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2007/04/24(火)12:34

『殿様の通信簿』

本(503)

今読んでいる本 『殿様の通信簿』 磯田道史 著 天下分け目の関が原を制した徳川家康が江戸に幕府を開いてより、秀忠・家光の創成期は、徳川幕府はまだ磐石とは言えず、たえず諸大名の動向に目を光らせていたのは、周知の事実。 幕府が各地に隠密を放ち、調べ上げた各大名の醜聞を記した「土芥寇讎記」なるものが今日まで残っているのだそうです。 それを元に書かれたのが、この『殿様の通信簿』。 すきあらば改易・取り潰しを狙う幕府とそうはさせじとあの手この手を労する諸大名のやり取りが、おもしろいように描かれております。 特に加賀藩前田家は、外様大名の中でももっとも大きな藩であり、取り潰しの一番候補であったといいます。それだけに二代藩主利長・三代利常は、お家安泰を図り、尋常を通り越した並々ならぬ苦労をしたのが読み取れます。 前田利常について書かれた章だけで3章もあり、一番長いのをみてもそのことが分かろうというもの。「土芥寇讎記」にもおそらく、加賀藩の記述が一番多かったのではないでしょうか。 実は当地地元の富山新聞の連載「我に千里の思いあり」では、ただ今ちょうどその利常の幼少のころ、猿千代時代について書かれている最中で、毎日欠かさず読んでおります。 ちょうど関が原の前あたりですから、猿千代(利常)9歳ころか。十三歳の時に兄の利長が隠居し(お家のために仕方なく隠居した)、加賀三代藩主につくのですから、以後家康・秀忠・家光と三大の将軍の幕閣とお家の存続をかけて陰湿な戦いを繰り広げることになるのです。 昨日この利常の章を3章いっきに読みました。オモシロイ! 歴史に興味のある方、オススメです。ぜひご一読を。 酒そば本舗ただ今セール中です!! さ・ら・に! 【送料無料お試しセール】好評開催中です!! モバイルはこちらから! 携帯電話からもご購入いただけます!!

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