2006/07/31(月)18:50
夏にはホラーなゲームが合うよね。
今まではあまり話題にはしていませんでしたが、私こと魚焼き機は結構ホラーだとか怪談だとかそういう分野が好き好きだったりします。新耳袋は全巻揃ってますし、幼き頃は「ほんとうにあった怖い話」なんて雑誌をほぼ毎号購読してたりしました。
(…まぁ、厳密に言えばクトゥルー神話もホラー小説だったりするんで、<タイタス・クロウ・サーガ>もひょっとしたらホラーに分類されるのかもしれないけど…でもあれは私的には萌え系アクション小説だ)
なのでゲームに関しても所謂「怖い」ゲームなんかに結構興味があったりしたんですが、結局買わずじまいだったり、買ったとしても積みゲーに成り果ててたり…と、何故か相性の悪い分野でした。
とはいえ今は夏、そして私もホラーに飢えてるということで、ついに積みゲーと化していた『零 ~紅い蝶~』などに手をつけてみたのですが―――あれ、でもこれ別にそんなに怖くないぞ?
いや、確かに雰囲気はイイ!と思いますし、おどろおどろしい和風な舞台設定も見事だと思います。…けど、別に怖くない。怖くないどころか、普通に面白い。
幽霊だとかそういうクリーチャーに感じる「うわっ!!」という衝撃なんかは結構あるんですけど…でも、それって「恐怖」ではない。
それに物語に散りばめられた「謎」が結構私好みだったりするんで、その謎解きの方が私の中では大きなウェイトを占めてるんで、ますます怖くなくなってくるし…うーん。
自分のことは怖がりだと思ってたんだけどなぁ…でも、謎解き、ミステリ的な部分への興味の方がそっちの感覚を上回っちゃうのかな。そういえば昔、小説のリングを話題になる遥か前に読んだ時も、怖さよりも謎解きの快感を感じてたし…そういう性分なのかも。
うう…次は「サイレン」に挑戦したいんだけど、こっちの「恐怖」はどうなんだろ?