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カテゴリ:映画・DVD
劇場版 はたらく細胞を観て来ました。
※本記事はネタバレを含みます。 【あらすじ】 体の中で日々はたらいている細胞たち。 栄養を運んだり外から侵入した菌と戦ったりしています。 そんな細胞たちに大事件が勃発。 細胞たちは体を守り切ることができるのか? 【笑って泣けてためになる総合エンタメ】 本作はバランスよく楽しめる作品だと思います。 笑えるシーンも多くて楽しいのですし、そこからシリアスで泣ける展開へとシフトしていく流れがとても上手いと思いました。 そして細胞のはたらきもきちんと頭に入ってくるのも良いですね。 キラーT細胞とNK細胞の違いが大変分かりやすかったです。 白血病の治療ってそういうことだよな~と思いました。 細胞たちに人格があったら、これほど悲壮な物語になるんでしょうね。 でも医師が言っていたように、細胞たちが体を支えてくれていたからこそ治療が間に合ったのでしょう。 最期まではたらき続けていた細胞たちに改めて感謝したい気持ちになりました。 【表現技術も優れた作品】 本作は原作のエピソードをベースに作られています。 一方原作では細胞の世界のみで、人間の世界は描かれていません。 劇場版ではそれを大胆にアレンジし、人間の物語を描きつつ、その体内で起こっている細胞の物語を描くという手法を取っています。 マンガの場合は読者が自分のペースで読んだり戻ったりできるのですが、映画の場合はそれができませんし、ナレーションで全て説明するわけにもいかないでしょう。 作品の持ち味を失わないようにしつつ分かりやすい表現を求めた結果なのかと思います。 さすがは武内監督。テルマエ・ロマエや翔んで埼玉の実写化を成功させた手腕は確かですね。 本作は細胞のはたらきを学びつつ、楽しくて泣けるストーリーも味わえます。 原作を知らなくても楽しめますので、映画館へぜひ足を運んでみてください。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.05 20:00:09
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