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2015年04月28日
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あなたの趣味はと問われれば、差し障りのないところで読書と答えています。なかにはさらにどんなジャンルのものを読んでいますかとたたみ掛けて来る人がいて、まったく困ったものです。(笑!

そんなときには、歴史もの、時代小説などと相手の顔色を窺いながら答えることになるのですが・・・。

最近縁があって歴史学者であり作家の加来耕三(かくこうぞう)氏の講演を聴く機会がありました。日頃どちらかといえば歴史好きであると自認する私でありますが、歴史の魅力がどこにあるのか、自分でもよく分かっていなかった。

それをはっきりとさせてくれたのが、加来さんの「歴史に学ぶ」という講演。

余談になりますが、「加来(かく)」という姓名はそうそうあるお名前ではありませんよね。私は歴史もののなかでも信長、秀吉、家康に代表される戦国時代後期から江戸時代初期のものを多く読みますが、大正末期から昭和初期の時代、いわゆる先の大戦を扱ったもの、特に旧海軍関係のものにも食指を伸ばします。

大戦の趨勢を決したといわれるミッドウェー海戦に出撃した日本の第2航空艦隊の旗艦飛龍の艦長が加来止男(かくとめお)という方であったはずです。第2航空艦隊司令長官山口多聞少将と加来止男艦長のコンビといえば、歴史好きには忘れることのできない名前ですね。もしかしたら加来耕三さんは加来止男さんのお血筋ではなかろうかと想像していますが、息子さんにしてはお若いしお孫さんにしては歳がいき過ぎているようにお見受けしますから、定かではありません。


さてその加来さんいわく、歴史好きに歴史上好きな人物をあげよと問えば、日本人なら先ずダントツに織田信長。次に女性に特に人気のある坂本竜馬、第三にはなぜか中国に飛んで時代もずっと遡り諸葛孔明と続くのだとか。

この三人に共通するのが、人生のある時期において突如大人物へと変身したタイプのいわゆる英雄であると。そういう人物に我々は弱いということらしいのです。

どうですか、皆さん。この説に信長ほどぴったりの人物はいませんよね。
・・・私の歴史好きがどの辺からきているのかが、よく分かりました。

さらに加来さんの説は続きます。さすが歴史学者と感心しました。

こうした英雄像は同時代の一面的な資料や後世の講談・小説などによって作り上げられたもので、歴史学的な実像とは隔たりがある。ある時一挙に英雄へと飛躍するというようなことは歴史学的にはありえないこと。この三人が三人とも英雄になるのに必要なプロセスを踏んで初めて後に英雄呼ばれるにいたった。NHKの大河ドラマを観てロマンや夢を感じたり、歴史が分かったと思い込んでいるようではダメだと。

・・・う~む、小説を読んだり、歴史ドラマを観たりして、ロマンや夢を感じたりって、私そのものじゃないか。。。


もう少し、しっかりと歴史を勉強したいと思った次第です。そこで今読んでいる本。

「本能寺の変 431年目の真実」(明智 憲三郎著 文芸社文庫)



・・・明智憲三郎?・・・アケチ?・・・よもや明智光秀の末裔かと思ったのは私だけではありますまい。

著者紹介を見れば、なんと秀吉による明智残党狩りの手を逃れた光秀の子・於寉丸(おづるまる)の子孫と書いてあるではありませんか。

光秀に於寉丸という子どもがいたということも、正直言って私の知識の外でした。その子孫が日本史最大かつ最も謎に包まれたクーデターを膨大な資料を基に客観的に解き明かそうというのです。私的には、光秀の末裔という主観的見地から解き明かしてもらってもいっこうにかまわないのですけど。(笑!

私の先祖は時の権力者によって謀反人に仕立て上げられたと。歴史は時の権力者によって塗り変えられるというのが歴史学者の定説でもありますからね。

ん!?・・・時の権力者?・・・待てよ、ならば秀吉じゃないか!


なぜ光秀は信長を討ったのか?いや、討たなければならなかったのか?あるいは、討たせられたのか?背後にうごめく何かがあったのに違いない。光秀の末裔・明智憲三郎氏は、本能寺の謎をどのように解き明かしてくれるのでしょうか?



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最終更新日  2015年04月28日 12時06分29秒


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