ｂのぼちぼち日記

今頃になって告白することが一つ。
うちのだんなちゃんのもう一つの病名はボーダー（境界性人格障害）BPDと呼ばれています。
今までなぜ黙ってのいたのか・・・
それはだんなちゃんにも言ってなかったからです。
無論彼の母も知りません。

初期の頃は彼母も病院に一緒に来て診察室で二人担当医の話を聞いていました。
が、ある日担当医からお一人で来られる日はありますかと聞かれたのです。
わたしは診察室に通されこの病名の宣告を受けました。

「あなたのご主人様は確かにうつ病ですが、問題なのはうつ病よりも境界性人格障害の方
です。」

境界性人格障害？

「簡単に言うと自分が何者であるか分からないと言うことです」

えっ？

「人格がばらばらになっていて統合出来てないとでもいいましょうか・・・いい自分と悪い
自分が統合出来てないために極端に行動に現れる、そのため周りの人もどっちが本当の彼
なのか分からない、大変やっかいな病気です」

どうしたら？

「まず、率直にいいます！彼の親族とは極力関わることを避けてください」

はぁ。。。

「彼の家族に対する愛憎を正常な状態に戻すにはそれが必要です、必要以上に関わらないこと
彼に子供時代を振り返らせるような発言から遠ざけること子供扱いさせないこと自分は一人前
の大人なのだと言う自覚をさせることです」

はぁ・・・（うまく飲み込めなかった）

「この病気はかなり長い期間を必要としますが気長に行きましょう。ただ、結婚されてる方は
短期間で回復に向かうという話もありますから」

この担当医の励ましもわたしには気休めにならなかった。

よくここまで来たと自分でも思う。
でももう安心と言えない自分がいる・・・トリガー（キッカケ）はあまりにも簡単に引かれて
しまうからだ。
わたしが彼の両親の発言に対して過敏に反応する理由がここにある。

なんで今頃この話？と思うかも知れない。
ようやくわたしはだんなちゃんにもう一つの病名を告げることが出来た。
彼母には言うつもりはない。
言えば自分を責めるだろうから・・・責めても仕方ないがないことだ親がよかれと思ってした
ことが逆に向かうことなんて５万とある。
なぜそうなるのかなんて分からない、同じような育て方されたってこの病気にならない人だっ
ているんやから。

この間だんなちゃんに病名を告げた時複雑そうな顔をしながら

「なんとなくは気がついてた・・・うつ病だけじゃないんちゃうかって、あんたよう一人で
先生に呼ばれてたから」
と言って何も言わずに受け入れてくれた。

なので何気にうつ病闘病日記書いてるようにしながら境界性人格障害闘病日記も書いてた訳
です。
傍にいてくれる人がいるという安心感が得られれば治る病気です。
だんなちゃんが完全に治ったかどうかは不明ですのでなんともまだ言えませんけどねぇ。

病気のことを詳しく知りたい方は

気分障害とボーダーのサイト

「deborder(ﾃﾞﾎﾞﾙﾃﾞ)」をごらんください。

とても分かりやすく書いてありますよ！