・・・そば!ソバ!蕎麦!・・・酒そば本舗奮闘記!

2015/05/03(日)16:13

田植えの時期と父ちゃんの休みの関係

今日あったこと(854)

いよいよ列島は大型連休に突入。5月のスタートの日は、肌寒い日曜となりました。 当地北陸富山は、日本でも有数の米どころ。すでに田起しを終えた田んぼには水が入れられ、代掻きが行われています。 会社の2階東側の窓から、その代掻きの作業が終わった田んぼを撮りました。画面右側に青々と写っているのは、昨年の秋に蒔かれた麦。 先ほど米どころと言いましたが、当地では兼業農家がほとんどで、米作り専業の農家は皆無といっても過言ではありません。農作業の担い手は、じいちゃん、ばあちゃん、母ちゃんの所謂"三ちゃん農家"ですが、田植えや稲刈りの農繁期には、普段は勤めに出ている一家の大黒柱の父ちゃんが、農機にまたがり活躍することになります。 そういった父ちゃんの勤めの関係から、数年前まではこのゴールデンウィークの間に田植えまでを済ましてしまう農家が多かったようです。しかし、いかに早稲の品種とはいえあまり早く田植えをすると、十分気温が上がりきらないうちに稲が開花から受粉・結実の時期を迎えることになります。そのために収穫されるお米の等級が上がらないという弊害が発生することが分かりました。県の農業試験場や農協の指導もあって、近年ではこぞって5月下旬まで待って田植えをするようになりました。 そういった事情で、父ちゃんにも少しは休みがあたるようになったと言えるのかも知れません。 水がいっぱいに張られた田んぼは、まるで静かな湖面のよう。水面を鈍く光らせています。5月下旬の田植えに向けて、父ちゃんの出動を待っているかのように見えて来ますね。 ◆酒そば本舗トップページへ◆ **貴方の共感できる生き方がきっとある**

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