みんなの味方！税理士坂本智彦のブログ日記

１１月も残すところあと３日！
色々とありましたが、１１件あった９月決算もようやくゴールが見えてきました。
申告書が出来上がり印鑑を押し終わると、
「決算も終わったし、飯でも食べに行こか？」
とよく誘われます。
「まだ仕事残ってるんやけどなぁ」
と思いつつも、誘いを断れずによく行ってしまいます。
決算が終わって社長さんがやれやれという気持ちになるのも分かるし、私達をねぎらって言ってくれているのも分かるので、なかなか断れないんですよね。。。（僕の性格によるところの方が大きいかな？）

しかし、１６年４月に改正された消費税。
新たに課税事業者になる事業所の負担が大きくクローズアップされていますが、簡易課税の適用が外れる事業所の負担も大きいですね。
この会社も前事業年度までは簡易課税を適用していて、本事業年度から一般課税になったんですが、前年度に比べて４０万円ほど消費税負担額が増加していました。
「儲けたら税金を払うのは当然やけど、去年より利益は少なくなってるのに納税額が増えるのは・・・」
と、社長さんは少し納得できていないご様子でしたが、
「これで税率まで上がってきたら、消費税の納税用に積立しとかな大変なことになるなぁ」
と言っておられました。
消費税は赤字決算でもほぼ納税が発生するので、これからは納税資金対策もきちんと考えていかないといけませんね。（人件費の占める割合が大きい業種は特に・・・）