内閣改造
昨日内閣改造があり今日の午前に認証式があるようです。政権の信頼回復を狙った内閣改造ということですが、果たして効果やいかに?というところでしょうか。内閣も議員も任期があり選挙で落選するとただの人になってしまいます。それが民主主義のルールですが、この人たちを利用して自由にこの国を操ることのできる特権階級がこの国には存在します。この特権階級の人たちは選挙もなければ任期もない。一応、定年はあるようですが、その後もお手盛りの法律と特殊法人というものを作ってのうのうと報酬をせしめることができます。何でも、こういう人たちが年金と退職金の両方もらうことができるのは日本だけだとか。最近もこの特権階級の人が高級ホテルに連泊していたにもかかわらず1,500万円の宿泊費を未払いとなっていたことが発覚しました。ホテルの社長に謝罪しにきたときの格好がアロハシャツに銀のネックレスをしていたとか。さらに支払能力がないということで宿泊単価を通常の部屋の分としてもらえるよう手紙を書いたそうです。何故このようなことが起こるのか?特権階級だと思っているからです。社会人の自覚がない。有名高校で一生懸命勉強して東京大学に入ってそこでも一生懸命勉強して難関試験を突破してキャリアになった。就職先でもいわゆるエリートとしてしのぎを削り出世争い。そんな世界にずっと身を置いていると周りがバカに見えちゃうんです。自分たちだけがまともで優秀であとの人なんて落ちこぼれにしか見えないんです。恐らく死ぬまでそう思いながら生きていくんです。だって、選挙もなければ任期もなくお手盛りの予算と法案を議員を使って通し自分達は日の丸に守られてぬくぬくと生きていくことが保証されているんですから。このような人は刑事告発するに限ります。いくら仕事ができてもこれじゃダメですよね。こういう社会人というより学生の延長をやってる人たちを実働部隊として抱えている内閣は大変です。クビにしたくても法律で守られているからできない。いくらお金を与えても満足しない。国民の代表を使って自分達の影響力を保とうとする非民主的な人達。2人前の総理大臣はこの人達の特権と戦おうとしたのかもしれませんが、今回の改造内閣にもそのくらいのことを断固やってもらわないとこの国は破綻に向けての加速度をさらに大きくしかねません。あまり期待していませんが、できないようなら政権返上してもう一度野に下りやり直すくらいの意気込みが欲しいと思いました。人気ブログランキングへ