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カテゴリ:ゴルゴ13シリーズ
ゴルゴ13シリーズの第12巻、ナポリの女のご紹介です。
![]() 【中古】 ゴルゴ13(12) ナポリの女 SPC/さいとう・たかを(著者) 【中古】afb 【収録作品】 死の収穫 収監された仲間を助け出そうとして、ゲリラたちがフランス大使を誘拐しました。 政府軍はゲリラ殲滅をゴルゴに依頼しました。 その陰で軍将校の思惑が動いていました。 ダシにされたと感づいたゴルゴは依頼人による契約破棄ということでゲリラ殲滅を中止します。 政府軍の攻撃を受け命からがら逃げているゲリラがゴルゴに鉢合わせしても「オレはあんたたちにとっては通りすがりだとでも思ってくれ」と道を譲るのが渋いですね。 その上軍将校へきっちりと意趣返ししてますし。 ナポリの女 シングルマザーであるシルビーアの家にゴルゴが居候することになりました。 ろくでなしの夫に苦労をさせられていたシルビーアはもう男はこりごりだと思っていたのですが、ゴルゴの魅力に惹かれていきます。 ですがゴルゴは強盗事件の容疑者になってしまいます。 本作はゴルゴの狙撃シーンは無く、ゴルゴとシルビーア親子との交流がメインになっています。 大人の恋愛や切なさを描いた良作だと思います。 潜入ルートG3 ソ連が戦闘機を極秘で中国領空を飛んでいたのですが、気づかれて撃墜されてしまいます。 中国はかろうじて生き延びたパイロットを保護し、情報を聞き出そうとします。 一方ソ連は秘密を守るためパイロットの殺害を決意。ゴルゴに依頼します。 そこにアメリカも介入し、事態は複雑になって行きます。 ゴルゴ13シリーズらしいお話だと思います。 シェルブール・0300 リビア対イスラエルの攻防に絡む狙撃を依頼されるお話です。 難度の高い狙撃でもきっちりこなすゴルゴですが、今回は積極的にタッチする様子もないし狙撃結果もちょっと運任せみたいな感じでした。 元々時間が無いうえに依頼側の情報が不十分だったのでいまひとつ気が乗らなかったのかもしれません。 狙撃は自分の仕事だけど、事前の情報収集等は依頼人の仕事だよ、と言ったところでしょうか。 ナポリの女は特段話題になる話ではありませんが、大人の雰囲気漂う良作であると思います。 みなさんも一読してみてください。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.21 20:00:06
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