2015/04/13(月)15:40
渡り鳥の習性をお忘れか?
動物園で飼育していた動物が逃げ出したという話はたまに聞きますが、囲いのない自然の池で飼われていたハクチョウがいなくなったからといって、逃走したと言うのはどうだろう?
ウエブトピックスより
逃走のハクチョウ大捜索へ 薩摩川内市、予算300万円
1975年から観光用として池に放ち餌付けをして来たという薩摩川内市からしてみれば、ハクチョウに恩を仇で返された思いなのかもしれませんね。しかし、そもそもハクチョウって渡り鳥ですよね。シベリアから日本などに飛来し冬を過ごし、春になるとシベリアの営巣地めざして北へ帰る。ハクチョウにしてみれば、受け継いできた遺伝子に刻まれた情報に忠実に従っただけのこと。餌付けをすれば北帰行を忘れさせることができると考える人間の目論見が狂っただけのことです。
今ごろはシベリアに渡り、餌こそ自分で捜さなければなりませんが、大自然に溶け込んだ日々を満喫しているに違いありません。
捜索のための予算300万円は、無駄金に終わるのは誰が見たって明らかではありますまいか?
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