カテゴリ:ひとり言
今年の成人の日は暦の関係で1月13日でした。例年式典の壇上に乱入した新成人が自治体の首長の挨拶を妨害するといった目を覆いたくなるような情けない事件が報道されて来ましたが、今年はそこまでに荒れた成人式というような自治体は見られなかったようですが・・・。 しかし、例年男女問わず奇抜な衣装の新成人があつまることで全国的にも注目度が高い北九州市の成人式に集まった一部の新成人のいで立ちは、これはハロウインの仮装ではないかと見まごうばかり、正直驚きました。 人生は人それぞれというものの、この新成人は20年後、30年後どのような人生を歩んでいるだろうかと思わずにいられません。 ウエブトピックスより、 成人式から20年以上を経た40歳以上の人生の先輩たちが新成人に伝えたいことベスト10 これは、かの新成人ならずとも耳を傾けるに十分値する含蓄のある教訓といえそうです。 ベスト5を抜書きしてかの新成人に贈りたいと思います。 1位 貯金をしよう 561ポイント 待ち受ける転機に備えるべし、「備えあれば憂いなし」だと。 2位 本当にやりたい仕事を 510ポイント キャリアアップへ基礎力を養うべし、やりたい仕事がやれる幸せを知るべしと。 3位 勉強しよう 472ポイント 脳が若く、時間のあるうちに吸収すべしと。 4位 家族を大切にしよう 448ポイント 自分を思ってくれる親や祖父母ら家族がいつまでも健康で元気とは限らない。家庭を持って家族のありがたみがさらにわかると。 5位 役に立つ資格を取ろう 430ポイント 頑張って取得した資格が味方になって、収入や仕事への満足感が高まるのだと。 さて、私は青春を陽水の歌を聴いて過ごした世代ですから、言わずと知れた「人生が二度あれば」の響きを誰よりも切実に感じる者の一人です。 1位から5位までそれぞれそのとおりなのでしょうけれど、1位については事業を起せば貯めるのは10万、20万でも、往々にして2000万、3000万の支出に迫られることに狼狽することになるのも世の常ということを知っておくべきだと言っておきたいです。だからこそ10万でも20万でも蓄えることが大事といえるかも知れませんが・・・。(苦笑! 2位については、働く時間を1日8時間としたならば、一日の1/3を費やす時間が楽しく充実することになりますから、こんな幸せなことはないですよね。まったくそのとおり!・・・しかし、大部分の人は大概20歳でやりたいと思ったことが、実はそうではなかったということを経験することになるようですが。 だからこそ白鳥のコスチュームをして成人式に出たかったと言われれば、返す言葉がありませんが・・・。(苦笑! 4位については言わずもがな。こんなことを20歳になって改めて心するようでは先が思いやられます。 5位については、確かに「芸は身を助く」と言いますからね。しかし、はっきり言って20歳でそんな保守に走ってどうすると言いたいです。「必要は発明の母」とも言いますね。必要に迫まられたときに必要なことを用意できる才を持ち合わせることが大事なのです。 さて最後に残った3位について、これこそ「人生が二度あれば」、20歳の自分に化粧箱に詰めて熨斗を掛けて贈りたい言葉です。・・・もっと勉強しておけばよかった。節にそう思います。 老婆心ながらつけ加えておきますが、勉強すれば良い学校に入れ、良い就職先に就け、良い収入が得られるからというのではないことは、すでにお分かりでしょう。若いときにこそいろんなことを吸収し、自分を高めることが出来るのです。自分を磨くということです。確かに年を重ねてから磨けないこともないでしょうが、年をとってからからの磨きは、せいぜい曇りを防ぐくらいのものでしかないように思えてなりません。 古人いわく「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」と。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月16日 12時00分33秒
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