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カテゴリ:ゴルゴ13シリーズ
ゴルゴ13シリーズ、みな殺しの森のご紹介です。
![]() ゴルゴ13(volume 12) みな殺しの森 (SPコミックスコンパクト) [ さいとう・たかを ] ※単行本がだいぶ前に出版されたため、画像の本と収録作品が少し違うようです。ご了承ください。 【収録作品】※ネタバレありです。 ANGRY WAVES 武装集団が大型タンカーの乗っ取りを企てました。 タンカーを制圧したものの、アクシデントにより海上にくぎ付けになってしまいました。 乗組員を人質にして徹底抗戦の構えを見せる武装集団に対して、FBIはゴルゴに集団の抹殺を依頼するのでした。 本作では敵に凄腕のスナイパーがいたため、ゴルゴも周到な準備をしていました。 防弾ガラス越しに自分を撃たせて相手の腕前を見たり、狙いをつけづらい動線から攻撃を仕掛けたりと、スナイパーならではの戦いが見どころでした。 みな殺しの森 かつて虐殺があった森にポーランド将校が残した遺産があると噂がありました。 遺産を巡ってゴルゴの標的とKGBが争っていました。 死にゆく依頼人の願いを聞き届けたゴルゴは、その争いに割って入っていくのでした。 本作はミステリー風味のする作品でした。 現地に到着するも標的らしき人物はおらず、KGBのメンバーが何者かに殺されたり、ゴルゴも襲撃されたりします。 ゴルゴの標的も、KGBも村人も全てが死に絶え、結局ゴルゴしか生き残りませんでした。 みな殺しの森というタイトルがしっくり来てしまうエピソードでした。 キャサワリー ゴルゴは右手が痺れる症状に見舞われ、姿を隠し休養していました。 それを嗅ぎつけたマフィア委員会は、ゴルゴ抹殺のため凄腕の殺し屋を差し向けました。 果たしてゴルゴは生き残れるのか? 以降定期的に現れる、手の痺れを扱ったお話です。 マフィアが殺し屋を雇う際、女性であるため腕前を疑問視するシーンがあります。 幹部の一人が「拳銃から飛び出す弾に男も女もあるのかい?」という物騒な業界での男女平等が印象深かったです(笑)。 強敵と対峙しても突破口を模索する所や、報酬が見合わなくても真剣な依頼は受けるといったゴルゴの姿が見所の一冊です。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.21 20:00:08
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