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カテゴリ:アート
群馬県桐生市の大川美術館、桐生のアーティスト 2020を観て来ました。
![]() 【桐生ゆかりのアーティストが集合!】 本展は名前のとおり、桐生が出身だったりアトリエを構えているアーティストの作品を集めた企画展です。 桐生に縁があるとは言っても、各人の作風やスタンスは様々でした。 桐生という土地が作品に影響を与えているかという問いに対して、特にそういうことはないと思うという答えが結構あったのが忖度なしで素敵ですね(笑)。 一方で意識していない部分で何らかの影響はあると思うし、アトリエに桐生を選んだのは繋がりのようなものを感じるといった感じの答えも多かったのが印象的でした。 感性というか、何か感じるものがあるのかもしれませんね。 また、今回は存命しているアーティストが取り上げられているのも特徴的でした。 美術館で作品を観る場合、作家はすでに亡くなっていることが多いと思います。 今回は今も活躍中のアーティストの作品、それもここ数年で発表された作品が観られるので、より芸術を身近に感じることができると思います。 桐生短期大学アート・デザイン学科長の小松原氏の作品もありました。 【アートの街桐生】 桐生というと織物の街というイメージがありましたが、芸術家を引き付ける何かがあるのかもしれません。 同市は戦災をまぬがれ、織物や金物などの製造で発展して来ました。 物と一緒に人の行き来も盛んだったようで、来る者拒まずのような雰囲気があって、他所から来た人も暮らしやすいようです。 その後織物産業が下火になり、規模縮小を余儀なくされました。 閉鎖した工場等が現在芸術家のアトリエになっているケースも多いようでした。 レンガ造りで昭和の風情が残る街並みが、芸術家の創作意欲を刺激するのかもしれませんね。 物作りと芸術が同居する街桐生の魅力を再確認できる企画展でした。 本展は2020年3月22日まで開催中です。 まだ期間がありますので、ぜひ足を運んでみてください。 大川美術館のホームページはこちら。 【関連情報】 本展で作品が展示されていた石井壬子夫とその息子克の企画展が栃木県足利市立美術館で開催されます。 ![]() 2020年3月7日からなので、あわせて観てみるのも面白いと思います。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.19 20:00:05
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