1548398 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

・・・そば!ソバ!蕎麦!・・・酒そば本舗奮闘記!

2019年09月22日
XML
カテゴリ:ひとり言

毎週日曜日のお楽しみ、漢字学者阿辻哲次氏の日経連載「遊遊漢字学」

本日阿辻先生が取り上げた漢字は「佳境(かきょう)」。

まず本題に入る前に、皆さんは食事のときに、好きなものから先に食べますか、嫌いなものを先にして、好きなものを後から食べますか?


「佳境」とは、言うまでもなく「物語、演劇などが興味深い場面にさしかかり、大いに興味が増して来る」ことを指すことば。テレビのバラエティー番組のMCを務めるビートたけしが、「さあ、いよいよ盛り上がってまいりましたっ!」と言って視聴者の笑いを誘うのは、まさしくこの「佳境に入る」ことを指していますね。

「佳境」の由来は、中国晋の時代の画家・顧愷之(こがいし)の奇行にまで遡ることが出来ると阿辻先生は教えてくれています。

晋書の文苑伝には、当時の人が愷之の並外れた才能を「愷之に三絶あり。才絶、画絶、痴絶なり」と評価したという記述が残っているのだとか。

ここでいう「絶」とは、並外れた才能という意味で、「痴絶」とは並外れた馬鹿さ加減ぐらいの意。俗に天才と馬鹿は紙一重というように、芸術家には一般人とはかけ離れた奇行が多くみられることは、古今東西を問いませんね。

甘蔗(さとうきび)をいつも根元の方からかじって食べる顧愷之に、どうしてそのような食べ方をするのかと人が尋ねたところ、こうすれば「漸(ようやく)く佳境に入る」と愷之は答えたのだとか。

私はサトウキビを食べたことはありませんので想像するだけですが、おそらく根元に近いところは繊維質で甘みも薄くてあまり美味しくはないのだと思います。柔らかくてジューシーな先の方を食するのが、中国晋の時代でも常識とされていたのではないか?

まあ、しかし、サトウキビのかじり方に由来とする「佳境に入る」という熟語が、1600年以上も経った、しかも海を隔てた極東の島国で残っているというのは、驚き以外の何物でもありません。


さて冒頭にあげた食べ物の食べ方、私は好きなものを後に残しておく「佳境」派ということになりましょうか。(笑!





◆酒そば本舗トップページへ◆

**貴方の共感できる生き方がきっとある**

にほんブログ村






最終更新日  2019年09月22日 11時50分06秒
[ひとり言] カテゴリの最新記事

PR

サイド自由欄



◆酒そば本舗◆

酒そば本舗トップページへ



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村



FC2ブログランキング



人気ブログランキング


PINGOO!カテゴリノンジャンル




ブログ村ブログコンテストで優勝しました


[国際紛争トーナメント]
●中国の要人はどこの国製のケータイを使うべきなのか・・・?

[老人を敬う又は若者に敬われるトーナメント]
●「敬老の日」と「老人の日」

[あっと驚く?トーナメント]
●その手は桑名の焼き蛤よ

[みんなで盛り上げるトーナメント]
●坊さんがランウエイを歩く時代

[みんなが 参加できるトーナメント]
●「消防署カレー」

[無差別級トーナメント]
●ピアスの功罪

[なんでんかんでん12トーナメント]
●お隣の大国の弔い事情

[読書を広げようトーナメント]
●年末年の瀬の事件簿

[歴史にまつわる話題トーナメント]
●「偉人たちのカルテ」

[外交に関することトーナメント]
●「桜の起源」

[ちょっと真面目に9トーナメント]
●「挨拶の本来の意義」

[最近のエントリー3トーナメント]
●「 『わびル』の意味 」

[読書で手を繋ごう8トーナメント]
●「 お奨めの一冊『江戸川柳で現代を読む』 」

[忍び寄る秋の気配トーナメント]
●「夜明け前」

[日常9トーナメント]
●「遊遊漢字学」が楽しみ♪

[そんなまさか! 5トーナメント]
●「ラーメンが好きといっても」

[政治記事 93トーナメント]
●「57憶円ポンと出しますとおっしゃる人」

[バんな そカな4 トーナメント]
●「賢者の夢とやら 」

[心温まる生活99 トーナメント]
●「ヒトはなぜ酒を飲むのか? 」


酒そば本舗奮闘記

人気記事ランキング☆ベスト5


このブログが読まれています!


☆ベスト1 (2007年01月20日)
もりそば1枚の量は?

☆ベスト2 (2013年01月12日)
鉛筆の芯の先が尖った状態を何んと表現しますか?

☆ベスト3 (2009年08月26日)
鳴くはずもない動物の鳴き声

☆ベスト4 (2015年05月26日)
セキセイインコに率いられたスズメの群れを見たことがあります

☆ベスト5(2015年08月07日)
モノを売らずに喜びを売れ・・・!





◆酒そばよもやま話◆

● 粒と粉
● そばと蒸篭(せいろ)
● 月明蕎麦花如雪
● そばの食べ方
● 酒中の仙人
● そばは忌み言葉だった!?



カレンダー

カテゴリ

フリーページ

プロフィール


酒そば本舗店長


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.