ぼちぼちいくさ

2016/01/09(土)10:14

好きな本

暮れに、お正月に読もうと下町ロケット2を買った。ちなみに1は読んでない。 我が家では三男がドラマ好きで、下町ロケットは私も一緒に見てた。これが抜群に面白いし、朝日新聞で抜粋で連載された原作も面白かったので、2の方を買ってみた。 本はよく読む方だったが、最近はあんまり読んでない。特に小説はトンと読まなくなってしまった。ここ何年か、小説は外国の推理小説がほとんどかな。これ、海外ミステリーって呼ばれるけど、これだとホラーとかサイコサスペンスなんかも含むんで、私はこの呼び方はしない。探偵が出てくる推理小説が好きなんだよね。 閑話休題、で読んでみたんだけど・・・読もうとしたんだけど、これが読めない。ちょっと読んだら本を置いてしまう。一体なぜだ? 考えたんだけど、結局のところ、私って企業小説が嫌いなんだね。嫌いって言うか肌が合わない。 私の好きな小説って、推理小説とファンタジー以外の現実の世界を描いた小説だと、微妙な心の綾を描いてある話とか、女の子の日常生活の話なんかが好きなんだよね。ドドーンと男が頑張ってのし上がったり、蹴落とされたりって話は好きじゃないんだ、多分。 あんまりこんな風に考えてみたことなかったんだけど、そうなんだよね。しかし、客観的に見てみると、女の子の日常生活の話なんて、ほんっとしょうもなさそう。私、なんでそんなしょうもない話ばっかり読んでたん?!って気になる。華麗なる一族の話とか、それが没落する話とか医学界をのし上がってドンになってまた失脚するとかそんな話の方がずっとおもしろそう! ま、そういう話は面白いと思う。でもね、地味だけど心の綾とかひだも女の子の日常もまたそれなりに面白かった。赤毛のアンも足長おじさん(続編がまたいい!)も若草物語もおもしろかった。心の綾も、人間失格も北杜夫も福永武彦も良かった。私はそっちが好きなんやなあ・・・・ということを今回知った。 でも頑張って読んでみるわ、下町ロケット。新しい分野の開拓になるか・・・?!華麗なる一族だって読んでみたいんだけどね、ほんと。

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