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それにしても「やぶ医者」って本来は名医を意味する言葉だったとは驚きでした。 日本の各地域・地方が、 それぞれの特徴を活かした自律的で持続的な魅力あふれる 社会を築くことを目標に、安倍首相が掲げたのが「地方創生」政策でした。 過疎化・高齢化に悩むへき地で地域医療に励む若手医師をたたえる兵庫県養父(やぶ)市の「やぶ医者大賞」プロジェクトは、まさにそのお手本のような取り組みといえましょう。 惜しむらくは「やぶ医者大賞」の賞金が医師1人50万、2人選んで年間100万の予算だというのは、さみしい限りですね。1000万、いや、せめて500万でも国の「地方創生」予算から工面できないものかと思います。 安倍首相、如何か? さて話は「やぶ医者」にもどって、私の学生時代のとある友人の名前に関わる話。 友達に大藪(おおやぶ)という名前の学生がいた。ある講座の教授が授業開始の前に、名簿を見ながら出席を取っていて、 「○○君、○○君、大藪(おおやぶ)君、・・・!」 「大藪君!?・・・君は工学部を目指して賢明だったね。これが医学部であったら、改名せにゃならん・・・」 私は、心の中ですかさず、そしてひそかに言ったのでした。 「教授!教壇に立たれるのも結構ですが、高座に立たれても立派に通用しますよ!」 確か大学3年の後期に組まれた授業でのことでした。たったこれだけのことで、私は次年度からの所属研究室をこの教授の研究室に選んだのでした。もちろん、大藪君も一緒でしたね。(笑! もう40年前のことにもなろうかという古~い話。高座にに立っても通用すると私に言わしめた教授は、山田保先生。御存命なら白寿を超える年齢におなりのはず。 山田先生にもぜひこの「やぶ医者」って本来は名医を意味するという「やぶ医者大賞」のニュースを見ていてもらいたいものだと思ったことでした。 そしたら先生のことです。きっとこうおっしゃるに違いありません。 ほう~、やぶ医者が名医と。そしたらあのとき大藪君に言ったことは、それこそ藪をつついたってことになるなと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月01日 09時07分09秒
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