・・・そば!ソバ!蕎麦!・・・酒そば本舗奮闘記!

2005/08/25(木)06:16

たっぷりとつゆをつけて食べる派です! PART4

そばの食べ方(17)

日本を代表する明治の文豪といえば、漱石と鴎外ということになりましょう。今日はその漱石より題材をとってみました。 昨日は、大名人を無理やり引っ張り出して、つゆをたっぷりつけて食べる派にしてしまった手前、つゆをほんの少しつけてすする派にも著名人を紹介しなければ、片手落ちというものでしょう。 そこで漱石の登場となります。正確には漱石の著した「猫」、そう「我輩は猫である」の迷亭先生にご登場いただこうと思うのです。 高校生の頃は、漱石と鴎外の作品を意味もよく分からないままに無理やり読まされたものです。・・・そのわりには、よく覚えていたものですなぁ~。 迷亭先生かクシャミ先生かは定かではなっかたのですが、図書館へ出向いて調べてまいりました。 ありました!ありました!!迷亭先生がナントそばの食い方の講釈をしているではありませんか。 「この長いやつへツユを三分一つけて、一口に飲んでしまうんだね。噛んじゃいけない。噛んじゃ蕎麦の味がなくなる。つるつると咽喉を滑り込むところがねうちだよ。」 「奥さん、ざるは大抵三口半か四口で食うんですね。それより手数をかけちゃ旨くくえませんよ。」 (仮名づかいは読みやすいように変えてあります) はたして漱石は、すする派だったのでしょうか?それともたっぷり派だったのでしょうか?・・・そして鴎外は? でも漱石は、若い時から胃潰瘍の持病持ちであったというではありませんか。 さすれば、たっぷりとつゆをつけて食べる派の私としましては、そばといえどもよく噛んで食するにこしたことはないと思うのであります。

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