特典ファーストクラスでハワイ目指して三千里

2006/08/07(月)20:19

赤羽 たる鉄

居酒屋情報(53)

B級グルメの聖地、赤羽。ここに最近話題のホルモン屋があると聞いて早速行ってみました。 店は「たる鉄」。新鮮なモツと十四代より美味しい日本酒があるという噂。ホルモンと日本酒。あるようでないこの組み合わせに期待大です。 場所は駅北口から徒歩5分程度。小学校の裏手です。 歩きながら気になっていたのはやはり日本酒。十四代を越える日本酒と店主自ら豪語する酒とは一体なんなんだろう。敢えて十四代を名指しするあたり山形のお酒なのかな。 そうこうしてるうちに着きました。17時開店で着いたのは19時近く。さぞや混んでると思いきやすんなり座れました。 店は狭く、Lカウンターに詰め込んでも20人程度。オープンしたてなのかこぎれいな佇まい。 こちらの店の売りはなんといってもぶれいんず。ぶれいんずってなんだと思います? ブレイン、そう、脳みそです。 ホーデン(たまたま)もありますが、ぶれいんずは初めて見ました。当然注文・・・と思いきやどうにも食指が動かない。ざりがにはホルモン好きですが具体的すぎる部位はちょっとだめなんですw←よわっちい 乾杯はホッピー。つまみを頼もうと店長に「今日のお勧めある?」と聞くと「好きなのどうぞ。」と素っ気ない返事。なんだかなぁ。 とりあえず頼んだのはレバ刺し、タン刺し、ハツ刺しです。鮮度が命のホルモンではこの三つを食べればだいたいその店のレベルがわかります。 注文してからトレイの部位を切り分けこれまた素っ気ない器に盛られて出てきた刺し。 ・・・・・量、少なくない?タン、薄くない? 値段は書かれてないけど恐らく350円。もちろん普通に考えると安いけど、ここはB級グルメの聖地。第一印象は中の下ですね。よほど味が良くないと挽回は厳しいぞ。 まずはタン。・・・・うん、普通。この味でこの量で350円は高いね。×。 次にレバ。・・・・これは美味しい!角がピンッ!と立ち、素晴らしい歯ごたえ。量、質共に文句なく、これはリピートしてもいいレベル。 ハツはいたって普通。可もなく不可もなく。 さあ、二杯目。いよいよ日本酒です!! 壁には大きなPOPで「十四代を越えた酒 雅山流 800円」と書いてます。そうか、噂の日本酒は雅山流だったのか。 店長に確認すると今日の仕入れは彩月とのこと。時期に応じて極月もあるらしい。なかなかいいチョイス。 早速注文。コップになみなみ注がれた酒は1合近い。これで800円では安い。 まずは香りから。みずみずしい吟醸香ですね。生原酒らしい艶のある香りです。含むと少しカラメル的味わいを見せつつもきれいで濃厚な味わい。含み香と味わいのバランスも申し分ない。これは美味しい。やはり雅山流はいい酒ですね。 店長にいい酒だねーと話してると、残り少ないけどもう一銘柄あるよーと出してきたのが【鳳凰美田 純米吟醸 亀の尾】。おおー、失礼ながらホルモン屋でこれがあるとは思わなかった。 この酒、ざりがにも大好きでして、香りと味わいのバランスが素晴らしいんです。一度火入れなんだけどもともと非常に香り高い鳳凰美田においてはむしろ一度火を入れて酒質を落ち着かせた方が美味しい。うーん、いいセンスです。 その後焼き物もいくつか頼みましたがどれもイマイチ。残念ながら日本酒が美味しいだけのお店でした。私は日本酒だけで満足だったので良かったのですが連れは非常に不満の様子。結局早々に切り上げて米山にはしごしちゃいましたw ちなみに米山の地酒は吉田蔵一合400円。これはこれでいい酒ですよね。ここでも生タン動脈つくねetcを食べてああやっぱり米山だなぁとつくづく思いました。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る