2019/12/30(月)11:50
人生80年時代を迎えて
厚生労働省の発表によれば、2018年の日本人の平均寿命は、女性が87・32歳、男性が81・25歳で、いずれも過去最高となったということです。
ウエブトピックスより、
【2018年発表】日本人の平均寿命、過去最高に 3大疾病の死亡率が改善
信長が人間50年と「敦盛」を舞って果てた時代から400年が過ぎ、思えば平成の御世になって30年が過ぎ、新しい令和の御代を迎えた我われは、確かに少なくとも信長より30年は長く生きられるようではあります。
しかし、ほんの70年ほど前には男女とも60歳を超えていなかったということですから、昭和の大戦があったからとはいえ、信長・秀吉の時代から昭和20年代半ばまで、人間50年、60年生きられれば儲けものという時代であったことが分かります。
そこで平均寿命が80歳代になりさらに延びしろがあるということであれば、自分も80歳までは生きていられるかもしれないと淡い期待を抱いてしまうのが、煩悩にまみれた人間の性というものでしょうか。
よくよく考えてみると、日本の平均寿命が60年、70年かかって60歳から80歳へと20歳延びたその時代を、私は生を受け今日まで生きてきたということになります。
残された人間80年の世を如何に生きるべきか、依然としてその術を知らぬ自分自身を振り返り、焦りとも諦めともつかぬ複雑な気持ちに苛まれています・・・。
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