VOL-69◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ ┃酒┃┃そ┃┃ば┃┃本┃┃舗┃ 店長のひ・と・り・言・・・。 ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ ★今に芽が出る☆やがて花咲く通信 VOL-69 ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇ こんにちは! 酒そば本舗店長の犬田です。 ★今に芽が出る☆やがて花咲く通信も、今回が VOL-69 ご好評の酒そば本舗店長の歴史へのいざないシリーズ VOL-66 と 67 では、絶大なる権力を保持した徳川将軍も 以外やなかなか大変で少々寂しい暮らしぶりであったというお話 そして前回の VOL-68 では、江戸庶民は我々が思うよりは、 ことのほか豊かな生活を楽しんでいたというお話をお届けしました。 今回はそんな江戸庶民のささやかな楽しみ・・・笑いについて 前回同様、杉浦日向子さんがお書きになった「お江戸風流さんぽ道」(小学館)より ネタを拝借して、酒そば本舗店長の歴史へのいざないシリーズをお届けいたします。 ・ ・ ・ ・ ・ 『江戸っ子の得意技は、ウィットの効いたユーモア溢れる会話であった』 どういうことかといいますと・・・・、 こんな感じをイメージしていただけば、分かり易いかもしれません。 相手から「有難いね」と言われたら、すかさず、 「アリが鯛(たい)なら、芋虫しゃ鯨(くじら)よぉ~」 これが「ありがとう」だったら、「芋虫しゃ二十歳」に変わるんですね。 当時の江戸庶民は、こんな他愛ない言葉遊び、駄洒落で打ち解け、 笑顔からコミュニケーションをはじめようとしたというのです。 杉浦さんいわく、それが、今日まで残っていると。 成句を似た音で別の意味に変えたり、ひねった表現にして遊ぶんですね。 「おっと、その手は桑名の焼はまぐりっていうもんでぇ~」とか 「てぇ~したもんだねぇ~、ったく見上げたもんだ、屋根屋のふんどし」とか 相手が「その手は汚ねぇ~ぞ」と言えば、すかさず、 「てやんでぇ~、北がなけりゃ~、日本は三角になっちまわぁ~」 ・・・よくよく考えてみれば、テレビもない、ラジオもない。 インターネットもあるはずない。あるのはせいぜい瓦版(かわらばん)。 コンピューターゲームなんて、何のこっちゃという時代。 日常会話が、唯一の楽しみであった。 それを徹底的に楽しむよりなかったのかなと思うのです。 江戸っ子の好みは、カラッとした快活なユーモア。 相手をバカにしたり、皮肉ったり卑下するようなのは、下品とされ特に嫌われた。 上等な笑いとは、茶の笑い。 お茶目、茶化す、茶々をいれるの「茶」にあったのだと。 そこで、杉浦日向子さんが、あげておられる江戸流ダジャレ初級編を クイズ形式で数点ご紹介しましょう。 今からあげるダジャレは、どんな様子を洒落ていっているのでしょうか? 1.徳島の天気 2.こんにゃくの木登り 3.じんすけ 4.じごく 5.とんだ茶釜 (答えはこのメルマガの最後に載せておきます。) 全問答えることができた方は、なかなかの江戸人。 250年前にタイムスリップしても、楽しく豊かに暮らしていけること請け合います。 なるほど、江戸の裏長屋の生活って、『ゆ・た・か』に相違ありません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇大好評の『あぁ~、勘違い』シリーズ ニックネーム あなたの娘です さま が遭遇した『あぁ~、勘違い』 あなたの娘です さま は、VOL-51 と 60 に引き続き3回目のご投稿です。 今回もお母様のナイスボケが、なんともおもしろい! 私の妹は英語が好きで、成績も優秀です。 その妹が、交換留学生として、アメリカへ語学留学することになった時のことです。 母はよほどうれしかったのでしょう。 親戚や近所の人に、こう言って自慢しておりました。 「うちの末の娘が、今度アメリカにホームレスに行くんですよぉ~♪」 <酒そば本舗店長のコメント> う~ん、そりゃ~うれしいですよねぇ~。 お母さまのお気持ちがよく分かりますよ。 お母さまは、よい娘さんを持たれてしあわせですね。 そして、あなたの娘です さま は、これまたよいお母さまを待たれて、 ・・・・ご苦労が絶えませんね。(爆笑! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇酒そば本舗店長からのお願い VOL-45、46 と私が遭遇した『あぁ~、勘違い』をお届けしましたところ、 オモシロイ!!というご案内をたくさんいただきました。 ただ、『あぁ~、勘違い』など、なかなかそんなチャンスに遭遇するものではありませんから、 皆さんの中で、そのような愉快な出来事があったなら、ぜひお知らせください。 今回ご紹介したニックネーム あなたの娘です さま の作品のように ニックネーム ○○さま の遭遇した『あぁ~、勘違い』として、 大々的にこの★今に芽が出る☆やがて花咲く通信で、ご紹介してまいります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ★ 酒そば本舗店長の、 本日のオススメ情報ヽ(^o^)丿 ★ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇江戸流ダジャレ初級編の回答ですっ! 1.慌てるの意味 徳島は阿波(あわ)の国でそれが天気(日が照る)で、慌てる(あわてる)となります。 2.震え上がるの意味 コンニャクが木に登ったら、ぶるぶるするだろうということ。 3.どスケベ 感じで書くとじんすけは、「甚助」。甚だしい助平の意味 4.すごい美人 漢字にすると地極(じごく)。地女(じおんな・・・町娘)の極上の意味 5.驚いたとか、当てが外れたの意味 実在した水茶屋のお仙という看板娘をお目当てに行ったら、 茶釜のようなハゲ親父が店番をしていてガックリしたという エピソードから広まった洒落。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日も最後までお読みくださり、有難うございました。m(_ _)m ペコリ! 皆様のご感想・お便りをいただけたら、うれしいです♪ いただいたお便りには、店長犬田が必ずお礼のメールを差し上げます。 ◇ ★今に芽が出る☆やがて花咲く通信 の他の VOL をご覧になりたい方は、 店長ブログ「酒そば本舗奮闘記」の右欄 Free Page に掲載してございます。 こちらのURLからリンクいたします。 ↓↓↓ http://link.rakuten.co.jp/1/006/293/ 厚く御礼申し上げます。 皆様から大好評をいただいた読者参加型メルマガ! 第1弾『似て非なるもの』、第2弾『なぜか気になってしょうがないこと』は、 読者の絶大なるご支持をいただき、大盛況のうちに終了する事ができました。 結果発表ページはブログ[ http://link.rakuten.co.jp/1/006/293/ ] の Free Page 欄 VOL-25 ならびに VOL-44 をご覧下さい。 |