カテゴリ:今日あったこと
携帯のカメラ機能を夜景モードにして撮りました。 携帯のメモリーには4時17分と記録されています。実際に太陽が顔をのぞかせたのは4時35分ころだったでしょうか。 当地北陸富山では平野部から見て東の方向には、3000メートル級の北アルプス立山連峰が屏風のようにそびえていますが、写真に写った今日の日の出の方向は、北アルプスの稜線が富山湾に向かってなだらかに傾斜していって、徐々に標高を下げていく北側の端あたりになりますから、おおよそ標高1000メートルくらいのところになりましょうか。 新聞の暦欄を見ると本日の日の出は午前4時26分とありますから、太陽は約1000メートルの標高を10分あまりかけて昇る(登ると言ってもよさそう)というわけです。 ところが春分の日や秋分の日になると、日の出の位置は上の写真のずっと右側(南側)になりますが、そこは北アルプスの3000メートル級の山々が峰を連ねているところ。太陽は夏至のころより20分あまり時間を費やすことになります。 季節による日の出の位置の変化を調べてみると、これが意外とおもしろい。4月30日に詳しく記していますので参照ください。 ここでは写真だけを転載しておきます。 4月30日。春分の日から1週間経って。 鉄塔がアルファベットの「A」のように見えておもしろいでしょ。この写真を引いたものが、次の写真。右手前の用水路の延長線上にあるのが北アルプスの秀峰剣岳。 春分の日の1か月前、2月上旬に同じアングルから撮ったもの。 春分の日を挟んで前後2か月の間に、日の出は剣岳をちょうど真ん中にして、3000m級の北アルプスの山々の稜線を南側から北側(写真の右側より左側)へ、大きく移動しているのが見て取れますね。 ちなみに春分の日(秋分の日も)には、剣岳の頂上付近から日が昇ります。 被写体が被写体だけに恐ろしいほどの逆光。まるで心霊写真のようですが、この方がかえって日の出のリアルさがお伝えできるのではないかと思っています。私自慢の1枚です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月23日 12時10分05秒
[今日あったこと] カテゴリの最新記事
|
|