長い遺体」を話していたのですが、怪談で泣きそうになったのは初めてでした。 それまでは怪談と言うとお化けが出てきて怖い話、くらいの認識しかありませんでした。 稲川さんの怪談は死角から這い寄ってくるような、じわりとした恐怖を感じさせますね。 話の内容ももちろんですが、効果音が上手い。軋んだ戸が開く音や、床を歩く足音とか、とにかく音が怖いです。 毎年この時期になると、コンビニを中心にDVDが発売されます。 本作絶叫夜話 ―恐怖談―は、数年前に発売された一作です。 値段も手頃だし、収録されている話の数や長さもちょうどよく、稲川さんの語りを気軽に楽しめると思います。 ![]() 稲川淳二の絶叫夜話〜恐怖談〜 [ 稲川淳二 ] 【全話紹介】 第一夜 実家への道 稲川さんが芸能界へ入ったばかりの頃に体験した話です。 明確なオチがあるわけではないのですが、やはり「怪談」ですね。 不思議なことが起こる場所というのはあるものですね。 第二夜 青森の旅館 稲川さんと付き合いのある演劇集団が青森へ営業に行った時の話です。 仕事が終わったものの、町外れなので遊びに行くような所もない。 そこで旅館の空き部屋を見つけて騒いでいたところ、隣の部屋から話声が聞こえてくる。 迷惑にならないように静かにしていたら、トイレから帰って来た仲間が「隣に部屋なんかないぞ」とのこと…… あるのは押入ればかり。一同は押し入れを開けてみるのですが…… 正統派の怪談ですね。 第三夜 修学旅行 稲川さんのいとこが体験した話です。 修学旅行でお寺に泊まった時のこと、夜中に目が覚めてしまいトイレに行きました。 すると一番奥の敷居の向こうから苦しそうな声が聞こえてきて…… 結構昔から語られている話ですね。 稲川さんの語り技術が光る話です。 第四夜 ディレクターのアパート 稲川さんとお付き合いのあったディレクターの話です。 格安で新しいアパートへ引っ越したディレクター。 以前老夫婦が焼け死んだ部屋らしかったのですが、彼はあまり気にしていませんでした。 ですがだんだんディレクターの元気が無くなってきて…… そんなお話です。 第五夜 目黒スタジオ 目黒にある某スタジオは「出る」ということで有名だそうです。 そのすぐそばには曰くつきの建物があるそうです。一説には旧日本軍の施設であったとか。 一等地であるにもかかわらずバブルの最盛期でも売れず、近くでは車の事故が頻繁に起こる場所であるそうです。 そこで稲川さんもカメラマンやアナウンサーさんを連れて検証してみたのですが…… 日本は国土が狭いせいでしょうか。とっかえひっかえ色々な人の手に渡るため、色々な因縁を背負い込んでしまうのでしょうね。 日本の夏の風物詩(笑)、稲川淳二さんの怪談をご堪能ください。 稲川淳二の絶叫夜話〜恐怖談〜 [ 稲川淳二 ] よかったらクリックお願いします。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年06月12日 17時30分31秒
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