奈良の古寺と仏像
皆様。しばらくブログをサボっていまして申し訳ございません(汗)いや、本当に。ネタのない先週一週間でございました。日々、気温は低く、海は荒れて漁も出られず、お店もなんだか停滞ムード・・・今週の日曜日からはお天気も良くなり、漁も出るようになりまして、暖かくなってきて、お店も活気を取り戻しつつあります。さて、そんな中。私は昨日、友人(仏女?)に誘われて今長岡で話題の「奈良の古寺と仏像」展を見に、県立近代美術館へと行ってまいりました。まず。仏像にはあまり造詣の深くない私ですが、いろいろ説明を読んだりして見ていると、飛鳥時代、奈良時代に造られた仏像もあり、実物を拝んで、ただただその歴史に圧倒されたのでした。一番の話題は、国宝の中宮寺の菩薩半跏像(如意輪観音)。飛鳥時代の作の仏像です。四方から見られるようになっていて、たくさんの人で埋め尽くされていましたねぇ。しかし。6日までの会期のこの展覧会。一日の入場者が7,000人を超える!!とは長岡市にしては大変な人の集まりようではありませんか!?とにかく、入り口からものすごい人々の列で、入場するまで1時間近くかかる時間もあったとか。私達は30分程度で入場できましたが。(こんな行列見たのは、ディズニーランド以来かも!?)さて、長くなりますが、この仏像展。県民なら誰でも知ってる、かなりイワク付きの展覧会なのですよ。当初は新潟市美術館で開催されるはずでした。しかし、昨年開催された全く他の美術展の後に、展示ブースに虫やカビなどが見つかりました。(自然物や土でできた作品などの前衛アートを飾ったようで)それを知った文化庁が、けしからん!そんな所で国宝や重要文化財を展示する訳にはいかない!!と、いう事で、新潟市にこの仏像展の中止を求めてきて・・・紆余曲折、落ち着いたところが、この長岡市にある県立近代美術館での開催だった・・・と言うわけです。私も当初は、文化庁も杓子定規だな!!と思っていましたが、この、古い貴重な仏様達。金属でできているかのような色の物でも、結構、木でできている物が多いのですよ。そんな所に虫でも付いたら大変です物ね。この、黒で磨き上げられている国宝も、実は木製だと知って驚きました。修学旅行で行って、漫然と歩いていた奈良。文化財にはなかなかお目にかかれないでしょうが、いつか、ゆっくり訪れてみたいな、と思いました。(カメラを忘れた私の代わりに、こちらのmatsuokaブログさんをどうぞちなみに、翌日の出雲崎の風景写真も素敵♪)