カテゴリ:トピックス
世に「乗り鉄」とか「撮り鉄」とか鉄道ファンが多いのは、人をして鉄道は見知らぬ土地へ人を運んでくれる、その見知らぬ土地はきっと夢と希望に満ちているに違いないと思わしめるからに違いありません。 鉄道ファンに惜しまれながら懐かしの車両がまた姿を消したという、鉄道ファンならずとも少々寂しいニュース。 ウエブトピックスより、秋田)寝台特急「583系」ラストラン 私は○○系という鉄道車両の型番についてはまったくの素人ですので、唯一残っていた「583系」車両と言われてもピンときませんが、同時に配信されている写真を見ると、クリーム地にブルーのストライプに塗られた車両は、その昔私の地元を走る北陸線でも姿を見たように思います。 夜には寝台車にもなる4人向かい合わせの座席の車両ということですから、それなら、もしかして富山ー名古屋間を走っていた特急"しらさぎ"のうちの何編成かにも使われていた車両ではなかったかと思うのです。 "しらさぎ"はクリーム色の地に赤のストライプが塗られていて、進行方向に合わせて2人掛けの座席が回転できる構造になっている車輌(残念ながら何系というのかわかりません)が主力で使われていましたが、固定された4人向かい合わせの座席の"しらさぎ"にも、何度か乗り合わせた記憶があります。 今思えばきっとその車両が「583系」だったに違いありません。今から30年にもなろうかというずいぶん昔のことですがね。(苦笑! その昔当地富山から名古屋へは高山線のディーゼル特急"ひだ"で、6時間~7時間もかかったものが、北陸線米原経由の"しらさぎ"が登場して4時間半余りで行けるようになり、学生時代はもっぱらこの"しらさぎ"にお世話になったものです。 その"しらさぎ"も北陸新幹線が金沢まで開業して、始発が金沢からになってしまい、富山からはとても利用しにくい列車になってしまいました。高山線の"ひだ"は、"ワイドビューひだ"と名前を変え新しい車輌で運行され、人気を呼んでいるということですが、残念ながら名古屋まで直通で行く列車はなくなってしまったようです。上りも下りも名前のとおり高山までとなったようです。 今は東海北陸道が整備され、高速バスが何本も運行されていますから、富山からは料金も安く鉄道と変わらぬ時間で行けるバスを利用する人が圧倒的に多いようです。 ・・・おつかれさま、寝台特急「583系」。 学生時代利用した特急"しらさぎ"が、固定式の4人掛けの座席の青のストライプの車両のとき、何かちょっと得をしたような気持になったことを懐かしく思い出すのです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月11日 13時40分03秒
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