サカナ男爵の本とゲームにおぼれて

2018/04/12(木)20:24

タイトル名どおりの名盤!

音楽(65)

​ゴールデンボンバーのキラーチューンしかねえよを聴いてみました。 ゴールデンボンバーというと女々しい恋愛ソングが中心な印象がありましたが、今回はアーティストとしての幅の広さを見せつけた一作でした。 ​ 【送料無料】 ゴールデンボンバー / キラーチューンしかねえよ 【CD】​ 【全曲紹介】 口上 聴き手へのメッセージからスタートです。 樽美酒さんの軽妙な語り口が味わい深いですね。 違法ダウンロードはダメだよ。 燃やして!マイゴッド 題名のとおり、燃え上がるほどののめり込んでしまった恋を描いた歌です。 「世界を救ったのは 金でも薬でも ペンでも剣でもなく 貴方の教」が好きです。 やさしくしてね ストレスが多く、一方でデリケートな現代社会にマッチした曲ではないでしょうか。 鬼龍院さんが言うとおり、明るい曲に暗い歌詞を乗せるのが上手ですね。 やんややんやNight~踊ろよ日本~ ノリのいい曲の中に世の儚さを盛り込んだ曲です。 歌詞カード見たら意外に歌詞が暗くて驚きました。 水商売をやめてくれないか 本当に好きになった人が水商売をしてるというのは、男性としては辛い部分がありますね。 しかも自分にほとんど稼ぎがないとなおさらですね。 「花屋なんてどうだろうか? 履歴書書くの手伝うから」が痛々しいですね。 #CDが売れないこんな世の中じゃ CDを売ってお金を稼ぐのが難しくなってきた時代ですね。 1曲単位の配信サービスにシフトして行って、CDはファン向けの商品として規模縮小&特化していくのかなと思います。 鬼龍院さんのコメントで「ライブではテンションぶち上げソングとして重宝しています」が笑いました。 「景気が良いのはAKBだけ!」という歌詞に呪詛を感じます。 お前を-KOROSU- ゴールデンボンバーお得意の、ノリのいい曲に毒のある歌詞ですね。 「でもお前がしたことは僕からしたら 殺意向けられて有り余る」が笑いました。 スイートマイルーム 切ない失恋ソングですね。 MALICE MIZERを意識して作ったそうです。 吾輩も学生時代MALICE MIZERをよく聴いていました。 うれしいかなしい 一人に慣れているはずなのに別れるのが辛い。これが本当に好きな人なんでしょうね。 正統派にしんみりした曲です。 海山川川 好きなあの子についていくため、非アウトドア人間が全力を振り絞ります。 モチベーションって大事ですよね。 「アイツが持ってる狭い 変わったアメ車の定員「4人まで」でも 原チャで付いて行くから!」が必死すぎですね。 誕生日でも結婚式でも使える歌 結婚式で使える歌が欲しいというファンレターに応えて作った曲です。 この曲は使用料の徴収をしないそうです。 多くの人に幅広く使ってもらいたいと言う想いを感じました。 あの日君を傷つけたのは 傷ついてしまった「君」を守るために、静かな決意を感じさせる曲です。 自分以外の者のために、一層人は強くなれるのだと思います。 「あの日君の世界に訪れた闇に 呆れるほど多くの灯りを今届けよう」が好きです。 ドンマイ 有名な人だろうと一般の人だろうと、生きていれば嫌な目に遭うことはあります。そんな時に聴きたい曲ですね。 「僕も同じだよ」という歌詞が、上から目線での励ましとは違った真心を感じます。 不覚にも結構泣けました。アルバムの最後を飾るにふさわしい曲でしょう。 カーステレオで聴くと、オートリピートによりしっとりした気分から樽美酒さんの口上に戻って来ます。 この気分の落差がまた妙味です(笑)。 ゴールデンボンバーは楽しいパフォーマンスが有名ですが、曲作りもひたむきにやっていると感じました。 「あの日君を傷つけたのは」や「ドンマイ」と言った、聴き手に寄り添った歌があるのも、そうしたひたむきさの現れだと思います。 「誕生日でも結婚式でも使える歌」は使用料を取らないというのも、CDの売れない世の中ではかなり思い切った行動だと思います。 また、本作はCD+DVDの1形態のみとなっています。 やれ初回限定盤だのTypeAだのBだのと何パターンも作るようなこともせず、1種類だけで勝負している所もさっぱりしていて好感が持てます。 愚直とも言えるスタンスを貫くゴールデンボンバー。 みなさんもその音楽に触れてみてください。 【送料無料】 ゴールデンボンバー / キラーチューンしかねえよ 【CD】​ ​【関連商品】​ フェスの帰りに聴きたくなるというコンセプトで作られたベストアルバムです。 ゴールデンボンバーを聴いたことがない方は入門に最適です。 紹介記事はこちら。 ​ 【ポイント10倍】ゴールデンボンバー/フェスベスト[EAZZ-172]【発売日】2016/12/21【CD】​ よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 ​

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