カテゴリ:ひとり言
若者の間で人気のある「青春18きっぷ」。いかにも旅情を煽るネーミングが憎いですね。日々の生活に追われ、余裕のない中年オジサンにとっては、これほど甘酸っぱい郷愁を誘う言葉はありますまい。 「青春18きっぷ」片手に、普通列車に飛び乗り、一日でどれだけ遠くまで行けるかというようなことをやれるのは、やはり若者の特権といえるでしょう。 ・・・できるものならあの日に帰りたい。 一日11850円で乗り放題というこのキップ、1枚の有効使用期間が1日だから、1日かけて遠くへ行けるだけ行ったなら、帰りは2枚目を購入して戻って来なければならない。ところが、行きと帰りの普通列車の運行や時間が違うので、必ずしも2日で帰って来られるとは限らない。そこがこういった旅のおもしろさでもありますね。 時間がたっぷりあっても金はない若者には、うってつけの「青春18きっぷ」ですが、時間のないオジサン(・・・意外や時間ばかりでなく金にも余裕のないオジサンも多いんですが)だって、そういう旅がしてみたいです。 そんなオジサンにおすすめなのは、「青春18きっぷ」を買ったつもりで、そして若きあのころに帰ったつもり(ここが一番肝心なところです)で、さらに隠れたベストセラーブックJR時刻表を1冊買い求めてきて、乗り継ぎ列車のダイヤを調べる「中年仮想18なりきりきっぷ」の旅。 ・・・ということで私も時刻表を買ってきて、喜々として「中年仮想18なりきりきっぷ」の旅に挑戦してみたのでしたが。 ダイヤを繰ろうと時刻表を覗けば、あまりに文字がぎっしりと細かく書かれているので、近眼のメガネを外してもなかなか読み取りにくいというあまりに冷酷な現実に、オジサンはただただ愕然とするばかりなのでした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月04日 12時50分07秒
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