坂野上事務所・本音の日記

2008/06/27(金)08:00

日本という国を怒らせてみよう

徒然と思うこと(276)

今朝の新聞一面を見て昔聞いたジョークを思い出しました。六か国協議で日本がいないところで「日本を怒らせてみよう」という話になったそうです。中国と韓国は「領土問題を主張してみようか」というとロシアが「それならウチが60年に渡ってやってきているが、今でも怒ってないよ」。すると北朝鮮が「領土でダメならウチが作った新型の核兵器を日本に向かって撃ってみようか」と得意になっていうとアメリカが人差し指を立ててチッチッとやりながら「それならウチが60年以上前にやってみたけど怒らなかった」。誰が考えたか知りませんがよくできているジョークだと思います。さて、現実の世界では北朝鮮のテロ支援国家の指定解除の手続きに入ることが決まったとか。大韓航空爆破事件で金賢姫が逮捕されて以来20年に渡ってその指定を受け経済援助がまともに得られない国に不十分、不確実ともいわれている核申告の見返りとして解除の恩恵を与えるんだとか。お坊ちゃん大統領が任期の最後に失敗続きの外交の実績として焦っているんだそうです。人の国を悪魔のように言って核保有を進行させたのもこのお坊ちゃん。石油目当てにありもしない大量核兵器をでっちあげ無用の戦争を起こしたのもこのお坊ちゃん。そして一旦は悪魔と呼んだ国にこれまた無用の恩恵を与えるのもこのお坊ちゃん。筋が通らないばかりか世界中を振り回す結果となりました。まぁ、他の国はいいとしてそれに怒らない国の首相がテロ国家指定解除に一定の理解を示すコメントを残したそうです。国益を考えると分からないではないですが、こちらもお坊ちゃんと似たり寄ったりの「その場しのぎ、ムードを見て判断」というご立派な判断。こんな筋が通らない、いつでもアメリカがやることには賛成と言ってる国が他国から尊敬を受けられるはずありませんよね。ここまでされても怒らないこの国はひょっとしたらアメリカが「日本を仮想敵国として今後の政策を執り行う」といっても「一定の理解を示す」とか言ってるような気がします。福田さんが小泉さんであってもアメリカ支持のコメントを出したと思いますが、安倍前首相だったらコメントも違ってきたような気がします・・・。人気ブログランキングへ

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