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全国都道府県の持つブランド力、魅力のある県はいったいどこ? ウエブトピックスより、 あなたの県はさて何位? 都道府県魅力度ランキング 魅力度や認知度など77項目について質問の回答結果を点数化したもの、その1位は8年連続で北海道、2位が京都。当地北陸富山にある老舗の地方デパートでも、毎年必ず「北海道展」と「京都展」の催しものがあるところをみれば、この2つの道府の人気は不動といえるのではないか。 わが故郷の富山県は、昨年の30位から18位へ大躍進。やはり北陸新幹線効果により、首都圏から2時間と時間的距離が縮まったことが大きな要因でしょう。 新幹線開業に合わせて、富山県としても全国、とりわけ首都圏からの企業誘致を進める政策を推し進めているところだそうです。ファスナーとアルミ建材の大手企業YKKが本社機能の一部を東京から地元の黒部市に移したほか、アニメーション作家や陶芸家、音楽家などの芸術家が活動の拠点を富山に置くといった事例が数多くみられるということです。 また富山大学の人気も首都圏からの受験生らに人気があり、偏差値が上がったという報道も耳にしています。 そんな中、地元の大手機械メーカーのトップによる俄かには信じがたい発言に、当地は上を下をの大騒ぎの様相を呈しています。 「富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です」 「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです」 「ワーカーは富山から採ります」 本社機能を創業の地富山から東京へ移すというのは、個々の企業の事情と方針によるものだから良しとしても、「富山県出身の学卒者は保守的で閉鎖的だから採用しない」といった趣旨の本間不二越会長の発言、皆さんはいかが思われますか? これが売上高4千憶を目指す一部上場企業のトップの言うことかと情けない気持ちでいっぱいになります。 百歩譲って、「富山だけでなく、幅広い地域の優秀な人材を採りたい。既成の考え方にとらわれないチャレンジ精神豊かな人を求めている」という趣旨であったしても、企業のトップとして、いや社会人として甚だしく会話力が欠如していると言わざるを得ません。 このような硬直した考えを持つトップの企業には入社したくない・・・、来年4月の新規採用を不二越に求めている学生ばかりでなく、投資家も大きく失望したに違いありません。 この発言の趣旨を問う地元北日本新聞の取材申し込みに、本間不二越会長はいまだに何の返答もないというのも、企業としての対応力が問われます。 不二越どうした!? 不二越どうする!? この騒動を収束するには、本間会長の速やかな引責辞任しかないように思われます。 ![]() にほんブログ村
最終更新日
2017年07月16日 12時20分03秒
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