動物わくわく骨探検
佐野市郷土博物館の企画展、動物わくわく骨探検を観て来ました。【骨から見る動物のくらし】本展は骨格を通して動物の生態を学ぶ企画展です。骨格標本と剥製を並べて展示してあります。生きている時は毛や羽毛があるのですが、骨になると結構小さいなあと思いました。キツネやタヌキと言った四足動物は、人間で言うとつま先立ちで歩いているようです。またウサギの後ろ足の地面に接している部分は、人間で言う足首から先なのだそうです。つまり足首から先がずいぶん長いということですね。ニホンジカは角が毎年抜け替わるので、骨格になると角はありません。一方ニホンカモシカの角は頭蓋骨の突起に角質がかぶさったものなので、骨格になっても角はあります。一見似た生き物でも、体の構造が違うのは面白いですね。また歯の構造が興味深かったです。キツネの歯は食べ物をすり潰すのは苦手ですが、ナイフのようになっていて肉を切るのに適した形になっています。カモの嘴は縁に細かい歯のようなものがついていて、水中の食べ物を濾し取りやすくなっています。動物がどんな生活をしているのか、どんな能力を持っているのか。骨格という視点から見てみるのも面白いと思います。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村