2019/08/19(月)13:00
四肢失った人々の苦痛を「鏡」が救う
いよいよ東京オリンピック・パラリンピック開幕まで1年。
テレビなどを見ると、体の障害を克服してスポーツに挑むアスリートの姿が紹介されています。
体にハンディキャップを負っているにもかかわらず、高い運動能力が発揮できるのは、日ごろの肉体の鍛錬はもちろんでしょうけれど、並外れた強靭な精神力の持ち主でなければ叶うことではありません。
しかし、そういったアスリートであってさえも、不幸にして失ってすでにないはずの手足が痛むということを訴える人がいるとか。
素人ながら、失った足へ続いていく神経が切断されている末端から、何らかの痛みの信号が送り出されるのかなと思ったりするのですが、現代の医学でもはっきりとした原因が分からないと聞きます。
ウエブトピックスより
「失った脚が痛む」、四肢失った人々の苦痛を「鏡」が救う
記事を読むかぎり、手足を失ったことにより脳に強い混乱とストレスがかかり、脳が自ら痛みを作ってしまっているということになりますね。いわば幻覚のようなものでしょうか?
それを鏡に写った動いている手足を見ることによって、あたかも健常な手足が体についているかのように、脳の錯覚を誘うというこの理学療法、よい成績を納めているということですから、人間の頭脳って緻密なようで意外に大雑把なところもあるのだなと興味深く記事を読みました。
強く念ずれば願いは叶うとよく言われますが、なるほどこのような脳の仕組みを利用しているのかも知れませんね。
東京オリンピック・パラリンピックでの、パラリンピックアスリートの活躍を祈念して已みません。
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