ぼちぼちいくさ

2004/08/12(木)22:14

美浜原発事故/プールと空手

美浜原子力発電所で事故がおきた。このあいだ海水浴に行ったところのすぐそばだ。 近畿地方の原発はこの地方に集中している。電気なしでは考えられない今の暮らしを支えているのが、近畿知地区ではこの地方の原発なのだ。 原子力は恐ろしい・・・と思う。廃棄物の問題もある。また過疎の町へ、補助金というお金をちらつかせながら原発建設をすすめる国の姿勢も嫌いだ。 だからといって、石油を燃やし続ける火力発電にも、村や谷を水没させ、地形を変えてしまう水力発電にも、問題があるのは同じだ。 便利さと安全、都会と地方、そういうことを考えされる。 原発はんた~い、というのは優しいが、それならどうするんだ?ときかれたら答えられない。 今回の海水浴で、いくつかの駅に降りたが、本当にお店がない。私は山登りをするのだが、登山基地になる町はドがつく田舎が多く、都会育ちの私はいつも“こんなところでどうやって生活するんやろう・・・”と考えてしまう。スーパーや映画館ははもちろん、食料品や本屋さんも見当たらない町が多い。そして若い人の姿が見えない。 原発だろうが、ごみ処理場だろうが、来てもらって少しでも雇用を確保して、若い人が住める町にしたい・・・という気持ちもまたわかる。 でも・・・とばっちりを受けるのも地元の人だ。 200度の蒸気を浴びて火傷で死亡なんて、想像するだけで恐ろしい。そんなふうにして焼けてしまった体を返された家族の人たちの気持ちはどんなだろう・・・と思うと本当につらい。 なんとかならへんのかなあ・・・。 ・・・ この日は、夏祭りの疲れで私がダウンしていることを見込んで、夫が休みを取っていた。博物館も図書館も月曜日は休みなので、夫は長男と次男を連れて県営プールに行った。 ここは日本で唯一、上るスライダーがあるというのが売り。だが、それがどうした?なんぼのもんじゃ、という気もする。しませんか? ま、そこで11時から4時まで遊んで帰ってきた感想は・・・ま、入場料程度におもしろいというもの。ちなみに料金はたしか大人が1000円くらい。 ←自分が行ってないもんで、忘れてしもた。 4歳の次男でもOKのスライダーもあったので、それは良かったらしい。プールの数も多かったらしいし。  で、くたくたになって帰ってきてのだが、休む間もなく空手のけいこの見学に行く夫と長男。 先週の見学で長男がすっかりやる気になったので、一応夫にも、どんなことをするのか見ておいてもらおうと思ったのだ。夫も私も空手なんて、かわら割りくらいしか知らないので。 帰ってきた夫はやはりさくらちゃんを絶賛。体の軸がぶれないんだよ。野球やっても大成するよ、といっぱしのことをぬかしている。 息子については、さくらちゃんの練習台としていいんじゃないか、ということだった。この日は3人しか来てなかったので、さくらちゃんと年恰好の同じくらいの子が是非必要だ!と思ったらしい。 ウチは夫婦そろってというか、お互いの一族そろってスポーツはからっきしダメなので、この方面については子供たちに何の期待もしていない。体育の授業がイヤでいやで・・・までいかなければ、もう万々歳である。 ちなみに私たち夫婦は、二人ともこのレベルであった。私の身長は168センチある。体育の授業がどんだけつらかったか。ほんま、無駄に伸びたからだである。 道場では、先生がいくら誘っても長男はやらなかったそうだ。あんなに空手やるねん!と意気込んでるのに、なんで?と尋ねたら、だって、帯してないやん、という答えだった。 はあ~~~???

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