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酒のとも

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August 30, 2004
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朝一番のNEXで成田へ向かう。
毎度思うことだけど2時間前集合っていうの、どうにかならないっスかねぇ。でもこの日に限ってはまだ夏休みの駆け込み需要からだかどうか知らないがNEXも成田の受付カウンターもいっぱいいっぱい。中にはどうしても座ってきたかったのでグリーン車で来た人もいたようで。こうゆうことも見込んでの2時間なんだとミョーに納得。
そうこうするうちに搭乗、離陸、やがてお食事タイムとなった。

食事の前に運ばれた飲み物は当然の如く台湾ビールをいただき、まあこんなもんだよなあと思いながらありきたりな機内食をいただき、食後の飲み物でウーロン茶をただいて驚いた。ウマイ!渋くない!香りがいい!これがホントのウーロン茶っつーもんなのかなあ、とまだこれから体験する衝撃的事実など想像すらしないうちに台湾へ到着。
台湾までは成田から約3時間。離陸して食事が終わったなあと思ったらもう着陸態勢。近いもんだ。

台湾は暑い。沖縄より南に位置するので当然といえば当然なのだが暑い。しかも亜熱帯特有の湿気のある暑さ。
でもせっかくなんだから、ということで、ホテルに到着後、夕食のピックアップまで少々時間があったのでホテルの近くの晴光市場へでかけることにした。

ところでこの日は旧暦のお中元(7月15日)にあたるそうで、店先のあちこちでテーブルにお供え物を並べ、簡易焼却炉(といってもほとんどが金網のゴミ箱)で神様用のお金という紙切れをガンガン燃やしていた。天上の鬼にお供え物やお金をあげて(上げて)人間界に入ってこないようにしているのだそうだ。
それはいいんだけど、おかげでこちらはただでさえ暑いのにさらに暑く、おまけに紙を燃やしてるもんだから灰が熱風と共に吹き付けられ、人ごみで歩道はまともに歩けず、歩行者としてはたまったもんじゃない。
でもまあ、この日だけのピンポイントなイベントなのでラッキーと思うようにしよう。

さて、晴光市場はビルの谷間の裏通りにある。表通りに面したひっそりとした入り口を入るとそこはもうアジアンワールド。衣料品店の隣に鮮魚店があり、その隣に電化製品の店があってそのまた隣は精肉店で・・といった雑多だけれどカラフルで店の人が適当なのがいい。ソウルも似た雰囲気だったけど、こっちのほうがもっと雑多な気がする。
それに、たまたまかもしれないけれどホテルのレセプションをはじめとしてここでは日本語がほぼ通じるのが嬉しい。
まあ、歴史的背景を考えると手放しで嬉しいと言う事はできないかもしれないけれどね。

一通り見たあと、あまりの暑さにジューススタンドでレモンジュースを買う。

lemon
<檸檬果汁。なぜコアラ?せめてパンダにすりゃあいいのに>

金柑みたいな小さい柑橘類を3つ絞り機でつぶしてレモンジュースに加えていただくというもので、柑橘類のさわやかさとジュースの冷たさで暑さも疲れも吹っ飛ぶ。テイクアウト用の紙コップにほぼ400mlくらいで20元(1元は約3円)。安い。
しばらくぶらついてみたが夕飯も近いので今日はこれくらいにしてホテルへ戻り、夕食に用意されたディンタイホウへ向かう。

わたくしは小ロンポウにそれほど執着があるわけではないので知らなかったんだけれど、ここはガイドブックには必ず載ってるチョー有名店だそうで、最近では日本の高島屋にも進出しているそうだ。
テーブルについて台湾ビールで付け出しをいただいているうちに小ロンポウが運ばれてきた。普通の小ロンポウ(各人5個)にカニミソ(同2個)、ほうれん草、海老2種類(うち1種類は各2個)など5種類(だったと思う)で、これにデザートとして黒ゴマの小ロンポウが付いた。・・・食べられないっつーの。だって、蒸し器は次から次へと運ばれ、空いた蒸し器は次々と片付けられてゆき、まるでフォアグラ状態。味わう余裕も何もなし。
小ロンポウの皮だけでおなかいっぱいという感が否めない。だから言うわけでもないけど、餡もチョーうまい!という感じもなし。
店自体が観光地化されていて地元の人はほとんどいなかったし、日本人の団体客ばっかり。次回台湾に来ても個人では絶対行かない店トップ3には入るだろうナ。それより隣の「赤坂ラーメン」のほうが気になった。^^;;

さあ、おなかもいっぱいになったしホテルへ戻ろう、といって簡単に帰してくれないのがツアーの悲しいところ。
さらに士林(シーリン)市場というところまで連れて行かれ、衣料品や雑貨、CDショップ、食料品店や屋台の並ぶ通りを歩かされた。CDショップには日本のものの海賊版があるそうだが、ここでは見つけ切れなかった。それより、集合時間まではまだ時間があったので反対側の通りのよりディープな屋台群のある一角をのぞいてみることにした。
うーん、こっちのほうが濃い!買い物客のほとんどが地元の人のようだし、独特な食べ物のにおいと人々の熱気で活気がある。函館の朝市や釧路の和商市場なんかを想像してもらえるとわかりやすいかもしれないが、建物の中はほとんどが屋台や鉄板焼きの店で、客は店のまわりのカウンターやテーブル席について注文&食事をする。
建物の外にも屋台はあるけれど、スマートボールや金魚釣り、射的など、遊ぶものが多かった。

ああ、こっちのほうが小ロンポウより何より魅力的なのに・・。
さすがに小ロンポウ腹ではもう何も入らないので明日の夜の楽しみにすることにして、焼きビーフンとマンゴーミルクジュースだけを買って今日は引き上げることにした。
こうして台湾の1日目の夜は更けていったのでした。・・・続く。





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Last updated  September 2, 2004 04:29:10 PM
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