仕事の順番
仕事には順番があります。人一人でできることは常に一つなのですからいくつも仕事が積み重なった場合には優先順位というものも出てきます。例えば、朝仕事を始めるにあたりパソコンを立ち上げるという仕事と朝のコーヒーを入れるという仕事があるとします。この2つの仕事を最短時間でやる方法というのはパソコンのスイッチを入れておいてそれからコーヒーを入れるということになります。この順番を間違えるとコーヒーを入れてからパソコンのスイッチを入れることになりますからパソコンが立ち上がるまでにアイドルタイムが生じます。その間ボーっとしていることになります。一つの仕事の順番をとってみても二度手間を避ける、間違いをなくすという意味においては大変重要であると思うのです。例えばモノを作るときは資材調達⇒製作⇒仕上げという工程を経るのですが、必要な資材がいくつか不足したまま製作に入ると資材が不足した時点でせっかく組み上げたものをある程度元に戻してその不足資材を投入しまた組み直していくという二度手間をすることにもなりかねません。やってる本人は仕事をしているような気分にはなりますが成果はゼロどころかマイナスのものとなります。この場合、資材が全部揃うまで製作をしないかその不足資材を使う直前まで製作して不足資材が調達できるまで製作を止めるかのいずれかが正解となります(もっとも、資材が不足しないよう調達すればこのような問題は起こりません)。このようなことを考えると仕事に入る前に順番や優先順位を少し考えてみるというのは大変重要なことといえます。そのためには仕事の全体像をつかんでいることが大前提ですし、それさえつかんでしまえば考えるということについては数分で終わってしまうことが多いですからその数分考えることによって全体の無駄を省くことができればいいと思うのです。1階を建てて2階を建てずに3階を建てることはできません。やはり仕事は順番だなぁ、と繁忙期には改めて気付かされます。人気ブログランキングへ